オール電化

2024/04/26

エコキュートに転倒防止の金具は必要?地震に備えてやっておきたい対策も分かりやすく解説

エコキュートに転倒防止の金具は必要?地震に備えてやっておきたい対策も分かりやすく解説

エコキュートは貯湯タンクユニットを設置しますが、地震で転倒するリスクがあります。そのため、施工業者や家庭によっては転倒防止金具を設置しているケースがあり、自分にも必要なのではないかと考える人も居るかもしれません。

そこで今回は、エコキュートに転倒防止の金具は必要なのか解説します。地震に備えてやっておきたい対策も解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

エコキュートに転倒防止の金具は必要か

エコキュート転倒防止金具

結論から申し上げますと、エコキュートに転倒防止の金具は必須です。

2013年4月1日に「給湯設備の転倒防止措置に関する告示の改正」が行われており、エコキュートのような貯湯タンクユニットがある給湯器に行う転倒防止措置の基準が明確化されました。

基礎工事の種類によって転倒防止のやり方は多少異なりますが、コンクリート基礎の上に固定して、適切な種類や本数のアンカーボルトでの固定が求められます。

告示の改正前にエコキュートを設置した家庭では、上記の転倒防止の金具が設置されていない、不十分である可能性があります

エコキュートの貯湯タンクユニットの脚が基礎部分からはみ出ている、タンクが地面に対して傾いている、アンカーボルトで固定されていないなどの状態では地震や振動で倒れる恐れがあるため、すぐにでも施工業者に工事を依頼しましょう。

地震対策の追加の転倒防止金具は必要?

エコキュートを設置したタイミングによっては、住宅の外壁と貯湯タンクユニットを固定する転倒防止金具を設置しています。かつては、この転倒防止金具を設置していましたが、現在では取り付けないケースがあると覚えておきましょう

取り付けないケースが発生したり、2013年に転倒防止措置の改正を行ったりしたのは、2011年に発生した東日本大震災が原因です。

エコキュートは2001年に販売を開始した給湯器で、2012年頃までは転倒防止金具を使用するのが一般的でした。

しかし、東日本大震災が発生した際には、転倒防止措置金具はエコキュートを支えることができず、住宅の壁を剥がしてしまう事例が幾つも報告されています

壁に固定されていると耐久性が高いように思えますが、貯湯タンクユニットは満水時だと400kg~600kgになっており、壁付けの具だけで支えることは難しいです。

そのため、転倒防止措置措置は適切な種類、本数で基礎に行うことが義務化されており、必要に応じて上部を壁に固定します。

上記の理由から、現在では取り付けていないご家庭も存在します。

しかし、転倒防止措置金具があることで壊滅的な被害を免れるケースもあるため、地震対策を本格的にやりたい方は専門店に相談してみましょう。

エコキュートの設置のやり方

エコキュートはエアコンの室外機に似たヒートポンプユニットが電気と空気の熱を利用してお湯を沸かし、貯湯タンクユニットで溜めておいて必要に応じて各所に給湯する貯湯式給湯器です。

貯湯タンクユニットは貯湯容量によって高さが異なりますが、460Lなら2mを超えることも珍しくありません

また、タンク部分だけでも60kg~90kgあり、内部に水や湯が溜めてある満水時では400kg~600kgに達する大きい住宅機器です。

普通に設置すると重みで沈んでしまい、傾いてしまう恐れがあるため、エコキュートを設置する際には打ち基礎かエコベースといった基礎工事を行います。

それぞれ、順番に解説します。

打ち基礎

打ち基礎とは、現場で直接地面に打つタイプのコンクリート基礎を指します。生コンクリートを高密度に充填するために入念に打ち込むため、「打ち基礎」と呼ばれています。

コンクリートを固めるための養生期間が必要になりますが、余分なコンクリートがはみ出ず、内部に打ち込まれたアンカーによって固定されるため、耐久性能はかなり高いです。

主に、新築住宅にエコキュートを設置する際に行われる工事になります。

エコベース

エコベースとは、メーカーが製造販売している既製品の基礎を指します。

商品によっていくつか種類があり、形状や施行手順に違いはありますが、高い強度と安全性があり、短時間で作業が完了するなどのメリットは魅力的です。

主に、既存住宅にエコキュートを設置する際に行われる工事です。

エコキュートでやっておきたい地震対策

現在のエコキュートは2013年4月1日に施行されたガイドラインに従っており、基礎工事の際にアンカーボルトで固定しているため、ある程度の耐震性能はあります。

しかし、震災が起きたときに倒れてしまい、塀や住宅を傷つけてしまう恐れはあるため、事前に次のような対策を行っておくと良いでしょう。

  • 耐震性能が優れているエコキュートを設置する
  • メーカーの説明書通りに設置されているか確認する
  • メーカー指定の転倒防止金具を設置する

上記を順番に解説します。

耐震性能が優れているエコキュートを設置する

これからエコキュートを購入しようと考えているなら、耐震性能が優れているメーカーの機種を購入しましょう。

最新のエコキュートは病院や学校、避難所などで使用できる「耐震クラスS」を達成しており、耐久性に優れている機種が多いです。

なかでも、パナソニックとダイキンは貯湯タンクユニットの脚を4本にしていることから、耐震性能が優れているメーカーとされています。

一般的なエコキュートの貯湯タンクユニットの脚は3本が多いですが、パナソニックとダイキンは4本に増やすことで振動を分散して受けることができ、転倒のリスクを減らしています。

実験でも3本脚よりも、4本脚のほうが負荷は抑えられていると判明しており、地震が起きても倒れにくいエコキュートです。

メーカーの説明書通りに設置されているか確認する

耐震性能に優れているエコキュートでもメーカーが指定した通りの設置がされていなければ、本来の性能を発揮することはできません

とくに、アンカーボルトが基礎にしっかりと打ち込まれていないと、地震が起きても倒れてしまう可能性が高いです。設置工事が終わったら、目視できる範囲で構わないので、メーカーの説明書通りに設置されているか確認しましょう。

メーカー指定の転倒防止金具を設置する

現在の転倒防止措置は、基礎部分にアンカーボルトを打ち込むことですが、メーカーによっては耐震性能をアップさせる転倒防止金具や道具を販売しています

例えば、ダイキンでは転倒防止金具と補強プレート付脚部化粧カバーを販売しており、設置することで耐震性能を最大140%アップできます。

別売りの商品のため、追加で購入する必要はありますが、地震が起きても倒れにくくなるため、安全性を重視する方は設置を検討しましょう。

エコキュートが転倒した場合の対処法

アンカーボルトを設置したり、上記の地震対策を行っていたりしても、地震の規模や場所によってはエコキュートが倒れてしまう可能性はあります。

実際、大きな地震の後には貯湯タンクユニットが倒れてしまったという相談はいくつもあり、きちんと施行されていても転倒は避けられません。

そのため、エコキュートが転倒した場合は次の対処法を実践しましょう。

  • エコキュートへの給電と給水を止める
  • 施工業者やメーカーに修理か撤去を依頼する

上記を順番に解説します。

エコキュートへの給電と給水を止める

最初にやっておくべきことは、エコキュートへの給電と給水を止めることです。

貯湯タンクユニットの倒れ方によってはエコキュートへの給電と給水が続いている場合があり、漏電や漏水に発展する恐れがあります。

倒れているエコキュートに近づくのは危険なため、エコキュートを設置してある場所のブレーカーを落とし、家全体の給水止水栓を閉じておきましょう。

施工業者やメーカーに修理か撤去を依頼する

給水と給電を止めたら、次は施工業者やメーカーに修理、あるいは撤去を依頼しましょう。

エコキュートは本体だけでも60kg~90kgあり、満水時なら400kg~600kgもの重さがあるため、素人が持ち運ぶことは難しいです。

また、転倒の仕方によっては配線や配管が破損している恐れがあるため、不用意に近づくと怪我をするリスクもあります。

エコキュートが転倒したら、施工業者やメーカーに相談しましょう。

大きな地震を経験したら点検を依頼する

エコキュート転倒防止金具

地震が発生してエコキュートが転倒しなかったとしても、施工業者やメーカーに点検を依頼しておくと良いです。

地震の規模にもよりますが、基礎を支える地盤が低下したり、傾いたりして、不安定な状況になっている可能性は考えられます。不安定な状況では次の地震に耐えられないので、基礎部分の修理が必要です。

また、エコキュートのヒートポンプユニットは精密機器の塊で、地震の振動によって基盤が破損する可能性もあります。地震直後は使えても、時間経過と共に不具合が発生してしまうと、今度はヒートポンプユニットの修理が必要です。

災害に起因する故障の場合は保証対象外となる可能性がありますが、エコキュートを長く使っていくためにも定期的に点検を依頼しましょう。

まとめ

以上が、エコキュートに転倒防止の金具は必要かの解説になります。2024年時点では、エコキュートを設置する際の基礎工事でアンカーボルトを取り付けることが義務化されています。

地震対策の転倒防止金具は不要とされていますが、本格的な地震対策を考えている方は施工業者と相談して、取り付けを依頼すると良いです。

また、エコキュートが転倒しないようにするなら、転倒に強い機種を発表しているパナソニックやダイキンの商品を購入し、メーカーの説明書通りに設置されているか確認して、場合によってはメーカー補強用の転倒防止金具の取り付けも検討しましょう。

エコ突撃隊」では、メーカー正規品を低価格で販売しており、転倒防止金具取付のオプションもご用意しております。

施工実績が豊富で、エコキュートの専門知識を身に付けたスタッフが対応いたしますので、エコキュートの購入を考えている方は、ぜひご相談ください。

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