オール電化
2024/03/29
電気温水器を買い替えるタイミングと交換費用・工事内容
電気温水器を買い替えるベストなタイミングを紹介します。また、電気温水器を交換するときの工事内容や取り替え費用、選び方のポイントも解説。電気温水器からエコキュートへ買い替えるメリットや工事内容、取り替え費用も。
電気温水器を買い替えるタイミング
電気温水器を買い替えるタイミングで悩んでいる方に向けて、電気温水器を買い替えるタイミングをご紹介します。
寿命がきたら買い替えサイン
電気温水器を買い替えるタイミングは、ズバリ寿命です。電気温水器の寿命は一般的に15年程度と言われており、長くても20年程度です。15年以上おなじ電気温水器を使い続けている場合は、部品の劣化などによって故障しやすい状態になっていると予想されますので、故障する前に買い替えてしまうのも良いかもしれません。
また、致命的な故障はしていなくても、同じエラーを繰り返したり、お湯が出にくいような場合は、買い替えのサインと捉えて、電気温水器の交換を検討するのがオススメです。
電気温水器を交換するときの工事内容と費用
電気温水器を交換するときの一般的な工事内容
既設給湯器の撤去処分
新しい電気温水器を新たに設置するため、これまで使用していた古い電気温水器を撤去します。
②配管工事
断水した後、配管工事を開始します。配管工事は、給湯専用の電気温水器からフルオートの電気温水器へ交換する場合などに必要になります。
③エコキュート本体据付工事
新しい電気温水器を搬入し、コンクリート基礎土台に設置します。
④運搬・処分作業
取り外した古い電気温水器を持ち運び処分します。
⑤試運転+操作方法説明
試運転を行い、電気温水器が問題なく動作することを確認します。
最後にお客様へ電気温水器の操作方法を説明して、基本工事は完了です。なお、中には最後の操作方法を行ってくれない業者も存在しますので、注意しましょう。
電気温水器を交換するときの一般的な費用
電気温水器を買い替える場合の費用は、一般的に以下の通りです。
- 電気温水器本体費用:10~25万円程度
- 交換工事費:7~10万円程度
- 交換費用合計:17~35万程度
上記の金額にに比べて、安すぎたり高すぎる見積もりを出す業者には注意しましょう。
買い替える電気温水器を選ぶときのポイント
給湯タイプ
給湯タイプには「フルオート」と「セミオート」、「給湯専用」が存在します。
フルオート
ボタンを押すと自動で「お湯張り」を行ってくれます。お湯張りが完了したあとは、温度をキープする「自動保温」機能や、お湯が減ったときに設定水位までお湯をたし湯してくれる「自動たし湯」機能を備えています。
セミオート
ボタンを押すと自動で「お湯張り」を行ってくれます。熱いお湯が出てくる「高温差し湯」や「たし湯」もボタンひとつで行えます。
給湯専用
蛇口からお湯を出して、手動で浴槽にお湯張りをするタイプの電気温水器です。
タンク容量
家族構成にあわせて、電気温水器のタンク容量を選びましょう。
下記は人数あたりの推奨容量の目安です。
- 5~7人家族向け=550L
- 4~5人家族向け=460L
- 3~4人家族向け=370L
- 2~3人家族向け=300L
- 1人向け/ワンルームマンション用=200L
- 1人向け/ワンルームマンション用=150L
形状
電気温水器には角型と丸型があり、それぞれ以下のような特徴があります。
角型
長方形で見た目がスッキリしています。給湯タイプはフルオート、セミオート、給湯専用が存在します。
丸型
円筒形の電気温水器で、給湯専用タイプのみ存在しています。
エコキュートへの買い替え・交換が断然オススメ
エコキュートへの買い替えをオススメする理由
電気温水器からエコキュートへの交換がおすすめの理由は下記の通りです。
電気温水器に比べて省エネ
電気の力でお湯を沸かす電気温水器に比べて、大気の熱を利用してお湯を沸かすエコキュートの消費電力はおよそ3分の1程度。電気温水器からエコキュートへ買い替えるだけで、月々の電気代が安くなるのでお得です。
電気温水器よりも機能が豊富
エコキュートには、電気温水器には備わっていない様々な機能が備わっています。高い水圧が好みの人には、日立の水道直圧給水式のエコキュートがオススメです。また、より快適な入浴をしたいのであれば、パナソニックの酸素入浴機能などもオススメです。
エコキュートへ買い替えするときの工事内容
①既設給湯器の撤去処分
エコキュートを新たに設置するため、これまで使用していた電気温水器を撤去します。
②配管工事
断水した後、配管工事を開始します。
③エコキュート本体据付工事
エコキュート本体(貯湯タンク)とヒートポンプユニットを搬入し、コンクリート基礎土台に設置します。その後、貯湯タンクとヒートポンプに電気配線と各種配管を繋げていきます。
④運搬・処分作業
取り外した電気温水器を持ち運び処分します。
⑤電気工事
電気工事では、まずエコキュート用のブレーカーを設置します。このときエコキュート専用配線の工事を行います。
⑥試運転+操作方法説明
試運転を行い、エコキュートが問題なく動作することを確認します。
最後にお客様へエコキュートの操作方法を説明して、基本工事は完了です。なお、中には最後の操作方法を行ってくれない業者も存在しますので、注意しましょう。
エコキュートへ買い替えするときの費用
電気温水器からエコキュートへ買い替える場合の費用の目安は、一般的に以下の通りです。
- エコキュート本体費用:24~40万円程度
- 交換工事費:9~16万円程度
- 電力会社申請費用:2~4万円程度
- 交換費用合計:35~60万程度
上記の金額に比べて、安すぎる、高すぎる見積もりを出す業者には注意しましょう。
電気温水器からエコキュートへの交換は、以下の記事で詳しく解説しています。
まとめ
以上が、電気温水器の買い替えタイミングや費用についての解説でした。
電気温水器は電気で動くためオール電化と相性が良く、省スペースで設置できるというメリットがあります。
しかし現在では、より省エネ性能に優れたエコキュートも登場しているため、故障や修理のタイミングでは電気温水器からエコキュートに切り替えるか検討するのをおすすめします。
エコ突撃隊では、電気温水器やエコキュートをお取り扱いしています。
電気温水器の交換をお考えの方も、エコキュートへの交換にご興味がある方も是非一度ご相談下さい。
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