オール電化
2021/06/28
特徴が際立つ日立のエコキュート!注目すべき他社製品との相違点とは?
電気でお湯を沸かすエコキュートは、電気代節約や利便性の高さから注目されています。エコキュートはさまざまなメーカーから提供されていますが、なかでも日立は独自技術を搭載して他社製品との違いを明確にしています。一体、ほかの製品とどのような違いがあるのでしょうか。
そこで、この記事では日立のエコキュートの特徴や主な性能、魅力について紹介します。
目次
エコキュートに搭載された日立独自技術とは?
日立のエコキュートには、他社にはない独自技術が搭載されています。なかでも、注目すべき技術として「ウレタンク」「水道直圧給湯」「ナイアガラタフネス」「2系統による高速湯はり」「ステンレス使用の自動洗浄システム」などが挙げられます。それぞれどのようなものなのか、詳しく見ていきましょう。
ウレタンク
ウレタンクとは、日立独自の技術で貯湯ユニットのタンクに施された工夫のことです。従来型の貯湯ユニットの場合、タンクの周りを発砲スチロールの保温材で覆っているつくりが一般的でした。一方、ウレタンクでは発泡スチロールではなく、ウレタンフォームを使用していることが大きな違いです。ウレタンフォームは発泡スチロールに比べて断熱性が高いという特徴があります。このウレタンフォームを隙間なく充填することにより、お湯が冷めにくくなる効果を期待できます。加えて、保温や再沸き上げの際の電気代節約にもつなげられるのです。なお、ウレタンクの断熱に使われているウレタンフォームは、国内生産の日立家庭用冷蔵庫に使われている断熱材と同じものとなります。
さらに、ウレタンクの導入によって、耐震性の高さを実現させていることが特徴です。ウレタンクは、貯湯ユニットのケースとの間に隙間がない構造になっています。タンク内部および脚受け部分にもウレタンフォームが充填されているため、貯湯ユニットの剛性が高まり地震発生時にも倒壊しにくい仕様です。万が一の災害のときに備えられることがメリットと言えるでしょう。
水道直圧給湯
日立のエコキュートは「水道直圧給湯」という独自の技術が採用されていることが特徴として挙げられます。水道直圧給湯とは、水道圧をそのまま生かし、水道水から瞬間的にお湯を沸かすシステムのことです。一般的なエコキュートの場合、水道水を減圧して一度タンクに貯めてから沸き上げ給湯するというシステムが採用されています。これは給水圧力を減圧しないと、タンクが破裂してしまうおそれがあるためです。ただ、減圧式の場合、複数の箇所で同時使用すると水量が減りやすいという難点がありました。
そこで、日立ではこのような課題を解決するため、プレート型の熱交換器を使用した水道直圧給湯を導入したのです。減圧方式とは異なり、水道直圧給湯ではプレートとプレートの間を通過する間に水道水がお湯になる仕組みになっています。このシステムによって、水量が減る課題を解決することに成功しました。日立のエコキュート「ナイアガラ出湯シリーズ」は、水道水の給水とほとんど変わらない圧力で給湯できることが大きな強みです。シャワーとキッチンなど2つの箇所で同時使用しても水圧が落ちにくく、快適に使用できます。
ナイアガラタフネス
通常は硬度の高い水道水を使用すると、湯沸かしの温度によって内部に堆積物(スケール)が発生しやすくなります。堆積物は水に含まれるカルシウムなどが原因ですが、堆積物がたまると配管などが詰まってしまう要因となるため注意が必要です。日立の「ナイアガラタフネス」は、独自技術によりタンク内の水の入れ替え量を最小限まで減らすことに成功しました。水の入れ替え量は従来モデルの30分の1程度で、カルシウムの流入を効果的に防ぐことができます。堆積物による配管詰まりに強いことが特徴と言えるでしょう。
また、日立のエコキュートの配管は腐食に強いステンレスを採用しています。配管を長くきれいな状態で保てるように工夫されていることが魅力です。ナイアガラタフネス搭載機種は保証期間も5年あり、長く愛用したいと考える人にも向いています。
2系統による高速湯はり
日立のエコキュートには「高速湯はりモード」があり、リモコンで簡単に標準・高速の切り替えを行うことができます。高速湯はりでは、180Lのお湯はりが最短7分30秒で完了します。これは標準湯はりの約1.6倍の速さです。帰宅後やお出かけの前など、急いでお風呂に入りたいときに「なかなかお風呂にお湯がたまらない」とイライラしてしまうケースも多いものです。高速湯はりモードであれば、湯はりにかかる時間を大幅に短縮できます。
ステンレス使用の自動洗浄システム
一般的に、エコキュートは銅配管が使われています。一方、日立のエコキュートは独自に直圧給水配管および風呂追い炊き用配管にステンレスを採用していることが特徴です。一般的な銅配管の場合、使用年数の経過によって内部が腐食したり変色したりするケースも多いものです。その点、日立はステンレス配管を採用しているため、腐食に強く汚れにくいというメリットがあります。
また、日立のエコキュートには追い炊き配管の「自動洗浄システム」が搭載されています。これは浴槽の排水を行う際に、給水で自動洗浄を行う機能です。この自動洗浄機能により、配管を衛生的に保つことができます。加えて、幅広い入浴剤が使用できることも特徴です。追い炊き機能や自動保温機能が採用されているエコキュートの場合、ものによっては使える入浴剤が限られているケースがあります。これは、フィルターに入浴剤の粒子が詰まってしまったり、金属部分が酸化してしまったりするリスクがあるためです。日立のエコキュートはさまざまな入浴剤を使えるため、毎日のバスタイムをより楽しむことができるでしょう。
日立のエコキュートが優れている3つの点
日立のエコキュートは、他社製品に比べて優れている要素が多くあります。ここでは、特に優れている3つのポイントについてチェックしていきましょう。
省エネ性能
日立のエコキュートはウレタンクを搭載しており、省エネ性能に優れています。タンクに貯めたお湯が冷めにくく、節電効果を期待できるのが特徴です。2017年度省エネ基準を達成しており、年間給湯保温効率(JIS)3.4となっています。年間給湯保温効率とは、フルオート(風呂保温機能搭載機種)を対象とした日本工業規格の基準のことです。給湯とお風呂の保温にかかる熱量を消費電力で割ることで、数値を割り出すことができます。算出された数値が高いほど、省エネ性能に優れていることになります。
給湯の水圧
一般的な給湯器は減圧方式が採用されています。これは、いったん水道水を減圧してから炊き上げ、タンクに貯めるというシステムです。減圧方式の場合、水圧を下げているぶんシャワーの勢いが弱まってしまうという難点がありました。一方、日立のエコキュートは水道直圧給湯を採用しており、勢いを損なうことなく給湯できることがメリットです。シャワーの水圧が弱いという悩みも解消できます。
エコキュートの寿命
エコキュートに搭載されているヒートポンプは、長く使い続けるとどうしても故障が発生しやすくなります。ヒートポンプユニットの耐用年数は、おおむね5~10年程度が一般的な目安です。ただ、ヒートポンプの無償保証は3年程度に設定されていることも多く、故障時に費用がかかってしまうケースも少なくありません。一方、日立のナイアガラタフネス搭載機種は5年の保証がついており、安心感を得られます。7年もしくは10年のメーカー延長保証もあるため、必要に応じて活用すると良いでしょう。
加えて、腐食しにくく手入れもしやすいステンレスを採用しており、適切なメンテナンスを行うことで長持ちさせられます。長く安心して使いやすく、快適なエコキュートライフを実現できるでしょう。
日立のエコキュートで悩み解決
従来のエコキュートはシャワーの勢いが弱かったり、複数の箇所で使うと水量が減ったりするなどの課題がありました。日立のエコキュートは独自技術の採用によって、このようなさまざまな課題を解決しています。便利な機能も多く、毎日のバスタイムがより快適なものになるでしょう。日立のエコキュートに興味を持ったなら、エコ突撃隊に見積もりを依頼してみてはいかがでしょうか。
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