オール電化
2021/07/25
エコキュートのお湯が出ないときは故障の可能性も!よくある原因と対処法
エコキュートのよくあるトラブルの一つに、「お湯が出ない」というものがあります。お湯が出ないと入浴中など非常に困った事態になるので、いざというときに備えて対処法を知っておきたいところです。
そこで今回は、エコキュートのお湯が出ない代表的な4つの原因を踏まえ、実際にお湯が出なくなった場合の対処法をチェックしていきましょう。
目次
エコキュートのお湯が出ない原因4選
エコキュートからお湯が出ないというトラブルは珍しくありませんが、その原因は簡単に解決できるものから買い替えが必要になるものまでさまざまです。
代表的な原因を4つ紹介するので、いざというときに備えて覚えておきましょう。
貯湯タンクのお湯が尽きている
エコキュートは、電気料金の安い深夜の間にお湯をたっぷりと沸かし、溜めたお湯を日中に使うものです。
つまり、タンク内に溜まっている量のお湯しか一度に使えません。タンク内のお湯を使い切ってしまえば、当然それ以上お湯は出てこなくなるのです。
お湯が出ない場合の最も代表的な原因と言えるので、水しか出なくなったらまずはリモコンを操作し、タンク内の湯量を確認してみましょう。
ここで湯量がゼロか非常に少ない状態になっていれば、湯切れが原因と確定します。
一度湯切れを起こすと、再びお湯を沸かしてタンク内に溜まるまで30分程度かかることが多いです。
お湯が沸くまではじっと待つしかないので、湯切れが起きると困る場合は、入浴前など事前に湯量を確認するようにしましょう。
なお、エコキュートには機種ごとに320L、370L、460Lなどタンクの容量がいくつかあります。
家族の人数や使用量を考え、余裕のある容量を選ぶと湯切れを防ぎやすいでしょう。
給水ストレーナーにゴミがたまっている
エコキュートで沸かしたお湯を溜めるタンクには、異物が入り込まないよう給水部に「ストレーナー」というゴミ取り装置が設置されています。
このストレーナーがゴミなどで目詰まりしてしまうと、お湯が流れにくくなって蛇口から出てこなくなることがあるのです。
この場合は、給水ストレーナーをチェックしてゴミを取り除けば、元通りお湯が出るようになります。
ストレーナーの位置やお手入れ方法などは機種ごとに異なるので、説明書を見て確認して掃除してみましょう。
普段から定期的に掃除をしておくと、目詰まりを防ぎやすくなります。
配管の水が凍結している
エコキュートは、ヒートポンプユニットで沸かしたお湯を貯湯タンクに溜め、配管を通して蛇口からお湯を出します。
この配管が凍結してしまうと、蛇口をひねってもお湯を出すことができません。
寒さが厳しい真冬や寒冷地などは、夜間に気温が下がりやすいため特に配管内にある水が凍結しやすいです。
昨日の夜までは問題なく使えていたのに、朝になってお湯が出ないという場合は凍結を疑ってみましょう。
日中に気温が上がれば自然に凍結部分が溶け、元通りお湯が出るようになります。
急いでお湯を使いたい場合は、露出して凍結している可能性が高い部分の配管にぬるま湯をかけて溶かしても構いません。
ただし、熱湯をかけると配管がダメージを受けやすいので注意しましょう。
凍結の可能性がある場合は、浴槽に湯を張ったままにする、配管をタオルで巻いておく、凍結防止用ヒーターを設置するなどすれば予防できることもあります。
エコキュートや設備が故障している
タンク内の湯切れやストレーナーの目詰まり、凍結のいずれにも該当しない場合は、エコキュート本体が故障している可能性があります。
故障するとリモコンにエラーコードが表示されることがあるので、まずはリモコンを操作して確認してみましょう。
エコキュートを設置したばかりでお湯が出なくなった場合は、設置ミスの可能性もあります。
保証期間内であれば無料で修理してもらえるので、設置を依頼した施工会社などに問い合わせてみてください。
なお、エコキュート本体以外にも、洗面台や浴槽の配管、サーモスタット水栓などの不具合でお湯が出なくなることもあります。
どの部分の故障かは自分で突き止めにくいので、やはりまずは施工会社に相談するのが良いでしょう。
エコキュートのお湯が出ないときの対処法
エコキュートのお湯が出なくなった場合は、次の2つのステップで対処することになります。
お湯が出ない原因を調べる
エコキュートのお湯が出なくなったら、まずはその原因を調べてみましょう。
蛇口をひねったとき、お湯だけでなく水もまったく出てこない場合は、凍結や断水の可能性があります。
自治体や水道局から事前に断水のお知らせなどが回ってきていないか、確認してみましょう。
地震や事故などの影響で突発的に断水が起きるケースもあるので、近所の人に水が出るかどうか尋ねてみることをおすすめします。
夜間に気温がかなり下がっていれば、凍結の可能性が高いです。凍結なら昼頃には気温が上がり、自然に凍結が溶けてお湯が出るようになります。
お湯は出ないが水は出る場合、湯切れの可能性があるのでタンク内の湯量を確認してみましょう。
単純にお湯を使いすぎたというケースのほかに、タンクや配管の破損や老朽化で漏水していることもあります。
エコキュートの設置場所へ行き、本体の下に水たまりができていないか、ポタポタと水が漏れていないかなどをチェックしてみてください。
水漏れが起きていれば修理や買い替えが必要ですが、そうでない場合は水漏れ以外が原因になっている可能性があります。
リモコンにエラー表示が出ているかどうか確認し、説明書に従って対処できるなら対処しましょう。
リモコン操作でエコキュートをリセットするとエラーが解消され、お湯が出るようになることもあります。
修理・買い替えをする
お湯が出ない原因がはっきりしない場合や、エコキュートをリセットしてもお湯が出ない場合は、本体が故障してしまっている可能性が高いです。
自分でエコキュートを分解したり故障原因を突き止めたりするのは難しいので、メーカーや専門の修理業者などに問い合わせて修理を依頼しましょう。
ヒートポンプユニットは5~15年、お湯を溜めるタンクは10~15年ほどが寿命の目安です。
無料で修理してもらえる保証期間を過ぎていると修理が10万円を超えることもあるので、寿命が近い場合は修理よりも丸ごと買い替えた方が良いかもしれません。
なお、エコキュートを買い替える場合は、価格だけを重視して選ぶのはやめましょう。
機種ごとに給湯性能や貯湯タンクの容量、機能などが異なりますし、施工会社によって設置工事の費用にも幅があります。
まずは重視するポイントを明確にし、コストパフォーマンスの良いものを選びましょう。
エコキュートの買い替えは「エコ突撃隊」へ相談!
エコキュートの買い替えを検討している場合は、「エコ突撃隊」への問い合わせをおすすめします。エコ突撃隊は関西を中心として日本各地に展開する、エコキュートやオール電化に対応した施工会社です。2万5000件を突破する施工実績に裏打ちされた豊富なノウハウと技術を持つこと、そして関西電力グループの施工パートナー店に認定されていることからも、安心して任せられる施工会社であることがわかります。独自の工事保証や、回数無制限で無料の修理を受けられる長期有料保証サービスも行っており、設置後にトラブルが発生した場合も迅速な対応が期待できます。
自社施工や自社販売にこだわることで余計なマージンをカットし、業界最安値水準の低価格を実現している点も大きな魅力です。費用を抑えて質の高いサービスを受けたいという場合に、まずおすすめしたい施工会社と言えるでしょう。
お湯が出ない原因を正しく見極めよう!
エコキュートのお湯が出ない場合、湯切れや凍結、故障などさまざまな原因が考えられます。
まずは原因を見極めて適切に対処し、自分では対処しきれない場合は無理をせず修理業者に依頼しましょう。
ただし、故障の場合は高額の修理代がかかることもあるので注意が必要です。
寿命が近い場合は買い替えも視野に入れ、安さと豊富な実績が魅力の「エコ突撃隊」へ問い合わせてみましょう。
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