オール電化
2025/04/08
エコキュートの買い替え費用はどれくらい?機種・施工業者の選び方もご紹介
「エコキュートが古くなり、そろそろ買い替えが必要かも」と感じていませんか。初めての買い替えは、わからない点が多いため不安を感じる方が少なくありません。 この記事では、エコキュートの買い替えを検討している方のために、費用の目安や工事の内容、本体や業者の選び方などを解説しています。
スムーズな買い替えを実現するため、以下の情報を確認しておきましょう。
エコキュートの買い替え時期は?
エコキュートの一般的な買い替え時期は、設置から約10~15年が目安とされています。
ただし、日常的なメンテナンスの有無や使用環境によっては、早く買い替えが必要になるケースもあります。
また、エコキュート本体の寿命と、内部で使われている各部品の寿命は異なる点にも注意が必要です。
そのため、10~15年を迎える前でも、部品単位で修理や交換が発生する場合があります。中でも主要部品である「ヒートポンプ」と「貯水タンク」にはそれぞれ異なる寿命が設定されています。
まず、エコキュートの心臓部ともいえるヒートポンプは、空気中の熱を集めて効率よくお湯を沸かす重要な役割を担っています。寿命はおおよそ5~15年とされており、電子回路の不具合などが原因で比較的短命になりやすい機器です。
一方、貯水タンクの寿命は10~15年が一般的です。
タンクは水を蓄えるだけの構造ですが、定期的に水抜きや清掃などのメンテナンスを行うことで、長期間にわたり安定して使用できます。適切なメンテナンスを続ければ、エコキュート本体の交換時期まで十分に使用できることがほとんどです。
エコキュートの買い替えにかかる費用相場
エコキュートの買い替えには、本体の購入費用と工事費用がかかります。具体的に、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。
買い替えるエコキュートの本体価格
エコキュートの本体価格はメーカーや製品により異なり、相場は30~40万円です。基本的には、高価なものほど高性能、高機能になります。
なお、エコキュートはメーカーや機種によって搭載している機能や貯湯容量、タンクの形状などが異なるので、高価なものだからといって購入しても満足するとは限りません。
ご家庭の人数や希望する機能、設置スペースなどを考慮して、適切なエコキュートを購入するべきです。
また、エコキュート本体は、家電量販店のほか、リフォーム業者、ネットショップなどから購入できます。訪問販売でも購入できますが、悪徳業者が存在するといわれているため積極的にはおすすめできません。
エコキュートの買い替え工事にかかる費用
エコキュートからエコキュートへの買い替え工事にかかる費用の目安は10万円~15万円です。
買い替えるエコキュートのサイズが同じで、設置個所を変更しない場合、古いエコキュートで利用していたベースや配管などを利用できるので、工事費用を抑えることができます。
ただし、施工業者によっては古いエコキュートの撤去費用や追加の工事費用を請求される可能性があるので、注意が必要です。
別の給湯器からエコキュートへの買い替え工事にかかる費用
ガス給湯器からエコキュートへの買い替え工事かかる費用の目安は15万円~20万円になります。
エコキュートからエコキュートへの買い替え工事よりも高額になりやすいのは、次の工事が必要になるからです。
- 基礎工事
- 電気関係の工事
- 配管工事
エコキュートは貯湯タンクユニットが必要な貯湯式給湯器のため、通常の地面やブロックでは重さを支えられません。そのため、ガス給湯器からエコキュートへ買い替える場合、コンクリートの基礎を作るか、既製品のエコベースを設置する工事が必要です。
また、ヒートポンプユニットを設置するため200Vの専用回路やブレーカーを導入する工事も行います。
さらに、設置する場所や給湯方法によっては配管の延長や追い焚き配管の設置なども必要になるため、工事費用が高くなりやすいです。
一方、電気温水器からエコキュートへの買い替え工事費用の目安は12万円~18万円です。
電気温水器はエコキュートと同様に貯湯タンクユニットを設置し、200Vの専用回路が必要になるため、ガス給湯器から買い替える場合に比べると工事費用は抑えられます。
本体費用は変わらないので、基本的にはエコキュート同士の交換工事費用が最も安いといえるでしょう。
エコキュートの買い替え工事は補助金を有効活用しよう!
自治体の中には、エコキュートの設置・交換に対して補助金を支給しているところがあります。
例えば、経済産業省は「給湯省エネ2025事業」を主催しており、一定以上の性能を持つエコキュートへの買い替えで1台につき6万円の補助金を出します。
条件を満たせば補助金額がアップする仕組みとなっており、高額なエコキュートもお得に購入可能です。
ほかにも、住んでいる自治体によっては独自の補助金制度があり、併用可能なケースがあるので、気になる方は確認するとよいでしょう。
ただし、補助金制度は条件や手順が設定され、予算が尽きた時点で終了となります。補助金を活用したい方は早めに着手すると良いです。
新しいエコキュートはどう選ぶ?
エコキュートを買い替えるときにチェックしたいのが、給湯スタイル、メーカー、タンク容量の3点です。続いて、エコキュートの選び方を解説します。
給湯スタイルで選ぶ
エコキュートの給湯スタイルは、フルオートタイプ、オートタイプ、給湯専用タイプにわかれます。
給湯スタイル | 概要 |
---|---|
フルオートタイプ | ワンタッチでお湯はりを行えて保温、足し湯を自動で行える |
オートタイプ | ワンタッチでお湯はりを行えて手動で足し湯、差し湯を行い温度調整する |
給湯専用タイプ | 蛇口からお湯が出るだけのシンプルなタイプ |
便利さと機能を重視するのであればフルオートタイプ、安さを重視するのであれば給湯専用タイプ、機能と安さを両立させたいのであればオートタイプがおすすめです。
ちなみに、現在の主流はフルオートタイプとなっています。具体的な機能はメーカーや機種により異なるので、詳細を調べてから比較するとよいでしょう。
給湯スタイルとあわせてチェックしたいのが、お住まいの地域への対応状況です。エコキュートには、一般地用、寒冷地用、塩害地用があり、次のように異なります。
- 一般地用…最低気温が氷点下10度を下回らない地域用
- 寒冷地用…最低気温が氷点下25度を下回らない地域用
- 塩害地用…海面に面し潮風が当たる地域用
買い替えの際は、お住まいの地域へ対応していることも確認しておきましょう。
メーカー・機能で選ぶ
エコキュートは電気と空気の熱を利用してお湯を沸かす給湯器です。ヒートポンプユニット、貯湯タンクユニット、リモコンユニットの3つで構成されているシステムや、お湯を沸かすための仕組みなどはメーカーによって違いはありません。
一方で、搭載している機能はメーカーや機種によって異なります。
例えば、微細な泡によってさまざまな温浴効果を得られるバブル機能を搭載しているメーカーは2025年3月時点で三菱電機、ダイキン、コロナ、日立の4社のみです。ほかのメーカーでは体験できない機能です。
搭載している機能によってエコキュートの省エネ性能や快適さに違いがあるため、エコキュートを選ぶ際には利用したい機能を決めると良いでしょう。
エコキュートの主要なメーカーは以下のとおりです。
- パナソニック
- 三菱電機
- ダイキン
- コロナ
- 日立
次項より、メーカーごとのおすすめの機能を順番に解説します。
パナソニックエコキュートの機能
パナソニックのエコキュートは独自の機能によって高い省エネ性能を誇ります。
例えば、「AIエコナビ」はセンサーが人の出入りに気づいて湯温管理を学習し、最適な状態になるようにコントロールします。また、「リズムeシャワープラス」はシャワーの流量や温度を一定リズムで変動することで、省エネと節水の両方を実現しています。
ほかにも、「ぬくもりチャージ」や「温浴セレクト」、「ウルトラ高圧」などの省エネ機能や快適機能を搭載していることも魅力的なポイントです。
三菱電機エコキュートの機能
三菱電機のエコキュートは、定期的に最新機能を搭載している傾向があります。
例えば、2022年9月以降に販売されたモデルでは従来の「キラリユキープ」を進化させた「キラリユキープplus」が搭載されています。「キラリユキープplus」では、菌の増殖抑制だけでなく、除菌効果も期待でき、残り湯が濁ったり、嫌なニオイを発したりすることを防ぎます。
ほかにも、マイクロバブルで湯冷めしにくく肌に潤いをプラスする「ホットあわー」や、残り湯の熱を回収して翌日の給湯を効率良くする「ホットりたーん」などの便利な機能を搭載しています。
ダイキンエコキュートの機能
ダイキンのエコキュートは生活に役立つ機能を搭載しています。
例えば、「おゆぴかUV」は貯湯タンクユニット内部にUV除菌ユニットを搭載しており、お湯が通るたびに深紫外線を照射します。深紫外線により雑菌は除菌されるため、キレイなお湯で気持ちよく入浴可能です。
ほかにも、温浴効果と美肌効果、洗浄効果を期待できる「ウルトラファインバブル入浴」や、好みに合わせた温度設定をボタン1つで行える「温浴タイム」など、便利な機能を多く搭載しています。
コロナエコキュートの機能
コロナのエコキュートは子供がいる家庭に便利な機能を搭載しています。
例えば、「音声モニター」は台所にあるリモコンと、お風呂場のリモコンが最長60分間通話可能な機能です。シャワーや浴槽に入る小さな音を拾うことができるため、台所で家事をしていてもお子さまの様子を伺うことができます。
ほかにも、風呂に入っている最中に自動的に追い焚きをしない「ふろ自動一時停止」や、大人に合わせた湯温まですぐに上昇する「高温さし湯」など、子育て世帯に便利な機能があります。
日立エコキュートの機能
日立のエコキュートには、「水道直圧給湯」が可能な機種があります。
一般的なエコキュートと違って、貯湯タンクユニットに溜めたお湯で水道水を直接温めるため、ガス給湯器のようにシャワーやお湯はりの水圧が強いです。
また、カルシウムや不純物に強い「ナイアガラタフネス」はエコキュートを設置しづらい硬度の高い水道水や井戸水のエリアでもエコキュートを設置できます。
ほかにも、循環するおふろのお湯を深紫外線で綺麗にする「きらりUVクリーン」や、微細で滑らかな泡が肌を優しく包み込む「シルキー快泡浴」など、便利な機能を搭載していることも特徴です。
家族構成・タンク容量で選ぶ
エコキュートは、エアコンの室外機に似た「ヒートポンプユニット」でお湯を作り、「貯湯タンクユニット」にそのお湯を貯めておく仕組みです。お湯の温度や湯量は「リモコンユニット」で自由に調整できます。
お湯を沸かす仕組みは、メーカーや機種によって大きな違いはなく、基本的には夜間の電気料金が安い時間にお湯を沸かし、昼間にそのお湯を使う「貯湯式」の給湯器です。
そのため、日中に大量にお湯を使いすぎてしまうと「湯切れ」を起こし、次に沸き上げが完了するまでお湯が使えなくなってしまいます。
現在のエコキュートで湯切れが起きていない場合は同じ貯湯容量の機種で問題ありませんが、家族の人数が増える、家族が成長する、または初めてエコキュートへ買い替える場合は、家族の人数や使い方に合ったサイズを選びましょう。
タンク容量の目安は、2~3人家族は320リットル、3~5人家族は370リットル、4~7人家族は460リットルです。
次の表は、家族の人数と貯湯タンクユニットのサイズの目安をまとめたものになります。
家族の人数 | 使用用途 | 貯湯タンクユニットのサイズ |
---|---|---|
2~4人家族 | 浴槽お湯はり1回+シャワー4回+洗面・台所 | 180~370L |
3~5人家族 | 浴槽お湯はり1回+シャワー5回+洗面・台所 | 370~460L |
4~7人家族 | 浴槽お湯はり1回+シャワー7回+洗面・台所 | 460~560L |
ただし、実際には家族の入浴頻度やシャワー時間、洗濯や台所での使用状況などによって、お湯の使用量は大きく異なります。今のライフスタイルでどのくらいお湯を使っているかを事前に把握しておくと、適切なタンク容量を選びやすくなります。
また、将来的に家族が増えたり、生活スタイルが変わったりする可能性も考えておくべきです。
貯湯容量が不足すると、夜間の沸き増しが間に合わず、昼間の高い電気料金でお湯を沸かすことになり、ランニングコストがかさむリスクがあるので、エコキュートを選ぶ際は、上記の目安を参考にしつつ、販売業者と相談しながら適切な貯湯タンクユニットのサイズを決めましょう。
万が一に備えて、一回り大きなタンク容量を選んでおくと安心です。
エコキュートの買い替えはどの業者に任せる?
エコキュートを買い替えるときは、業者選びにも注意しましょう。確認したいポイントを紹介します。
見積もりを比較検討して選ぶ
エコキュートの買い替えで業者を選ぶときは、複数の業者から見積もりを取って比較しましょう。業者によりエコキュートの本体価格や工事費は異なるからです。最初から1社に絞ってしまうと、割高な料金設定でも気付くことは難しくなります。
業者選びのポイントは、本体価格に工事費を足した総額で見積もりを比較することです。業者の中には、工事費無料といいながら本体価格の中に工事費を組み込んでいるところがあります。工事費だけで比較すると、このような業者を見抜けません。
同様に、複数の業者から見積もりを取って、相場を把握することも重要です。高すぎる業者、安すぎる業者は何かしらのリスクが潜むかもしれません。基本的には、避ける方がよいでしょう。
施工件数が豊富な業者を選ぶ
買い替え時は、業者の信頼性を確かめることも重要といえます。信頼性の目安になるのが施工件数と有資格者の存在です。
施工件数が多い業者は、現場経験が豊富で、多くの方から支持されていると考えられるため信頼できます。同様に、エコキュートの設置に必要な第二種電気工事士、給水装置工事主任技術者などの有資格者が在籍している業者も信頼できます。
エコキュートの設置には専門的な知識や技術を要するため、信頼できる業者を選ぶことがとても重要です。いい加減な業者に依頼すると、水漏れや故障を招く恐れがあります。
施工件数、有資格者の存在のほかでは、ネット上の口コミや接客品質なども、業者の信頼性を評価する材料になります。これらを確かめたうえで、エコキュートを買い替える業者を選びましょう。
10年~15年でエコキュートを買い替えたほうが良い理由は?
エコキュートを10年~15年で買い替えたほうが良い理由は以下のとおりです。
- エコキュートの耐用年数が10年程度と考えられている
- 10年以上経過すると交換部品が少なくなっていく
- 10年以上前のエコキュートに比べて性能や機能が劣っている
上記を順番に解説します。
エコキュートの耐用年数が10年程度と考えられている
エコキュートの耐用年数は厳密に決まっていませんが、10年以上と考えられています。
10年という数字の根拠の1つとして、メーカーが設定している保証期間が挙げられます。メーカーの保証期間とは、期間内に故障した場合にメーカーが無償で修理する期間のことです。
有償ですが、主要なエコキュートメーカーではメーカー保証期間を最大10年間に延長することができます。
メーカーの保証期間は「通常の使用なら故障する可能性は低い」とメーカー側が判断している期間であり、耐久テストや数値から問題なく動く可能性が高い期間です。
つまり、保証期間が過ぎてしまうと、メーカー側でもエコキュートを問題なく稼働できるとは断言できません。
そのため、エコキュートは10年間というメーカー保証期間が耐用年数の目安として扱われています。
10年以上使用しているエコキュートは耐用年数を過ぎているため、故障するリスクやランニングコストが高くなる可能性があるため、買い替えを検討してみましょう。
10年以上経過すると交換部品が少なくなっていく
エコキュートのような家電製品の交換部品や補修用部品の取り置きは、5年~10年が一般的です。
10年を経過するとメーカーや機種によって対応は異なりますが、交換部品や補修用部品の生産や取り置きを終了する傾向があります。
つまり、販売してから10年以上が経過していると、エコキュートが故障しても修理できる部品が少なくなり、修理できない、あるいは修理に時間やお金がかかったりする可能性が高いです。
また、10年以上経過したエコキュートは故障を繰り返す可能性も否定できません。
そのため、10年以上経過したエコキュートが故障した場合は、修理よりも買い替えをおすすめします。
10年以上前のエコキュートは現在の機種に比べて性能や機能が劣っている
エコキュートは数年おきにモデルチェンジや新機能の搭載をおこなっており、10年以上前の機種と比較した場合、現在より性能や機能が劣っている可能性が高いです。
例えば、10年以上前に販売されたエコキュートの給湯保温効率はトップクラスで3.3前後でしたが、現在は4.0~4.2と上がっています。
給湯保温効率が0.1上昇すると電気料金は年間1,000円安くなると言われています。つまり、10年以上前のエコキュートから最新のモデルに買い替えると、電気代が年間1万円前後安くなる可能性があります。
また、10年間でマイクロバブルを利用できるエコキュートや、深紫外線による除菌効果を期待できるエコキュートなども登場しており、お風呂の時間がより快適に過ごせます。
電気代の節約や新機能を試してみたいと考えている方は、10年以上を目安にエコキュートの買い替えを検討してみましょう。
エコキュートを買い替えて元は回収できる?
エコキュートは電気と空気の熱によって効率良くお湯を沸かす給湯器のため、ほかの給湯器に比べてお湯を沸かすためのランニングコストが大幅に抑えられています。
そのため、ガス給湯器や電気温水器からエコキュートに買い替えた場合、性能や家族の人数などにもよりますが、5年~10年で初期費用の差額を回収できる可能性は高いです。
しかし、エコキュートからエコキュートに買い替える場合、ランニングコストが大幅に抑えられるとは限らないため、元を回収できるとは断言できません。
エコキュートからエコキュートに買い替えて元を回収するためには、次のポイントに注意しましょう。
- 新しいエコキュートの給湯効率
- 新しいエコキュートの省エネ機能
- 補助金制度の活用
エコキュートは10年以上前の機種に比べると給湯効率が上がっており、次のような省エネ機能を搭載しています。
- パナソニック…エコナビ
- 三菱電機…キラリユキープplus
- ダイキン…おまかせモード
- 日立…効率の良い沸き上げ機能や断熱性
新しいエコキュートを選ぶ時に、給湯保温効率が良く、省エネ機能を搭載している最新機種を選ぶと、お湯を沸かすランニングコストを減らすことができます。
また、購入時に国や自治体が行っている補助金制度を活用できれば、買い替え費用を抑えることが可能です。
つまり、エコキュートからエコキュートに買い替える場合は、給湯保温効率や省エネ機能の優れた機種を選び、住んでいる場所を対象とした補助金制度を活用できれば、元を回収できる可能性はあります。
10年以内でもエコキュートを買い替えるケース
購入してから10年以内でも、次のようなケースならエコキュートの買い替えを検討してみましょう。
- エコキュートの調子が悪い
- 震災被害に遭う
上記を順番に解説します。
エコキュートの調子が悪い
エコキュートの耐用年数は10年以上とされていますが、設置している環境や使用方法によって短くなる可能性は否定できません。
メーカー保証期間であれば修理費用が無料になる場合はありますが、繰り返し故障しているようなら、買い替えを検討してみると良いです。
次のような症状を繰り返すようになったら、10年以内でもエコキュートの買い替えをおすすめします。
- エラーコードが繰り返し表示される
- エラーコードを解除できない
- お湯が沸かない
- お湯が止まらない
- お湯が漏れている
- お湯にサビやゴミが混ざる
- お湯の温度が温い、あるいは熱すぎるなど
なお、エコキュートの交換工事は半日程度で終了しますが、販売業者に在庫が無ければ取り寄せとなります。取り寄せになった場合は時間がかかるため、届くまでお風呂やシャワーを利用することができません。
エコキュートが故障して買い替える場合は、在庫を多く確保しているような販売業者に相談してみましょう。
震災被害に遭う
エコキュートはメーカーやモデルにもよりますが震度7相当の地震でも倒れない場合があります。
しかし、震災被害を受けてしまうと、目に見えない部分で負荷がかかっており、将来的に故障する、あるいは性能が低下する可能性は否定できません。
地震以外にも、津波や大雨による浸水、台風で舞い上がった海水の付着などが原因でヒートポンプユニットが故障するケースも報告されています。
地震や津波などの震災被害に遭ったら、まずはエコキュートの点検をメーカーや販売業者に依頼して、問題があれば買い替えを検討してみましょう。
エコキュートの寿命を延ばして買い替え費用を節約しよう!
エコキュートの寿命は10年以上とされていますが、定期的なメンテナンスや点検を行うことで寿命を延ばすことができます。
エコキュートの節約効果を最大減得るためにも、長く使い続ける必要があるので、次のメンテナンスを定期的に行いましょう。
- 貯湯タンクの清掃(タンク内の掃除)
- 貯湯タンクの清掃(給水口ストレーナーの掃除)
- 浴槽フィルターの清掃
- 配管の清掃
- 漏電遮断器の動作確認
- 逃し弁の動作確認
- 水漏れの点検
- 凍結防止の確認
エコキュートのメンテナンスを詳しく知りたい方は、次の記事をご覧ください。
エコキュートの買い替えなら「エコ突撃隊」がおすすめ
エコキュートを買い替える業者選びにお悩みの方は、エコ突撃隊を候補に加えてみてはいかがでしょうか。エコ突撃隊は、1998年の創業から関西を中心に全国でエコキュートの買い替えなどに対応してきたエコキュート専門店です。これまでの施工件数は2万8000件を超えています。
多くの方から支持されている理由は、豊富な現場経験で確かな知識と技術を身に付けていることです。大量仕入れと中間マージンカットでエコキュートを低価格で提供しつつ、工事保証を備えている点も支持されている理由といえます。
実績、価格、保証を重視したい方は、是非エコ突撃隊へのお問い合わせをご検討下さい。
ポイントを押さえて後悔しない買い替えを!
エコキュートの寿命は10~15年です。長く使うものなので、費用だけでなく機能や施工業者なども確認してから選ぶことをおすすめします。この記事で紹介したポイントを意識すれば、満足できるエコキュートを選べるはずです。どこで購入すればよいかわからない方は、価格と実績が魅力のエコ突撃隊へご相談下さい。