オール電化
2017/12/19
エコキュートの凍結を直す方法と凍結しないための対策
冬場の「エコキュートからお湯が出ない」「エラーが出る」といったトラブルの原因はもしかすると「配管の凍結」によるものかもしれません。配管凍結の解除方法と予防についての解説と、各メーカの問い合わせ先を掲載しています。
凍結を直す方法
外の気温が上がり、配管内の凍結が解消するまで待つ
夜中に凍結したものは、夜が明けて次第に気温が上がるに連れて凍結が解消される場合がございます。
お風呂を早く使用したい場合
エコキュートのタンクからヒートポンプにつながる給水、給湯配管、タンクから浴槽の循環口につながる風呂配管(フルオート機種)部分全てにぬるま湯をかけて溶けるのを待つ。
(※熱湯をかけると配管破損の可能性がございますのでご注意下さい※)
凍結解除のご不明な点はお使いのエコキュートのメーカーまでご連絡下さい。
今後、凍結しないための予防対策
給水・給湯配管の凍結防止
外気温が0℃以下になると、保温工事を行っていても、給水・給湯配管が凍結することがあります。
このようなときは、リモコンで湯温を「水」に設定して給湯栓を少し開いておいてください。
1分間に200cc(コップ1杯分)程度の水がでるように、お湯側の蛇口を開けてください。
※サーモスタット式、シングルレバー式の場合は、最高温度側に設定してください。(下図参照)
※水の流量に注意してください。出ているのが水であることを確認してください。(設置状況等により、最後にお湯を使用してから1時間ほどお湯が出る場合があります。)
※約30分後に、もう一度流量を確認してください。(流量が不安定になっている場合があります。)
ふろ配管の凍結予防(フルオートのみ)
浴そうにお湯や水をはったままにする。
入浴後排水をせず、お風呂にお湯を残しておきます。(※ポイントは循環口の中心から10cm以上)
外気温が約3℃より低くなると風呂配管の凍結予防運転を自動で行います。残り湯がない場合は、水を張ってください。(水がないと循環口から水が出たり、30分おきに作動音がします。)
※浴そう水を自動で循環させることにより、風呂配管の凍結予防運転をおこないます。
各部配管の保温材
給水・給湯配管、ふろ配管、ヒートポンプ配管は断熱材で覆われています。
断熱材が破損していると凍結することがあります。破損している場合は、メーカーまでご連絡下さい。
配管に直接風があたると、熱を奪われ配管の温度が下がり凍結することがあります。風よけ用に配管を覆うようについたてを立てる、もしくはビニールシートやタオルなどをかぶせておくのも対策になります。
各メーカーでも凍結に関する対処方法を教えてくれますので、気になる方はお問い合わせ下さいませ。
各メーカー凍結や故障トラブルに関するお問合せ先
パナソニック
0120-872-150
(365日 月~土 / 9:00~19:00 日・祝・年末年始 / 9:00~18:00)
ダイキン工業
0120-88-1081
(365日 24時間受付)
三菱電機
0120-139-365
(365日 平日9:00~19:00(土日祝17:00まで)
コロナ
0120-919-302
(365日 24時間受付)
日立
0120-649-020
(365日 24時間受付)
東芝
0120-1048-19
(365日 24時間受付)