オール電化
2023/06/30
三菱エコキュートの歴史は?2001年度から2022年度までの変化や追加された機能などをわかりやすく解説
エコキュートは2001年に販売されてから20年以上が経過している給湯器です。そのため、メーカーによっては20年以上販売しており、何度もマイナーチェンジやモデルチェンジを繰り返しています。
そこで今回は、三菱エコキュートの歴史について解説します。2001年度から2022年度までの変化や追加された機能などを解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
三菱エコキュートの現在の特徴は?
2023年時点での三菱エコキュートは高い省エネ性能が特徴です。エコキュートの性能を示す年間給湯保温効率はメーカーや機種によって異なりますが、2023年時点で最も高い4.2に到達しているのは三菱と日立のハイエンドモデルになります。
三菱のハイエンドモデル「Pシリーズ」は「ホットあわー」や「キラリユキープPLUS」、「バブルおそうじ」などの便利な機能を搭載しているため、エコキュートの性能や機能性に優れた商品です。
また、現在の三菱は商品ラインナップが豊富なため、ライフスタイルや家族の人数、敷地面積などの個々の事情に沿った商品を選ぶことができます。
三菱エコキュートの歴史
次の表は、三菱が2001年度から2022年度までに発売したエコキュートの型番を年度ごとにまとめたものです。
一般地向けエコキュートの型番 | 寒冷地向けエコキュートの型番 | |
---|---|---|
2001年度 | HP711 HP521 |
なし |
2002年度 | なし | HP521K |
2003年度 | HP712 HP302WFD HP372CF HP372WF HP372WFD HP372CFD HP462WF HP462CF HP462WFD HP462CFD |
HP372CFK HP372WFK HP372WFKD HP372CFKD |
2004年度 | HP303WFD HP373CF HP373WF HP373WFD HP373CFD HP373 HP373D HP463WF HP463CF HP463HP 463WFS HP463WFDM HP463CFDM HP463DM HP463WFDMS |
HP373CFK HP373WFK HP373WFKD HP373CFKD |
2005年度 | HP304WFD HP374CF HP374WF HP374WFD HP374CFD HP374 HP374D HP374WFZ HP464WF HP464CF HP464 HP464WFDM HP464CFDM HP464DM HP434WFZ |
HP374WFK HP374WFKD HP464WFK |
2006年度 | HP30WD1 HP37C1 HP37W1 HP37WD1 HP37CD1 HP37N1 HP37ND1 HP37WZ1 HP46W1 HP46C1 HP46N1 HP46WS1 HP43WZ1 |
HPK37W1 HPK37WD1 HPK46W1 |
2007年度 | HP30WD2 HP37C2 HP37W2 HP37WD2 HP37CD2 HP37N2 HP37WZ2 HP46W2 HP46C2 HP46WD2 HP46N2 HP46WDM2 HP43WZ2 HP55W2 HP55N2 |
HPK37W2 HPK37WD2 HPK37N2 HPK37ND2 HPK46W2 HPK46WD2 HPK46N2 HPK46ND2 |
2008年度 | HP30WD3 HP37C3 HP37W3 HP37WD3 HP37CD3 HP37N3 HP37WDX3 HP37WZ3 HP46W3 HP46C3 HP46WD3 HP46N3 HP46WS3 HP46WDM3 HP46WDX3 HP43WZ3 HP55W3 HP55N3 HP55WDX3 |
HPK37W3 HPK37WD3 HPK37N3 HPK37ND3 HPK37WDX3 HPK46W3 HPK46WD3 HPK46N3 HPK46ND3 HPK46WDX3 |
2009年度 | ES18W4 HP30WD4 HP37C4 HP37W4 HP37WD4 HP37CD4 HP37N4 HP37WDX4 HP37WX4 HP37WU4 HP37WZ4 HP46W4 HP46C4 HP46WD4 HP46N4 HP46WDM4 HP46WDX4 HP46WX4 HP46WU4 HP43WZ4 HP55W4 HP55N4 HP55WDX4 HP55WX4 |
HPK37W4 HPK37WD4 HPK37N4 HPK37ND4 HPK37WDX4 HPK37WX4 HPK46W4 HPK46WD4 HPK46N4 HPK46ND4 HPK46WDX4 HPK46WX4 |
2010年度 | ES18WD4 ES20CD4 HP30WD5 HP37C5 HP37W5 HP37WD5 HP37CD5 HP37N5 HP37WX5 HP37WU5 HP37WUX5 HP37WUD5 HP37WZ5 HP37WUZ5 HP46W5 HP46C5 HP46WD5 HP46N5 HP46WDM5 HP46WX5 HP46WU5 HP46WUX5 HP43WZ5 HP43WUZ5 HP55W5 HP55N5 HP55WX5 HP55WUX5 HP55WU5 |
HPK37W5 HPK37WD5 HPK37ND5 HPK37WDX5 HPK37WX5 HPK37WUDX5 HPK37WUD5 HPK46W5 HPK46WD5 HPK46ND5 HPK46WDX5 HPK46WX5 HPK46WUDX5 HPK46WUD5 |
2011年度 | HP37C6 HP37W6 HP37WD6 HP37N6 HP37WX6 HP37WU6 HP37WUX6 HP37WUD6 HP37WUXP6 HP37WUP6 HP37WZ6 HP37WUZ6 HP46W6 HP46C6 HP46WD6 HP46N6 HP46WDM6 HP46WX6 HP46WU6 HP46WUX6 HP46WUXP6 HP46WUP6 HP43WZ6 HP43WUZ6 HP55W6 HP55N6 HP55WX6 HP55WUX6 HP55WU6 |
HPK37W6 HPK37WD6 HPK37ND6 HPK37WDX6 HPK37WX6 HPK37WUDX6 HPK37WUD6 HPK46W6 HPK46WD6 HPK46ND6 HPK46WDX6 HPK46WDM6 HPK46WX6 HPK46WUDX6 HPK46WUD6 HPK55WDX6 HPK55W6 HPK55WD6 |
2012年度 | ES18W7 ES18WD7 ES18WX7 HP37C7 HP37W7 HP37WD7 HP37CD7 HP37N7 HP37WX7 HP37WU7 HP37WUX7 HP37WUD7 HP37WUXP7 HP37WZ7 HP37WUZ7 HP37WUXZ7 HP37WXZ7 HP46W7 HP46C7 HP46WD7 HP46N7 HP46WDM7 HP46WX7 HP46WU7 HP46WUX7 HP46WUXP7 HP43WZ7 HP43WUZ7 HP43WUXZ7 HP43WXZ7 HP55W7 HP55N7 HP55WX7 HP55WUX7 HP55WU7 ESK18WD7 |
HPK37W7 HPK37WD7 HPK37ND7 HPK37WDX7 HPK37WX7 HPK37WUDX7 HPK37WUD7 HPK37WUDXP7 HPK46W7 HPK46WD7 HPK46ND7 HPK46WDX7 HPK46WDM7 HPK46WX7 HPK46WUDX7 HPK46WUD7 HPK46WUDXP7 HPK55WDX7 HPK55W7 HPK55WD7 |
2013年度 | HP37C8 HP37W8 HP37WD8 HP37CD8 HP37N8 HP37WX8 HP37WU8 HP37WUX8 HP37WUD8 HP37WUXP8 HP37WZ8 HP37WUZ8 HP37WUXZ8 HP37WXZ8 HP46W8 HP46C8 HP46WD8 HP46N8 HP46WDM8 HP46WX8 HP46WU8 HP46WUX8 HP46WUXP8 HP43WZ8 HP43WUZ8 HP43WUXZ8 HP43WXZ8 HP55W8 HP55N8 HP55WX8 HP55WUX8 HP55WU8 |
HPK37W8 HPK37WD8 HPK37ND8 HPK37WDX8 HPK37WX8 HPK37WUDX8 HPK37WUD8 HPK37WUDXP8 HPK46W8 HPK46WD8 HPK46ND8 HPK46WDX8 HPK46WDM8 HPK46WX8 HPK46WUDX8 HPK46WUD8 HPK46WUDXP8 HPK55WDX8 HPK55W8 HPK55WD8 |
2014年度 2015年度 |
W18 W18D S18 C20D W30D C37 W37 W37D N37 S37 S37U P37U P37UB P37 S37B W37Z S37UZ S37Z W46 C46 N46 S46 S46U P46U P46UB P46 S46B W43Z S43UZ S43Z W55 N55 S55 S55U S55B WK18D |
WK37D WK37D SK37D SK37UD SK37BD WK46D NK46D SK46D SK46UD SK46BD SK55D WK55D SK55UD |
2016年度 | W182 W182D S182 N182D W302D C372 W372 W372D N372 S372 S372U P372UB P372B W372Z S372UZ S372Z W462 C462 N462 S462 S462U P462UB P462B W432Z S432UZ S432Z W552 N552 S552 S552U P552UB P552B WK182D |
NK182D WK372D NK372D SK372D SK372UD PK372UBD WK462D NK462D SK462D SK462UD PK462UBD SK552D WK552D SK552UD PK552UBD |
2017年度 | W303D C373 W373 W373D N373 S373 S373U S373U-SP P373UB P373B W373Z S373UZ-SP S373UZ S373Z W463 C463 N463 S463 S463U S463U-SP P463UB P463B P433Z S433UZ-SP S433UZ S433Z W553 N553 S553 S553U P553UB P553B |
WK373D NK373D SK373D SK373UD PK373UBD WK463D NK463D SK463D SK463UD PK463UBD SK553D WK553D SK553UD PK553UBD |
2018年度 2019年度 |
S184 S184D N184 N184D W304D W304DM C374 W374 W374D N374 S374 S374A S374U S374UA P374UB P374B W374Z S374UZ W464 C464 N464 S464 S464A S464U S464UA P464UB P464B W434Z S434UZ N554 S554 S554U P554UB P554B |
SK184 SK184D NK184 NK184D WK374 WK374D NK374D SK374D SK374 SK374U PK374UBD WK464 WK464D NK464D SK464D SK464 SK464U PK464UBD SK554D SK554 SK554U PK554UBD |
2020年度 | W305D W305DM C375 W375 W375D N375 B375 S375 S375A S375U S375UA P375UB P375B W375Z S375UZ W465 C465 N465 B465 S465 S465A S465U S465UA P465UB P465B W435Z S435UZ N555 S555 S555U P555UB P555B |
WK375D NK375D SK375D SK375UD PK375UBD WK465D NK465D SK465D SK465UD PK465UBD SK555D SK555UD PK555UBD |
2021年度 | なし | なし |
2022年度 | W306D C376 W376 W376D N376 B376U S376 S376A S376U S376UA P376UB P376B W376Z S376UZ W466 C466 N466 B466U S466 S466A S466U S466UA P466UB P466B W436Z S436UZ N556 S556 S556U P556UB |
WK376D NK376D SK376D SK376UD PK376UBD WK466D NK466D SK466D SK466UD PK466UBD SK556UD PK556UBD |
(※)すべての型番の前に「SRT-」が付きますが、見やすさを優先して本記事では省略しております。
エコキュートはメーカーや市場の状況などにもよりますが、新商品の発売や既存商品のマイナーチェンジを定期的に行っています。
三菱エコキュートはマイナーチェンジする場合、貯湯容量・貯湯タンクの形状・給湯タイプ・搭載している機能が同じタイプは型番の一部を変更することが多いです。
例えば、貯湯容量が300L・貯湯タンクが角型・給湯タイプが追いだきフルオートの機種は次のように型番を引き継いでいます。
- HP302WFD→HP303WFD→HP304WFD→HP30WD1→HP30WD2→HP30WD3→HP30WD4→HP30WD5
メーカーや機種によって異なりますが、数字の二桁目までは貯湯容量を指していることが多いです。「30」の場合は300L、「37」は370L、「55」は550を指します。
次項より、三菱エコキュートの歴史を年代ごとに解説します。
2001年度
2001年はコロナを始め各メーカーからエコキュートが販売された年です。三菱はフルオートタイプの「HP711」とエコオートタイプの「HP521」を販売しています。
販売当時、エコキュートは省エネ性能の高さを評価されており、「HP711」を含めた複数のメーカーのエコキュートは経済産業大臣賞を受賞しています。
2002年度
2002年度は一般地向けのエコキュートで新機種やマイナーチェンジはありませんでしたが、三菱エコキュートで初めての寒冷地仕様向けエコキュート「HP521K」が販売されました。
寒冷地仕様とは、空気の熱を利用するエコキュートが寒い地方でも使用できるように工夫が施されている機種で、以降に販売される寒冷地仕様の三菱エコキュートの型番にはKが盛り込まれています。
2003年度
2003年度には追い焚き機能を搭載した「HP372WF」や、水漏れが起きた時に給水を止めるエマージェンシーストップ機能を搭載した「HP372WFD」、貯湯容量が460Lのシリーズなどが販売されました。
2004年度
2004年度は大半の機種がマイナーチェンジを行い、床暖房機能を搭載した「HP463WFS」が販売されました。エコキュートは他の給湯器よりもランニングコストが抑えられているので、床暖房のコストも抑えられると注目を集めました。
2005年度~2006年度
2005年度~2006年度は、貯湯容量が430Lの「HP434WFZ」を販売したこと以外で特筆すべき出来事はありません。なお、貯湯容量が430Lのシリーズは現在も販売されています。
2007年度
2007年度に三菱エコキュートは貯湯容量が550Lの「HP55W2」と「HP55N2」を販売しています。貯湯容量550Lは大家族向けのサイズで、現在でも三菱エコキュートの最大サイズです。
2008年度~2009年度
2008年度~2009年度にかけて、三菱は現在でも人気の機能である「バブルおそうじ」を搭載した機種を次々と販売しています。配管を洗浄する際にマイクロバブルが噴出されるので、配管掃除を行う手間が少なくなる機能です。
また、当時の主力商品だったHPシリーズはマイナーチェンジを繰り返し、年間給湯効率が3.3と当時としては高い数値を実現しています。
ほかにも、2009年度には設置スペースの狭い戸建住宅でも設置できるコンパクトなESシリーズが発表されています。貯湯容量が177Lと小さいですが、従来の角型タンクに比べて設置面積が約45%も小さいです。
横幅や奥行きが小さいので狭い通路や曲がり角での搬入も可能なシリーズで、2017年までマイナーチェンジを繰り返していました。
2010年度
2010年度は給湯圧力が280kPaのハイパワータイプが登場します。エコキュートは貯湯式給湯器のため水圧が弱く、当時は170kPaが一般的で、水圧が強くても220kPa前後が主流だったのに比べるとかなり強い水圧です。
また、ハイパワータイプとバブルおそうじの両方を搭載した寒冷地向け機種が発表され、新しいデザインの「新スマートリモコン」が販売されるなど、機能や性能以外の部分で新しい進歩が見られます。
2011年度
エコキュートが2001年に登場してから10年が経過した2011年2月に、エコキュートの性能を示す数値が新たに制定されています。現在も用いられている日本工業規格(JIS)の年間給湯保温効率に業界でいち早く対応したのは三菱です。
2011年度に販売されたエコキュートのプレミアムタイプは3つの省エネ技術を用いており、年間給湯保温効率は当時として高水準の3.1を実現しています。
また、2011年3月に起きた東日本大震災を受けて、全機種で非常時のライフラインとしての強化を行っており、停電や断水が起きた時に貯湯タンクユニット内部のお湯を生活用水として利用できるようになり、耐震性能が強化されています。
業界では初めて貯湯容量550Lの寒冷地仕様エコキュート「HPK55W6」シリーズを販売したことも、三菱の技術力の高さを示しました。
2012年度
2012年度は現在でも人気の高い「ホットあわー」が登場した年です。ホットあわーとは、直径約0.01mmのマイクロバブルにより体の表面についた汚れを取り除き、保温や保湿効果を高める機能になります。
また、ホットあわーとバブルおそうじという2種類のバブル機能を搭載したエコキュートを販売したのは三菱が最初です。
ほかにも、プレミアムタイプの年間給湯保温効率は3.3を達成しており、エコキュートの性能が上がっています。
2013年度
新しい機能が搭載された2012年度に対して、2013年度は大半の機種がマイナーチェンジを行いましたが、大きな変化はありません。
2014年度~2015年度
2014年5月、三菱はエコキュートの型番をHP表記からPやSなど、現在につながる型番に変更します。合わせてラインナップも整理され、プレミアムタイプのPシリーズ、ハイグレードのSシリーズ、シンプルベーシックなAシリーズという分類です。
型番の変更以外では、年間給湯保温効率が3.6を達成しており、業界トップクラスの高性能なエコキュートという評価を不動の物としています。
なお、2015年度はマイナーチェンジも行われていない年です。
2016年度~2017年度
2016年4月、電力小売全面自由化により新電力会社から様々な自由料金プランが販売されました。エコキュートは電気を利用してお湯を沸かす給湯器のため、2016年度は多様化する電気料金メニュー対応できる機種が各メーカーから販売された時期です。
三菱エコキュートも全部で23種類の料金プランに対応でき、登録されていない料金プランはマニュアル設定で沸き上げ時間をコントロールできます。
また、プレミアムタイプのPシリーズ以外のSシリーズやAシリーズの年間給湯保温効率が上昇しているため、どのシリーズのエコキュートも高性能な商品と言えます。
なお、2017年度は大半の機種がマイナーチェンジを行ったこと以外に特筆すべきことはありません。
2018年度~2019年度
2018年度には、残り湯の熱を回収する「ホットりたーん」を搭載した三菱エコキュートが販売されます。残り湯の熱を回収して貯湯タンクユニットのお湯を保温する機能です。
ホットりたーんの登場と、貯湯タンクユニット断熱性能の向上、ヒートポンプユニットの効率化などもあり、プレミアムタイプのPシリーズの年間給湯保温効率は遂に4.0を達成します。
また、2018年頃になると太陽光発電システムの自家消費が重要視されており、過去のデータを活用して夜間の沸き上げ量を最適する機能が搭載されています。
一方で、2019年度は機能や性能面で特筆すべきことは多くありませんが、幾つかの機種で生産が終了している時期になります。
2020年度~2021年度
2020年度に販売された三菱エコキュートには新しい機能として「キラリユキープ」と「あったかリンク」が追加されています。
キラリユキープは三菱エコキュートのPシリーズとSシリーズに搭載されており、風呂配管のなかに設置された深紫外線を照射するUV-LEDユニットが残り湯内部の菌を抑制して、嫌なニオイやぬめりが発生しないようにする機能です。
あったかリンクはエコキュートと同メーカーの脱衣室暖房機やバス乾燥・暖房・換気などをインターネットでつなげて、スマホでコントロールできる機能になります。入浴前の脱衣室や浴室を温めることができるので、お風呂の時間を快適に過ごせます。
また、2020年度に販売されたP375UBで年間給湯保温効率が4.2を達成し、現時点で上回るエコキュートは販売されていません。
なお、2021年度は社会情勢の影響もあってか、新機能やマイナーチェンジなどが行われていない年です。
2022年度
2022年度の三菱エコキュートには「キラリユキープPLUS」と「パカっとハンドル」が採用されています。
キラリユキープPLUSはキラリユキープの発展形で、風呂のお湯に含まれている菌を除菌する機能です。キラリユキープPLUSがあれば、誰かが入った後でも綺麗なお風呂に入浴でき、綺麗な残り湯で洗濯もできます。
パカっとハンドルは貯湯タンクユニットの下部に新しく搭載された機能です。停電や断水のときに貯湯タンクユニットから生活用水を汲み出しやすくなっています。
まとめ
以上が、三菱エコキュートの歴史の解説です。三菱エコキュートは2001年~2022年度までに幾度も新シリーズの販売やマイナーチェンジ、モデルチェンジなどを繰り返しています。
記事執筆時点で現行品となっているのは2020年モデルと2022年モデルです。性能面ではあまり違いはありませんが、機能面では2022年モデルに「キラリユキープPLUS」と「パカっとハンドル」があるので、清潔さを重視する方におすすめの商品になります。
ただし、エコキュートはメーカーによって特徴が異なり、ライフスタイルや家族の人数によっては三菱エコキュートが合わない場合があります。
「エコ突撃隊」では、三菱エコキュートを始め、様々なメーカーの正規品を低価格で販売しております。商品知識に詳しいスタッフが対応致しますので、エコキュートに興味がある方は、ぜひご相談ください。
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