オール電化
2022/01/09
ダイキンエコキュートの特徴は?おすすめのダイキンエコキュートも解説
エコキュートはメーカーによって特色や機能が異なります。機能性にこだわっているメーカーは価格が高くなる傾向にあり、反対に機能性をそれほど重視していないメーカーは価格が安くなります。
これからエコキュートを探すなら、メーカーごとの特色や機能について知っておくと、自分や家族にとっておすすめの機種を見つけられます。
そこで今回は、エコキュートの6大メーカーの一つであるダイキンの製品について解説します。ダイキンエコキュートの特色や機能の解説だけでなく、エコ突撃隊でおすすめの製品も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
ダイキンエコキュートの特色は?
ダイキンはエコキュートのパイオニアと呼べるメーカーです。1985年にエコキュートに用いられるヒートポンプ式冷暖房給湯マルチシステムを販売しています。
その後、ダイキンは空調技術に特化したメーカーとしての地位を確立し、省エネ性能の高いエコキュートを世に送り出しています。
ダイキンエコキュートの特色は次になります。
- 空調専門メーカーによる製品づくりのこだわり
- 業界トップクラスの給湯圧力
- 全機種が井戸水対応
- にごり湯の入浴剤が使用できる
- 商品ラインアップは少ない
- 災害時への安心設計
それぞれ、順番に解説します。
空調専門メーカーによる製品づくりのこだわり
ダイキンは空調専門メーカーとして高い技術力を有しています。その技術力は空気と電気の力で動くエコキュートでも発揮しており、全機種の性能が高いです。
例えば、ダイキンではヒートポンプユニットを商品化しています。ヒートポンプユニットが故障した場合、交換用ヒートポンプユニットと交換することが可能となっており、古いエコキュートでも最新の製品と交換できます。
ほかのエコキュートメーカーだと、貯湯ユニットも一緒に交換しますが、商品化することで素早く工事を完了できます。空調機器に対する高い技術力を有しているダイキンだけの特色です。
また、すべてのダイキンエコキュートはタンク缶体に高品質ステンレスを使用しています。ほかのエコキュートメーカーではステンレスを使用していますが、ダイキンの高品質ステンレスは耐久性が高く腐食劣化を防ぎます。
このようにダイキンは業界でもトップクラスの高い技術力により、高性能・高品質なエコキュートを開発しています。
業界トップクラスの給湯圧力
ダイキンのパワフル高圧対応エコキュートは、シャワー水圧が320kPaと業界トップクラスの給湯圧力です。
一般的なエコキュートの水圧が180kPa、ほかのエコキュートメーカーの高圧給湯モデルが300kPaに対して、ダイキンのパワフル高圧対応エコキュートは頭一つ飛びぬけている性能になります。
320kPaもあれば、3階でのシャワーも水圧が強く、複数箇所同時に出湯していても弱くなることは少ないです。
シャワーだけでなく湯はりの時の水圧も強く、約180リットルのお湯はりがわずか11分で完了します。湯はりの時間が短縮されるので、時短効果も望めます。
ほかのエコキュートメーカーだと、高圧給湯モデルはフルオートタイプに限定されます。しかし、ダイキンではオートタイプや給湯専用らくタイプでもパワフル高圧に対応している機種があります。
シャワーの水圧が強い機種をお探しの方は、ダイキンエコキュートのパワフル高圧対応モデルがおすすめです。
全機種が井戸水対応
ダイキンエコキュートは全機種が井戸水・地下水に対応しています。井戸水や地下水にはカルシウムなどの硬度成分が含まれているので、配管内部を詰まらせる原因となります。
そのため、一般的に井戸水・地下水地域だとエコキュートを設置するのが難しく、設置する場合は専用のエコキュートを購入することになります。
しかし、ダイキンは独自の水質判定基準を設けており、その基準をクリアすれば井戸水・地下水地域でも全機種のエコキュートを使用できます
ダイキン基準をクリアした場合、水熱交換器のスケール詰まりなどに対応する3年間保証が付くのもダイキンの特色です。
にごり湯の入浴剤が使用できる
ダイキンエコキュートはフルオートタイプでも、にごり湯の入浴剤が使用できます。
エコキュートのフルオートタイプは追い炊きをする場合、お風呂の湯を循環して温めなおします。その際に、お湯に不純物が混ざっていると配管に溜まってしまい、故障の原因になる可能性があります。
そのため、多くのエコキュートでにごり湯の入浴剤は使用を控えるようにと発表されています。
しかし、ダイキンは株式会社バスクリンで販売しているにごり湯の入浴剤が使用できると発表しています。実際にダイキンが自社で問題ないか実験しているので、安心して使用できます。
入浴剤にこだわる方にとって、ダイキンエコキュートはおすすめの製品です。ただし、ほかのメーカーのにごり湯入浴剤が使用できるということではありませんので、間違えないようにしましょう。
商品ラインアップは少ない
ダイキンエコキュートは、ほかのエコキュートメーカーに比べて商品ラインアップが少ないです。
ほかのエコキュートメーカーはシリーズやラインアップが豊富で、どれを選べばいいのか迷ってしまうほど選択肢が多いです。
しかし、ダイキンエコキュートはバリエーション違いを除くと、基本的にフルオートタイプ・オートタイプ・給湯専用らくタイプの3種類しかなく、選択肢が少ないメーカーです。
選択肢が少ないというのは一見するとデメリットのように思えますが、次のようなメリットもあります。
- 生産する部品の種類を絞ることで在庫を確保しやすくする
- ラインアップを絞ることで余分な機能を排除し価格や性能に還元する
ラインアップが豊富ということは、関連する部品の種類が多くなります。部品の種類が多いと、在庫として保有できる数が少なくなってしまい、メンテナンスや修理の対応が難しくなる傾向があります。
ダイキンはエコキュートの種類が少ないため、共通している部品が多く、在庫を常に確保しています。そのため、ほかのエコキュートメーカーに比べてメンテナンスや修理の対応が早いという評価を得ています。
また、余分な機能を排除することで価格を抑え、性能を上げることにも成功しています。実際、同価格帯のほかのエコキュートメーカーと比べると、ダイキンエコキュートは搭載している機能の数や性能は高いです。
以上のことから、ダイキンエコキュートのラインアップが少ないのは、むしろメリットだと言えます。
災害時への安心設計
ダイキンエコキュートは災害時に備えて安心設計にもこだわっています。
エコキュートは貯湯タンクユニット内部のお湯を生活用水として使用できるため、倒れにくい構造となっています。ダイキンエコキュートは耐震クラスS基準の最大約140%も強化することができ、震度7相当の地震に耐える構造となっています。
停電時にも出湯が可能で、貯湯タンクユニット内部にお湯が残っていればシャワーや台所の蛇口からお湯が出ます。
ほかにも、非常用水取り出し栓が分かりやすくなっており、貯湯タンクユニットの配管を見直すことで軽量化にも成功しています。
耐震クラスSは病院や学校といった災害時に避難する場所に設置する機器に求められる基準です。ダイキンエコキュートは耐震クラスS以上の耐震性能を目指しており、地震に強いエコキュートです。
ダイキンエコキュートのラインアップ
ダイキンエコキュートはラインアップが少ないです。2021年に発売されたエコキュートは以下になります。
タイプ | 一般地仕様の角形エコキュート | バリエーション違い |
---|---|---|
フルオートタイプ | EQN46WFV・EQN37WFV | 薄型・パワフル高圧・寒冷地仕様・一般地仕様・高性能モデル |
オートタイプ | EQ46WSV・EQ37WSV | なし |
給湯専用らくタイプ | EQN46WV・EQN37WV | パワフル高圧・寒冷地仕様 |
2021年にダイキンが販売した一般地仕様の角形エコキュートは、フルオートタイプのEQN46WFVとEQN37WFV、オートタイプのEQ46WSV・EQ37WSV、給湯専用らくタイプのEQN46WV・EQN37WVの6種類です。
型番にある数字の違いは貯湯量の違いのため、実質3種類になります。この3種類に、バリエーション違いが複数あり、これらのラインアップからエコキュートを選びます。
3種類の違いは搭載している機能と給湯の仕方になります。
- フルオートタイプ…多くの機能を搭載しており、追い炊きが可能
- オートタイプ…複数の機能を投資しており、たし湯が可能
- 給湯専用らくタイプ…搭載している機能が少ないが、価格は安い
ダイキンエコキュートの機能
ダイキンエコキュートの機能はシリーズによって搭載しているかどうか異なります。次の表はタイプごとに搭載している機能の早見表になります。
フルオートタイプ | オートタイプ | 給湯専用らくタイプ | |
---|---|---|---|
マイクロバブル入浴 | 〇 | × | × |
温浴タイム | 〇 | × | × |
スマート貯湯 | 〇 | 〇 | 〇 |
ターボ沸き上げ | 〇 | 〇 | 〇 |
沸き増し能力アップ | 〇 | 〇 | 〇 |
あらかじめ霜取り | 〇 | 〇 | 〇 |
ツイン給湯 | 〇 | 〇 | 〇 |
自動ふろ配管洗浄 | 〇 | × | × |
ダイキンエコキュートの機能について、それぞれ詳しく解説します。
マイクロバブル入浴(フルオートタイプ)
ダイキンエコキュートのフルオートタイプには、入浴の快適性を高めるマイクロバブル入浴という機能を搭載しています。
別売りの吸気ユニットから取り入れた空気が、直径約0.1mmの微細なバブルとなり浴槽を循環します。マイクロバブルのお風呂に入ると、微細なバブルの働きにより肌が潤い、温熱効果も期待できます。
細かいバブルが汚れや老廃物を取り除き、細胞の奥まで潤いを染み込ませます。また、マイクロバブルの残り湯で洗濯物を洗うと、汚れが通常よりも落ちるというデータもあります。
温浴タイム(フルオートタイプ)
ダイキンエコキュートのフルオートタイプには、好みの湯温をリモコンで簡単に設定できる温浴タイムを搭載しています。4つの湯温モードから選択可能で、お湯の温度を一定に保ちます。
たし湯やたし水をしないで湯温を調整する機能のため、冷めた残り湯が流れ込んでくるような不快感はありません。
スマート貯湯(フルオートタイプ/オートタイプ/給湯専用らくタイプ)
ダイキンエコキュートは、センサーによってお湯の温度や量を管理するスマート貯湯機能を搭載しています。
お湯を張る際に、お湯が十分に沸き上げ温度に達していない場合、状況に応じて適切な貯湯タンクユニットの位置にお湯を入れることで、使用湯量を最適に保ちます。
そのため、常にお湯の量を確保できているので、風呂を入れている最中に湯切れを起こすことはほとんどありません。
ターボ沸き上げ(フルオートタイプ/オートタイプ/給湯専用らくタイプ)
ダイキンエコキュートは割安な時間帯にしっかりと沸き上げが完了するようにターボ沸き上げ機能を搭載しています。
エコキュートは電気料金が割安な夜間にお湯を作りますが、冬場は給湯効率が下がるので時間が掛かる場合があります。
ターボ沸き上げは、電気料金が割安な時間帯が終わるまでに沸き上げが間に合わないと判断した場合、沸き上げ能力を自動でパワーアップする機能です。
夜間時間帯に沸き上げが終了するように自動制御されるので、特別な操作や設定は必要ありません。
沸き増し能力アップ(フルオートタイプ/オートタイプ/給湯専用らくタイプ)
沸き増し能力アップはターボ沸き上げ機能と同様に、短時間で沸き上げを終了する機能です。
日中や夜間に湯切れを起こしそうになった場合、通常の約1.3倍の加熱能力でお湯を作ります。
あらかじめ霜取り(フルオートタイプ/オートタイプ/給湯専用らくタイプ)
エコキュートはヒートポンプユニット周りの空気を吸収して圧縮して熱を生み出し、お湯を作ります。そのため、ヒートポンプユニット周りが霜で覆われていると給湯効率が極端に下がってしまいます。
あらかじめ霜取りは、沸き上げ運転後、ヒートポンプユニットに霜が付いていたらすぐに霜取り運転をスタートする機能です。霜取りをあらかじめ行うことで、急な沸き増しに対応できます。
ツイン給湯(フルオートタイプ/オートタイプ)
ダイキンエコキュートは台所と浴槽で異なる温度設定が可能なツイン給湯機能を搭載しています。
浴槽は42℃、台所は38℃といったように、温度を別々に設定できるので、洗い物とお風呂が同時に進行している時などに役立ちます。
自動ふろ配管洗浄(フルオートタイプ)
ダイキンエコキュートのフルオートタイプは、風呂配管内に残った水を自動で注水して洗い流す機能を搭載しています。
リモコン操作で手動洗浄も可能なため、普段の清掃が簡単になります。
また、残り湯に洗浄剤を入れて、風呂配管を本格的に清掃するモードもあります。半年に1回のペースで洗浄することで、清潔なお風呂に入ることができます。
おすすめのダイキンエコキュートは?
エコ突撃隊で販売しているダイキンエコキュートでおすすめの機種はEQN37WFVです。
メーカー | ダイキン |
---|---|
販売価格(税込) | 387,800円 |
シリーズ | フルオートタイプ |
型番 | EQN37WFV |
容量 | 370L (3~5人用) |
タイプ | 角型タイプ |
給湯タイプ | フルオート |
設置地域 | 一般地仕様 |
貯湯寸法 | 1825×630×730mm |
ヒートポンプ寸法 | 635×825(+74)×300mm |
その他 | 温浴タイム マイクロバブル入浴(別売品) 沸き増し能力アップ機能 ツイン給湯 ECHONET Lite規格&AIF認証対応 耐震クラスA リモコンスタイリッシュリモコン (BRC083D1) |
EQN37WFVはフルオートタイプのダイキンエコキュートです。上記で解説したダイキンエコキュートの機能のほとんどを搭載しており、2021年に販売された最新機種になります。
EQN37WFVの特色は本体価格の安さです。ほかのエコキュートメーカーで、EQN37WFVと同程度のスペックのエコキュートを求めると、40万円~50万円はします。
しかし、ダイキンエコキュートはラインアップを絞ることで本体価格を安くすることに成功しております。加えて、エコ突撃隊は「エコキュート本体+リモコン+脚部カバー+設置工事+10年工事保証」をすべてセットにして、387,800円で販売しています。本来の商品価格よりも76%オフで業界最安値といえます。
エコ突撃隊では、EQN37WFV以外のオートタイプや給湯専用らくタイプのダイキンエコキュートも販売しています。オートタイプや給湯専用らくタイプの方が価格は安くなる傾向にあるため、初期費用を安くしたい方はそちらがおすすめです。
まとめ
以上が、ダイキンエコキュートの解説になります。ダイキンは空調機器メーカーとして高い技術力を有しており、給湯専用タイプも含めて高性能なエコキュートを開発しています。にごり湯の入浴剤が使用可能、全機種井戸水・地下水に対応していることが、技術力の高さの証です。
一方で、搭載している機能の数やラインアップはほかのエコキュートメーカーに比べると少ないです。しかし、機能の数やラインアップを絞ることで、本体価格を安くすることに成功しています。
エコ突撃隊では、EQN37WFVをはじめ、2021年に販売された最新モデルを各種取り揃えております。仲介業者を減らし、大量仕入れをすることでメーカー正規品を低価格でご提供しており、業界最安値を自負しています。ダイキンエコキュートのことでご相談がありましたら、ぜひエコ突撃隊までご連絡ください。
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---|---|---|
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