オール電化
2017/07/29
エコキュートの基本工事費・内容(電気温水器から交換ケース)
電気温水器からエコキュートに交換するケースで、基本工事に含まれる本体据付工事や配管工事、電気工事などの工事内容と費用を解説します。また、分電盤交換や幹線交換などの追加工事が必要になる条件や、目安となる費用もご紹介。
一般的な基本工事費用(電気温水器→エコキュートへ交換時)
電気温水器からエコキュートへの交換工事費は、およそ10~17万程度です。
ただし、あまり基本工事費用が安すぎる店舗は、工事がいい加減だったり、追加工事費用が高額な場合もありますので、依頼前によく確認するようにしましょう。
一般的な基本工事の内容(電気温水器→エコキュートへ交換時)
①既設給湯器の撤去処分
エコキュートを新たに設置するため、これまで使用していた電気温水器を撤去します。
②配管工事
断水した後、配管工事を開始します。
このとき、給水・給湯配管と循環追炊用配管は、電気温水器で使用していた既設配管を利用するのが一般的です。
また、給湯専用の電気温水器からセミオートorフルオートのエコキュートへ変更した場合は、浴槽内に追い焚き用の循環口を新設します。
③エコキュート本体据付工事
エコキュート本体(貯湯タンク)とヒートポンプユニットを搬入し、コンクリート基礎土台に設置します。
このとき、コンクリート土台に固定用のアンカーボルトを打ち付け、エコキュート本体(貯湯タンク)が水平になるように設置します。
④エコキュートへ配管を接続
コンクリート土台にエコキュートを設置後は、貯湯タンクとヒートポンプに電気配線と各種配管を繋げていきます。
⑤電気工事
電気工事では、まずエコキュート用のブレーカーを設置します。
このときエコキュート専用配線の工事を行いますが、距離によっては追加工事費を請求される場合もあります。基本工事に含まれる一般的な電気配線工事の長さは10mです。
次にエコキュート用のリモコン工事(台所+お風呂)を行い、最後に電力会社への申請手続きを代行して、電気工事は完了です。
⑥試運転+操作方法説明
試運転を行い、エコキュートが問題なく動作することを確認します。
最後にお客様へエコキュートの操作方法を説明して、基本工事は完了です。
なお、中には最後の操作方法を行ってくれない業者も存在しますので、注意しましょう。
一般的な追加工事の内容(電気温水器→エコキュートへ交換時)
●電気温水器の処分費
電気温水器からエコキュートへ交換工事を行う場合、ガス給湯器に比べて大型のため、追加で費用が必要になるのが一般的です。
一般的な処分費の目安は10,000円程度です。
●分電盤交換・主幹ブレーカー交換
使用中の分電盤が200Vに対応していない場合、分電盤の交換工事が必要になります。
この追加工事にかかる一般的な費用目安は35,000~60,000円です。
●浴槽穴あけ(アダプタ取付)
エコキュート(電気温水器)の給湯専用からフルorセミオートタイプにする場合や、ガス給湯器から交換する場合に必要になる追加工事です。
この追加工事にかかる一般的な費用目安は10,000~15,000円です。
●幹線交換
幹線(電線を屋内に引き込んでいる部分から分電盤までの間を繋ぐケーブル)が200Vの配線を引き込んでいない場合や、200Vの配線が細い場合、幹線交換工事が追加で必要になります。
この追加工事にかかる一般的な費用目安は25,000~55,000円です。
●ユニック等の特殊運搬
通常の搬入が困難な設置場所などで、ユニック車などを使用した特殊運搬が必要な場合、追加工事料金を請求される場合があります。
こちらの記事もおすすめ!
お見積り・ご相談はこちら
「ダイキン空調機特約店」
エコ突撃隊 お客様相談窓口
当店の自社施工は、
ダイキンの空調機特約店に認定されています。
安心してお任せいただけるよう、迅速・丁寧にご対応させていただきます。
お電話でのお問い合わせ
10時00分~19時00分