オール電化
2017/06/22
設定や使い方を見直してエコキュートを節電する方法
エコキュートと電気会社の「深夜時間」の確認や、ピークカット設定、各メーカーの節約モードなど、エコキュートの設定や使い方を見直して節電する方法をご紹介します。旅行など長期不在時にするべき節電設定や、電気代の無駄を省く入浴の仕方も。
エコキュートの「深夜時間」を電力会社と合わせる
エコキュートの電気代を節電する方法として、エコキュートの湯沸かし時間を最も電気代が安い「深夜時間」にする方法があります。
このとき重要なのが、契約している電気会社の「深夜時間」と、エコキュートの「深夜時間」が合っているかどうかです。
エコキュートと電気会社の「深夜時間」の終わりには、以下の2種類があります。
・ ~07時
・ ~08時
例えばエコキュートが「~08時」、電力会社が「~07時」になっている場合、7時~8時の間は深夜の安い電気代ではなく、割高な電気代を払ってしまうことになります。
エコキュートの湯沸かし時間を「深夜時間」にする際は、電力会社の設定と合っているか確認しするようにしましょう。
ピークカット設定を使用しているか確認する
電力会社の「ピークシフトプラン」へ加入している場合、夏場の電力使用が集中する時間帯(例:午後1時~午後4時)は特に電気代が高くなります。
その時間にエコキュートで湯沸かしなどを行っていると、割高な電気代を支払うことになってしまいます。それを防ぐために、エコキュートにも「ピークカット設定」が備わっており、契約している電力会社のピーク時間帯を避けて、エコキュートを運用することが可能です。
電力会社の「ピークシフトプラン」へ加入している方で、エコキュートの「ピークカット設定」を知らなかった場合はお試しください。
旅行などで家を離れる場合にできるエコキュートの節電
◎「沸き上げ休止モード」を利用して無駄を省く
長期の旅行や外泊などで家のお風呂を使用しない場合、エコキュートがいつも通り沸き上げを行わないように「沸き上げ休止モード」を設定するようにしましょう。
「沸き上げ休止モード」を設定することで、エコキュートは沸き上げ設定時間が来ても沸き上げを行わないので、無駄な電気代を省くことができます。
◎「自動沸き増し」を停止する
旅行や外泊などの理由で、その日にお湯を使用することがない場合、エコキュートが昼間に行っている「自動沸き増し」を停止することで電気代の無駄を省くことができます。
エコキュートの節約モードを使用する
エコキュートの電気代を節約していきたい場合、エコキュートの運転モードを確認してみましょう。各メーカーごとに用意されている「節約モード」に設定することで、最も電気代を無駄に使用せずにエコキュートの運用が可能です。
各メーカーのエコキュート節約モード一覧
・ 三菱電機:おまかせ
・ パナソニック:おまかせ節約
・ ダイキン:おまかせモード
・ コロナ:おまかせ省エネ
・ 東芝:おまかせ
今日からできるエコキュート節電の工夫
お風呂の入り方や給湯・シャワーの使い方をすこし工夫するだけでも、エコキュートの節電につながります。
お風呂の入り方を工夫して節電する方法
・ 家族全員が、なるべく時間をあけずに入浴する
・ 水位を調節して、無駄に高くしすぎない
・ お風呂から出るときは、浴槽にふたをして放熱を防ぐ
給湯やシャワーの使い方を工夫して節電する方法
・ 洗顔や食器洗い時は、給湯温度を低めにする
・ シャワーや給湯時にお湯を出しっぱなしにせず、こまめに止める