蓄電池

2024/12/10

蓄電池を設置したのに電気代が上がった!原因と対策を徹底解説

蓄電池を設置したのに電気代が上がった!原因と対策を徹底解説

太陽光発電を設置している場合や、今後の電気代を節約したい際に蓄電池の設置を検討するでしょう。しかし、蓄電池の設置により電気代が上がってしまうケースがあります。 本記事では蓄電池を設置しても電気代が上がる原因と対策を解説します。また、蓄電池の選び方などもご紹介しますので、参考にしてください。

蓄電池の仕組み

蓄電池は繰り返し充電して使える電池です。一見、複雑な技術で動いているように思われますが、原理は化学反応に基づくシンプルな仕組みです。

蓄電池は主に「電極」と「電解溶液」で構成されています。

まず、マイナス極の金属が電解溶液に溶け出して、電子がマイナス極からプラス極に流れるのが放電です。

このとき電流はプラス極からマイナス極に流れ、電気が使える状態になります。マイナス極の金属が電解液に溶け出さなくなったら放電終了となり、電気が使えなくなる仕組みです。

蓄電池では放電と逆方向に電流を流すことで電気を貯めることが可能です。プラス極の金属が電解液に溶け出し、電子がマイナス極に移る化学反応で放電前の電池に戻ります。

ちなみに、蓄電池にはスマホやノートパソコンなどに搭載されるリチウムイオン電池や、自動車や産業用ロボットなどに使われる鉛蓄電池などがあります。

蓄電池で電気代が節約できる理由

蓄電池を設置したのに電気代が上がった!原因と対策を徹底解説

近年、蓄電池の設置で電気代の節約を検討する方が増えています。ここでは、蓄電池によって電気代が節約できる理由をご紹介します。

電気代が安い夜の電気を蓄電できるから

電気料金プランによっては電気代が日中と夜間で異なる場合があります。たとえば、次の表は東京電力エナジーパートナーのスマートライフの料金をまとめたものです。

基本料金(10Aにつき) 時間帯(1kWhあたりの料金)
午前6時~翌午前1時 午前1時~午前6時
スマートライフS 311.75円 35.76円 27.86円

蓄電池があれば電気代の安い夜間の電気を貯めておき、昼に使うことで電気代の節約が可能です。

ただし、夜の電気代を安くするには、スマートライフSのような専用のプランに契約しておくことが必要です。すべてのプランで夜の電気代が安いとは限らないため、注意しましょう。

昼に発電した電気を夜に使えるから

すでに太陽光発電を活用している場合は、昼に発電した電気を貯めておき、夜に使うことができます。太陽光発電だけでは電気を貯めておくことができないため、併用して電気代の節約につながります。

日中は太陽光発電で発電した電力を利用しつつ余剰電力を溜めておき、夜間に消費するといった使い方をすれば、電力会社からの買電量を減らすことができ、電気の自給自足も夢ではありません。

余剰電力を蓄電すると売電の収入は減りますが、電気代が削減できるのは大きな魅力ではないでしょうか。

天候が悪いときにも使用できるから

太陽光発電を活用している場合は、天候が悪いときにも発電した電力を使えます。

太陽光発電は天候が悪いと発電量が少なくなり、電気代が高額になる可能性を否定できません。

しかし、蓄電池があれば発電量が少ない場合でもカバーでき、トータルでの買電量を減らせるため、ある程度の節約効果を期待できます。

蓄電池で電気代が上がる原因

蓄電池は利用方法によって電気代の節約が可能です。しかし、場合によっては電気代が上がってしまいます。ここでは、蓄電池を設置しても電気代が上がってしまう原因をご紹介します。

太陽光発電と併用していない

蓄電池の効果を最大限に発揮するには太陽光発電との併用が望ましいと言えます。

もちろん、蓄電池単体でも、夜間に電気料金が安くなるプランを利用して夜間に蓄電し、昼間に使用することで電気料金を節約することが可能です。

しかし、近年では蓄電池単体での電気料金節約が難しくなる可能性が高まっています。すでに、夜間プランや深夜プランの廃止や制限を行う電力会社や電力サービス会社が出てきております。

参考:東北電力「2021年4月1日以降のご契約内容の見直し」
参考:中部電力ミライズ「新規加入廃止メニュー」

今後も夜間プランの縮小や廃止を進める電力会社が増える可能性あるため、蓄電池だけで電気代を大幅に節約するのは難しくなりつつあります。

さらに、電気料金は社会情勢やエネルギー市場の動向によって高騰することがあります。

社会情勢の変動による影響が夜間プランの料金にも反映される場合、従来のような節約効果が得られなくなることも考えられるため、電力会社から購入する電気量を極力減らす方法が重要となり、太陽光発電との併用が効果的な選択肢です。

電気料金の節約を考えている方は、蓄電池と太陽光発電の併用を検討しましょう。

ライフスタイルに合った使い方になっていない

蓄電池を効果的に活用するには、ライフスタイルに合わせた運用が重要です。電気料金を節約するための一般的な方法として、料金が安い時間帯に電力を蓄え、ほかの時間帯で使用するという仕組みがあります

スマートライフSのような夜間に電気料金が安くなる料金プランの場合、昼間の買電量が減れば電気料金の節約につながるでしょう。

しかし、日中に人が居ない、あるいは日中の電気使用量が少ない家庭では元々の買電量が少ないため、上記の方法では期待しているほどの節約効果を得られません。

ライフスタイルを十分に考慮せずに蓄電池を購入してしまうと、期待していたほどの節約効果を得られないだけでなく、初期費用や維持費が負担となり、トータルコストが増えてしまう恐れがあるので注意しましょう。

月々の電気代が安くても蓄電池を導入している

月々の電気料金が安い場合、蓄電池を導入しても節約効果が限定的になることが多いです。

例えば、元々の電気料金が月々数千円程度の家庭では、蓄電池を導入した節約分は少なく、100万円~200万円以上の初期費用を回収するための時間が長くなる可能性があります。

蓄電池は、電気代が高額な家庭や太陽光発電との併用で電力自給率を高めたい家庭で特に効果を発揮する機器です。月々の電気代が低い家庭では、蓄電池の導入よりも省エネ対策や電力プランの見直しを検討しましょう。

太陽光発電の発電量が低下している

蓄電池を設置したことで太陽光発電の発電量が低下するケースがあります。低下する理由は、パワーコンディショナーの容量以上に発電することができないからです。

パワーコンディショナーとは太陽光発電で発電した電力を家庭で利用できる形に変換する装置で、容量を超えて発電はできません。同様に、蓄電池にもパワーコンディショナーがあり、容量を超える電力を蓄えることができないです。

例えば、発電量がパワーコンディショナーの容量を上回る場合、超過分の電力は使われず、結果として太陽光発電の発電効率が低下します。

なかには太陽光発電と蓄電池のパワーコンディショナーが一体となっている製品があります。しかし、パワーコンディショナーへの負荷が大きくなることから故障までの期間が短くなり、パフォーマンスの低下から発電量の低下が考えらえます。

蓄電池で電気代が上がらないための対策

蓄電池を設置したのに電気代が上がった!原因と対策を徹底解説

蓄電池で電気代が上がることはできるだけ避けたいところです。その対策として3つの方法をご紹介します。

太陽光発電と併用する

電気料金節約のために蓄電池を導入するなら、太陽光発電との併用がおすすめです。

太陽光発電で発電した電力を蓄電池に貯めて利用すれば、電力会社から購入する電力量を減らせるので、電気料金の節約につながります。また、蓄電池があれば発電できない夜間や雨天時も買電量を減らせるため効率的なエネルギー運用が可能です。

電気自動車をお持ちの方であれば、トライブリッド蓄電システムの導入をご検討ください。トライブリッド蓄電システムとは、太陽光発電と蓄電池、電気自動車の3つのエネルギーを組み合わせたシステムで、蓄電池に貯めた電気を活用します。

将来的に電気自動車が一般的になったときを想定して、電力購入を必要としない仕組みを考えてもいいでしょう。

蓄電池の使用モードをライフスタイルに合わせる

蓄電池を効率的に活用して電気代を節約するためには、自身のライフスタイルや電力使用状況に合わせて適切な使用モードを選ぶことが重要です。

蓄電池には、さまざまな使用モードが用意されており、それぞれの特徴を理解して使い分けることで、より効果的に運用できます。

例えば、夜間電力使用モードなら、夜間に電力料金が安くなるプランに合わせて、蓄電池に電力を蓄え、昼間や料金が高い時間帯での利用が可能です。

また、太陽光発電連動モードなら、太陽光発電で発電した余剰電力を蓄電池に貯め、夜間や天候が悪い日など、発電量が少ない時間帯に活用します。

さらに、ピークカットモードは家庭の電力使用量がピークに達した際に、蓄電池から放電して電力会社からの購入量を抑えるモードです。電力使用量が多い家庭や、電力会社のピーク電力料金が高いプランを利用している家庭に適しています。

それぞれのモードの特徴や注意点を確認して、効率的に電気料金の節約を目指しましょう。

蓄電池の使用目的を十分に検討してから導入する

蓄電池は使用目的を十分に検討してから導入しましょう。

「電気代が安くなると知った!」くらいの認識では、電気代が節約できない可能性があります。特に、月々の電気代がさほどかかっていない家庭では、蓄電池による節約の効果が期待できません。

また、太陽光発電を設置しているからと言って、蓄電池の併用が必要とも言い切れません。なかには蓄電池の必要性を感じていないご家庭もあります。電気の使い方やかけられるコストなど、総合的に考えて蓄電池を導入しましょう。

蓄電池がおすすめな人・おすすめしない人

ここまでの内容をもとに、蓄電池がおすすめな人とおすすめしない人をまとめました。

蓄電池がおすすめな人

蓄電池の設置がおすすめな人の特徴は以下のとおりです。

  • 太陽光発電を設置している(設置を検討している)
  • オール電化住宅
  • 災害(停電)時に備えたい(災害時に避難所に避難しにくい)
  • 毎月の電気代が高く感じている

蓄電池は太陽光発電との相性が非常に良く、発電した電力を無駄なく活用できます。売電価格が低下している現状では、余剰電力を売電するよりも、自家消費したほうが経済的なメリットが高いので、既に設置している人や、検討している人は蓄電池との併用がおすすめです。

また、オール電化住宅では電気が家庭の主なエネルギー源となるため、蓄電池を導入することで電気代を効率的に削減できます

特に、オール電化住宅向けの料金プランは夜間に電気料金が安くなる傾向が見られるため、電気料金の大幅な節約が可能です。

さらに、蓄電池があれば突然の災害が起きたとしても、蓄えてある電力である程度の期間を過ごせます。高齢者や子どもがいる、あるいは健康上の理由で避難所に行きにくい家庭の場合、蓄電池の導入を検討しましょう。

蓄電池は状況にもよりますが、導入すれば電気料金の削減を期待できるため、現時点で電気料金が高い家庭におすすめです。

蓄電池をおすすめしない人

蓄電池の設置をおすすめしない人の特徴は以下のとおりです。

  • 毎月の電気代が高くない
  • 蓄電池の設置場所を確保できない
  • 自治体などの補助金を使っても設置費用が捻出できない

毎月の電気代が比較的抑えられている家庭の場合、蓄電池の導入による節約効果が十分に得られない可能性があります。

また、蓄電池はある程度の設置スペースが必要なため、敷地内に十分な場所を確保できない家庭には不向きです。

さらに、蓄電池は商品によりますが100万円~200万円程度かかるため、初期費用の負担が大きいです。多くの自治体では補助金制度が用意されていますが、活用しても費用を捻出できない家庭では、蓄電池の導入をあまりおすすめできません。

蓄電池を設置する際は、上記の条件に加えて、ご家庭のライフスタイルや電気使用量などを考慮しましょう。

蓄電池を選ぶポイント

蓄電池の導入を決定した際は、次にご紹介するポイントに着目しましょう。さまざまな面で比較をすることで、よりご自身に合う蓄電池が選べます。

容量で比較する

蓄電池の容量は製品によって異なるため、さまざまな製品を比較して選んでください。目安は4人家族で7.0kWh程度です。その程度の容量であれば4人家族で使用して3日前後は持つでしょう。

太陽光発電と併用するならば、4kWhの容量が小さい製品でも1日持つ可能性があります。予算も踏まえて検討しましょう。

出力で比較する

蓄電池に貯めた電力を一度にどれだけ引き出せるかが出力です。蓄電の容量が大きな製品であっても出力が小さければ十分な電力が使えない場合があります。そのため、使用電力が大きい場合は出力の大きい蓄電池が必要です。

特に災害時(停電時)にも使いたいときは、出力が大きい蓄電池を設置しましょう。

タイプで比較する

蓄電池には太陽光発電と併用可能なハイブリッド型と、蓄電池単体で活用可能な単機能型などがあります。

タイプによって電気のロスや停電時の出力、設置費用等が異なるので注意しましょう。

また、既に太陽光発電を設置している場合は、後から取り付ける形になるので、機器同士の相性も重要です。専門的な知識が必要になるため、判断が付かない方は業者に相談すると良いです。

寿命で比較する

蓄電池は永久的に使えるわけではありません。充電や放電を繰り返すことで、蓄電できる電力量が減少していきます。10年~15年の寿命の製品があれば、20年程度もつ製品もあります。本体価格だけではなく、寿命も考慮して蓄電池を選びましょう。

アフターフォローで比較する

寿命とともにメーカーのアフターフォローも比較してください。無償と有償の補償期間、監視サービスの有無など、できるだけ手厚い内容の製品を選び、トラブルに備えましょう。

まとめ

電気代の節約などの観点から注目されている蓄電池ですが、使い方などにより逆効果になる可能性があります。蓄電池を設置する前には、目的を十分に考え、製品をさまざまな視点から比較してください。

蓄電池の設置を検討している際や、蓄電池についてご相談がある場合はぜひエコ突撃隊までお問い合わせください。

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