蓄電池
2022/11/26
【2022年最新】コネックスってどんな会社?蓄電池の特徴は?
コネックスシステムズってどんな会社?
コネックスシステムズ、と聞いて聞いたことがある、という方は少ないかもしれません。
なぜなら、コネックスシステムズはまだ設立されてから10年程の若い企業だからです。
コネックスシステムズ株式会社(CONNEXX SYSTEMS)は2011年にベンチャー企業として設立されました。
設立まもなく、京都研究所を開設し本格的に事業を開始するとともに急成長を遂げました。
研究によって開発された独自技術を強みとして、大手メーカーにも引けを取らない商品を開発しています。
2019年には関西電力グループと資本業務提携、2020年には三菱マテリアルと提携を行い、発展を続けています。
コネックス独自技術「BIND Battery」
BIND Batteryとは、コネックスシステムズの独自技術を指します。
複数の蓄電池を一体化し、それぞれの特性を活かすことで性能を向上させる革新的なハイブリッド電池です。
現在、蓄電池の主流である電池はリチウムイオン電池です。
リチウムイオン電池はとても優れたもので、エネルギー密度が高く、同サイズに対して数倍のエネルギーを保有することが出来ます。
100%近い優れた充電効率を有し、製品として完成度がとても高いものの、近年問題視されていることもあります。
それは、過充電によって熱暴走を起こし、発火や破裂の危険があるというものです。
極々稀なことではあるものの、リチウムイオン電池が広く普及されている事から、無視できない再現性を有しています。
そこで、リチウムイオン蓄電池の問題点を解決したのがコネックスシステムズが開発した「BIND Battery」です。
リチウムイオン電池と「BIND」した鉛電池が、リチウムイオン電池の過充電によって生じたエネルギーを排出し、危険性を無くしていくのです。
また、鉛電池は低温に強いという特性があります。
通常、蓄電池の推奨設置気温は-10℃程です。
更なる低温環境下では、有効な放電容量を得られません。
対して、「BIND Battery」は-30℃の過酷な環境下でも問題無く動作します。
寒冷地や山間部でも使用できるため、特定環境下ではきわめて有用であるといえます。
コネックスシステムズの蓄電池
コネックスシステムズが、現在販売している蓄電池は大きく以下の4種類です。
- 産業用蓄電システム『BLP®〈Energy Storage System〉』
- 非常用小型蓄電システム『LB0043PE4』
- 家庭用蓄電システム『BB0040CT4』
- 急速充電・急速放電専用電池『HYPER Battery™』
家庭用蓄電システム以外のを簡単に解説します。
産業用蓄電システム『BLP®〈Energy Storage System〉』
産業用蓄電システム『BLP®〈Energy Storage System〉』はマンションのエレベーターや工場の製造ライン、医療機関といった場所に向いています。
非常用小型蓄電システム『LB0043PE4』
非常用小型蓄電システム『LB0043PE4』はキャスター付きで移動できるため、オフィスやクリニックのOA機器のバックアップ用途として有用でしょう。
急速充電・急速放電専用電池『HYPER Battery™』
急速充電・急速放電専用電池『HYPER Battery™』は、小型かつ高出力な産業用リチウムイオン電池です。電気自動車やロボットといった物に使用され、今後さらに発展していくことが予想されます。
家庭用蓄電システム『BB0040CT4』
バインド電池『BB0040CT4』はコネックスシステムズの独自技術である「BIND Battery」を搭載した蓄電池です。
優れた蓄電池あるリチウムイオン電池に鉛電池を融合させ、欠点を補いながら更なる強みを得た製品です。
『BB0040CT4』のメリット
『BB0040CT4』のメリットは以下にあげられます。
- 高い安全性
- 優れた低温性能
- 太陽光発電と直接接続
- 非常時には自動でモード切替
高い安全性
独自技術のバインド電池が、リチウムイオン電池の過充電による破裂、発火を防ぐため、安心して使用できます。
優れた低温性能
バインド電池に含まれた鉛電池が低温に強く、通常の蓄電池より遥かに低温でも動作を可能とします。
-30℃の極低温化でも動作するため、外気温の関係で蓄電池の設置を諦めた方も導入することが可能です。
太陽光発電と直接接続
通常、太陽光発電と蓄電池は電流が違うため、接続する際はパワーコンディショナーを介して電力を変換する必要があります。
しかし、『BB0040CT4』は直流である太陽光発電による電力を、そのまま蓄電システムへ接続することが出来るため、新たにパワーコンディショナーを用意する必要がありません。
対応する太陽光パネルも多岐に渡るため、太陽光発電電力の運用方法を変えていきたいという方にもお勧めできる製品です。
非常時には自動でモード切替
停電を検知すると、自動で非常モードに切り替わります。
接続している家電製品を継続して使用することが可能です。
『BB0040CT4』のデメリット
『BB0040CT4』はバックアップ用の蓄電池として優秀です。
しかし、注意すべき点もあります。それは、出力対応がAC100Vだという事です。
最低限の機器を動かすのには問題ありません。しかし、オール電化住宅にお住いの方は要注意です。
エコキュートやIHクッキングヒーターといった生活必需品を動作させるためには、200Vの出力が必要です。
『BB0040CT4』を検討する際は、ご家庭の環境を十分に把握することをおすすめいたします。
まとめ
以上が、コネックスシステムズと同社が販売している蓄電池の解説となります。
安全性が高く、過酷な環境にも耐え得るコネックスシステムズの蓄電池は、辛い環境でこそより一層輝くでしょう。
万が一の時にも安心なバックアップ用蓄電池をお求めの方、寒冷地にお住いの方は検討してみては如何ですか?
エコ突撃隊ではエコキュートを筆頭に、蓄電池、太陽光発電システムといった住宅設備の施工販売を行っております。
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