オール電化
2021/01/30
エコキュートとエネファーム徹底比較!おすすめなのはどちら?
エコキュートとエネファーム、なんとなく名前は似ていますがそれぞれどのように違うのでしょうか。
この記事ではエコキュートとエネファームのそれぞれの機能と特徴、費用等を比較していきます。
目次
仕組みの比較
エコキュートの仕組み
エコキュートとは二酸化炭素を冷媒(熱を移動させるために必要な媒体)に空気中の熱を効率よく集める給湯システム(ヒートポンプ技術)の総称で、エアコンでいう室外機にあたるヒートポンプが外気の熱を吸収して、その熱を活用することでお湯を作ります。外気の熱を利用するため、旧来の電気給湯器と比べ省電力でお湯を作ることができます。また、二酸化炭素を冷媒に使用しているため、フロンガスのように地球環境に害を与えることはありません。
エネファームの仕組み
エネファームとは家庭用ガス(都市ガスやLPガス)から水素を抽出し、酸素と化学反応を起こして電気を作る家庭用蓄電池です。また、発電時に発生する熱を利用してお湯を沸かすこともできます。エネルギーを有効活用する発電システムを農場になぞらえて「エネルギー」と「ファーム」を組み合わせてエコファームという名前が付けられています。
メリットの比較
エコキュートのメリット
①省エネ
エコキュートは空気中の熱を利用してお湯を沸かすため、効率よくお湯を沸かすことができます。また、夜間の安い電気を活用できるため、電気代が従来の電気給湯器より格段に安くなります。電気温水器と比較するとエコキュートの電気代は1/3ほどの価格差があると言われています。
②操作が楽
エコキュートはボタン一つでお湯はりや足し湯など便利な機能が備わっているため(メーカーや種類によって詳細の機能は異なります)、誰でも安全かつ簡単に操作できます。
③非常時にも活躍
地震などによる断水や停電の際にも、タンク内に貯めてあるお湯は使用可能です。万が一の際に安全な生活水を確保できるのはありがたいのではないでしょうか。
エネファームのメリット
①電気代が節約できる
エネファームはガスエネルギーを基に発電することができるため、電気代は安くなります。通常の家庭(電力会社から電気を購入する場合)と比較して電気代は約1/2程度と言われています。
②騒音が出ない
エネファームはエコキュートのヒートポンプユニットのように低周波音を発することがないと言われています。
③停電時にも使用できる
エネファームはガスエネルギーを基に発電するため、停電が発生した場合でもガスが使用できれば発電することができるため、停電時にも電気を使用することができます。
④湯切れしない
熱源機を搭載しているため、湯切れの心配がありません。
デメリットの比較
エコキュートのデメリット
①タンクの熱湯がなくなるとお湯が使えなくなる
エコキュートのタンク内に貯められた熱湯がなくなると当然お湯は使えなくなります。ご家庭に合わせた容量のタンクをしっかり吟味する必要がありますね。
②騒音が発生する場合がある
エコキュートのヒートポンプユニットの発する低周波音は一般に、人の耳で感じにくいとされていますが、建物との共振による揺れやエコキュートが稼働するのは夜間であることから一部の方にとっては気になる音になるようです。
③タンク内の水をそのまま飲むことができない
エコキュートのメリット③でタンク内の水を非常時に活用できることをご紹介しましたが、衛生面の問題でタンクのお湯をそのまま飲用水として使用するのは危険なため、タンク内の水を飲むには煮沸などの処理を行わなければなりません。
エネファームのデメリット
①オール電化との相性が悪い
エネファームで発電するためには必ずガスが必要になるため、オール電化の家庭ではエネファームを使用することができません。
②売電することができない
エネファームは自家発電が可能ですが、太陽光発電のように余剰電力を売ることができません。
エコキュートとエネファームの初期費用比較
エコキュートとエネファームを設置するために必要な初期費用は本体価格と設置費用になります。
エコキュートの初期費用はメーカーや種類によって異なりますが、おおよそ40万円~70万円程度と言われています。一方でエネファームの初期費用はおおよそ170万円~300万円程度と言われています。
初期費用に関してはエコキュートのほうがお得なようです。
エコキュートとエネファームのランニングコスト比較
継続的に使用するにあたって、エコキュートとエネファームの光熱費はどちらがお得なのかというのが気になるところです。一般的な戸建てにお住いの4人家族の家庭ではエコキュートの場合年間15万円~18万円かかると言われています。それに対してエネファームを使用した家庭では17万円~23万円程度になるようです。一般的にはエコキュートとエネファームを比較すると電気代は年間で2~3万円ほどエコキュートがお得といわれています。
エコキュートとエネファームはどちらがお得か?
機能面で見るとエネファームのほうが自家発電できることや騒音がないこと等優れているように見えますが、価格面で見ると初期費用、ランニングコスト共にエコキュートのほうが経済的だと言えます。また、エコキュート自体には発電能力がありませんが、太陽光発電やオール電化と組み合わせての使用を考えると総合的にエコキュートのほうがお得だと言えます。
まとめ
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。この記事でエコキュートとエネファームの違いについて少しでもご理解いただけたら幸いです。
当社では、エコキュートの販売から設置まで対応し、業界最安値に挑戦しております。安心の長期保証とまごころを込めたサービスで多くのお客様にご満足いただけるよう対応させて頂きます。
お問い合わせをいただいてから、現地調査でお家のヒアリングを密に行いご要望に沿った内容でお見積りをご提示させて頂いておりますので、設置場所や騒音に関するご不安な点についても、当社スタッフお気軽にご相談下さい。
万が一他店が当社よりも安い場合は他店のお見積りをご提示頂ければ、完全対応させて頂きますので、まずはお気軽に無料お見積りをお申し付けください。
お見積り・ご相談はこちら
「かんでんEハウス施工パートナー店/ダイキン空調機特約店」
エコ突撃隊 お客様相談窓口
当店の自社施工は、
関西電力グループの施工パートナー店・ダイキンの空調機特約店に認定されています。
安心してお任せいただけるよう、迅速・丁寧にご対応させていただきます。
お電話でのお問い合わせ
10時00分~19時00分