蓄電池
2022/08/30
ファーウェイ(HUAWEI)の蓄電池の特徴は?注意点や使える補助金も解説
最近では、電気代の高騰や大規模停電などの影響で蓄電池を購入する人が増えています。本記事では、ファーウェイ(HUAWEI)の蓄電池の口コミ・評判を徹底レビューします。 蓄電池を購入するときに利用できる補助金についても解説するので、最後まで読み進めてください。
ファーウェイ(HUAWEI)の蓄電池の特徴6つ
ファーウェイの蓄電池の特徴は大きく6つあります。
- 特徴①蓄電容量に応じて3種類から選択可能
- 特徴②モジュールの連結でフレキシブルに活用できる
- 特徴③運転モードを状況に応じて選べる
- 特徴④電力のロスが少ない変換効率
- 特徴⑤スマート蓄電システムで電力を有効活用
- 特徴⑥コンパクトで導入しやすいサイズ
一つずつ解説します。
特徴①蓄電容量に応じて3種類から選択可能
ファーウェイのLUNA2000シリーズは、5kWhのモジュールを複数個連結させる構造となっています。
そのため、導入したモジュールの数に応じて、5kWh・10kWh・15kWhと増やしていくことができます。
また、ユニットは2つまで併設することができるので、最大で30kWhの容量にカスタムすることができます。
特徴②モジュールの連結でフレキシブルに活用できる
特徴①でも解説しましたが、ファーウェイのLUNA2000シリーズはモジュール数で容量を増やすことができます。
そのため、まずは5kWhの蓄電池を導入して、生活スタイルや家族の人数などに合わせてモジュールを変化させることができます。
導入のハードルが低く、その後増設することもできるのがファーウェイの蓄電池の特徴の一つです。
特徴③運転モードを状況に応じて選べる
ファーウェイのLUNA2000には経済モード、エコモード、防災モードの3種類のモードがあります。
それぞれのモードの説明は次の通りです。
経済モード | 太陽光発電の余剰電力を売電し、夜間の安い電力を蓄電するモード |
---|---|
エコモード | 太陽光発電で電力を賄うモード |
防災モード | 停電時に蓄電池残量をキープするモード |
特徴④電力のロスが少ない変換効率
ファーウェイのLUNA2000はJIS変換効率97%、最大変換効率97.5%となっています。
一般的な蓄電池の変換効率は94%程度と言われているので、ファーウェイの蓄電池の変換効率の良さがわかるかと思います。
変換効率がよければ、電気代の節約や売電収入向上などのメリットがあります。
特徴⑤スマート蓄電システムで電力を有効活用
ファーウェイのLUNA2000はスマート蓄電システム(ストリングバッテリーまたは独立制御型蓄電池システム)の機能がついています。
蓄電池内のそれぞれのユニットが独立しており、蓄電残量が少ないユニットに全体の蓄電容量が引っ張られるというようなことが起こりません。
そのため、蓄電池のユニットの一つが故障したとしても、他のユニットは正常に稼働することができるので、万が一の場合にも安心です。
特徴⑥コンパクトで導入しやすいサイズ
ファーウェイのLUNA2000は横幅が35cmほど、奥行きは15cmほどなので、ハイブリッド型の蓄電池の中ではコンパクトなサイズです。
設置場所を選ばずに導入できるのがファーウェイの蓄電池の特徴です。
ファーウェイ(HUAWEI)LUNA2000シリーズの詳細
ファーウェイのLUNA2000シリーズの蓄電池は次の6種類から選ぶことができます。
- HUAWEI蓄電池 全負荷5kW
- HUAWEI蓄電池 全負荷10kW
- HUAWEI蓄電池 全負荷15kW
- HUAWEI蓄電池 特定負荷5kW
- HUAWEI蓄電池 特定負荷10kW
- HUAWEI蓄電池 特定負荷15kW
基本的な性能については次の表にまとめました。
型番 | LUNA2000-5-NHS0/LUNA2000-10-NSH0/LUNA2000-15-NHS0 |
---|---|
タイプ | ハイブリッド型 |
負荷 | 特定負荷型/全負荷型 |
容量 | 5kWh/10kWh/15kWh |
寸法 | 5kWh:670mm(W)×600mm(H)×150mm(D) 10kWh:670mm(W)×960mm(H)×150mm(D) 15kWh:670mm(W)×1320mm(H)×150mm(D) |
重量 | 5kWh:67kg 10kWh:122kg 15kWh:177kg |
停電時の蓄電池の出力 | 5kWh:1.5kW 10kWh:3.0kW 15kWh:4.5kW |
保証年数 | 10年間(有償で15年に延長可能) |
使用環境温度 | -20℃〜+55℃ |
設置湿度 | 5%〜95%(結露なし) |
防水防塵 | IP65 |
保証期間は10年となっていますが、有償で15年まで延長することもできます。ただ、自然災害補償を取り扱っていないので、地震や津波などの災害が不安な方は別のメーカーを検討しましょう。
例えば、伊藤忠商事のスマートスター蓄電池は災害補償があります。
スマートスター蓄電池はこちらからチェック
全負荷型の場合は、停電時にいつも通りの生活を送ることができます。費用を抑えたい方や蓄電池の使いすぎが気になる方は特定付加型がおすすめです。
ファーウェイの蓄電池の費用
ファーウェイの蓄電池の費用は次の通りです。
容量 | メーカー希望小売価格(税別) |
---|---|
5kWh | 1,800,000円 |
10kWh | 3,400,000円 |
15kWh | 5,000,000円 |
日本国内で製造されている蓄電池と比較すると安いので、導入しやすいと言えるでしょう。しかし、2021年に販売開始されたこともあり、メーカー希望価格で販売している販売店もあります。
導入を検討するときは、複数の販売店に相見積もりをお願いするようにしましょう。もちろん、エコ突撃隊でも相見積もり歓迎でお問い合わせをお待ちしております。
ファーウェイ(HUAWEI)の蓄電池を導入するときに利用できる補助金
蓄電池の補助金は、国と自治体の用意している補助金を利用することができます。基本的に、国と自治体の補助金両方を利用することができますが、現在国の補助金である「DER補助金」「ストレージパリティ補助金」は公募終了となっています。「ZEH補助金」は現在三次公募を募集中なので、蓄電池を導入しようと考えている人はチェックしてみましょう。
また、2022年度の補助金額は、「初期実効容量×5.5万円/kWh(蓄電池に関わる工事の3分の1を上限とする)」と定められていて、5kWhであれば27.5万円、15kWhであれば82.5万円を上限となっています。
ZEH補助金の詳細はこちら
https://sii.or.jp/moe_zeh04/support/public.html
<三次公募>
公募期間:2022年8月29日(月)10:00 ~ 2022年10月7日(金) 17:00締切
<四次公募>
公募期間:2022年11月21日(月)10:00 ~ 2023年1月6日(金) 17:00締切
ZEH補助金の申請はこちらから
https://kodatezeh.sii.or.jp/
自治体の補助金については、お住まいの自治体のHPや窓口でお問い合わせください。住んでいる都道府県の補助金の他にも、住んでいる市区町村でも補助金がある場合があるので、どちらも検索してみてください。
また、申請のやり方がわからない場合は、販売店が代理申請を行ってくれるので、販売店へご相談ください。エコ突撃隊にご相談いただいた場合も、誠心誠意対応させていただきます。
ファーウェイ(HUAWEI)の蓄電池を利用するときの4つの注意点
ファーウェイの蓄電池を利用するときの注意点は4つあります。
- 取り扱い店が少ない
- ハイブリッド型しかない
- 設置実績がほとんどない
- 不具合対応が日本のメーカーと比較して不親切
一つずつ解説します。
注意点①取り扱い店が少ない
ファーウェイの蓄電池の販売開始は2021年なので、取り扱っている業者が少ない傾向があります。そのため、住んでいる近くの地域に取扱店がない場合もあります。
性能は素晴らしいことは間違いないので今後取扱店は増えていくでしょう。
注意点②ハイブリッド型しかない
ファーウェイの蓄電池は全てハイブリッド型です。スタンドアロン型や、単機能型などもあるので、それぞれのメリット・デメリットを考えて選ぶようにしましょう。
特に導入費用をできるだけ安くしたいと考えているなら、単機能型を検討しましょう。
注意点③設置実績が少ない
日本国内で展開されたのが2021年ということもあり、設置実績が少ないのも注意点の一つです。
中国本土では評判も良く、好意的な意見が多いですが、日本国内での設定実績が欲しいと考えている場合には別のメーカーを検討した方がいいかもしれません。
注意点④不具合対応が日本のメーカーと比較して不親切
不具合が発生したときに、日本のメーカーであれば、自宅に修理しに来てくれたり、部品を手配してくれたりします。しかし、ファーウェイの場合はセンドバック方式という保証形式を取っています。
このセンドバック方式は、不具合が発生した際は新しい機器をご自宅まで配送するだけで、自分で取り付け作業を行う必要があります。
ファーウェイ(HUAWEI)の蓄電池は安心安全!悩んだらエコ突撃隊にご相談ください!
本記事では、ファーウェイ(HUAWEI)の蓄電池の評判について解説しました。設置した後に容量を変更できる柔軟性の高さがファーウェイの蓄電池の一番の特徴だと言えるでしょう。
エコ突撃隊では、ファーウェイ(HUAWEI)を含む補助金の対象となっている蓄電池を販売しております。メーカー正規品をできるだけお求めやすい価格で扱っているので、補助金や蓄電池について興味・関心がございましたら、実績豊富なエコ突撃隊までご連絡ください。
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