蓄電池

2020/01/29

FIT終了後に、蓄電池を導入することは本当にメリットある?

2019年11月以降、太陽光発電を昔から設置されている方は、高単価で売電していた権利が満10年で順次失効してしまいます。その対象になった方もいらっしゃるのでは?蓄電池導入の話を聞くが、本当にメリットがあるの?その疑問を解決します。

2019年11月以降、昔から太陽光発電を設置されている方は、高単価で売電していた権利が設置してから満10年で順次失効してしまいます。そのため、2009年11月以前に蓄電池を設置された方は既に、「48円/kW」という売電単価の権利が失効しています。

そこで今、注目されているのが蓄電池ですが、気にはなるけど「高額」、「メンテナンスはどう?」「寿命が心配」などの声も聞きます。こちらの記事では、どんなメリットやデメリットがあるか、ご紹介していきます。

蓄電池リフォームのメリットは?

災害対策への安心感

昨今、毎年夏になると台風での停電被害が多発しており、大雨による災害が増加傾向にあります。また地震への備えも、いつ来るか分からないけど本当はやっておかないといけない…と思っている方は多いと思われます。

太陽光発電を既に設置されている方は、停電時に太陽光発電の機能の1つである「自家消費
モード」に切り替えをして、スマホの充電やテレビを緊急的に使った方もいらっしゃるのでは。ただ晴れている昼間に限られるのと、曇ってくると出力が落ちて、どうも安心して長時間は使えないのが現実です。

定置型の蓄電池があれば、売れ筋の約5kWの蓄電池で、スマホ充電・テレビ・リビングの照明・冷蔵庫が約16時間程度使用可能です。
ハイブリッド型と言われるタイプであれば、太陽光発電と連携できるため翌日が晴れて発電できれば、発電した電気を蓄電池にうまく貯めることも可能で、天気次第では3日程度は最低限の生活が自宅で可能になります。

ポータブル蓄電池もありますが、金額は数万円~10万円前後するタイプが主流です。
電池容量が1kW以下のタイプが多いので数時間も持たなかった、長時間使わず放電し切って使いたい時に使えなかった、という話もあります。

小さいお子さんや、高齢の方がいらっしゃる家庭は特に災害で電気が使えない、ということで不安になる方も多いと思います。
また被災地でよく見る体育館や公民館での避難所生活は、プライバシー問題や安心して落ち着けないので、太陽光発電を設置済みの方は特に、災害対策として定置型蓄電池が非常に有効です。

自己消費への切り替え

売電単価が48円から、地域や電力会社により異なりますがFIT終了者は6円~8円前後になる場合が多いです。突如売電の金額が6分の1ぐらいになります。

今は色々な要素で電気代が上がっています。以前にオール電化の契約を引き続いて行っている方は、金額は固定されている方もいらっしゃいますが、それでも平日日中の買電の単価は20円以上!最近のオール電化契約では30円台後半です。

さらに再生エネルギー賦課金という、太陽光発電での売電を国民みんなで負担する制度があり、太陽光の接地有無に限らず自動的に徴収されています。その単価が2019年5月分から2020年4月分までは、2.95円と買電の単価に上乗せされています。
この再生エネルギー賦課金だけでも、10年前に比べて約1割増になっている計算です。

住宅用蓄電池は、この「高くなっている電気代をできるだけ買わない」、「自宅の太陽光で作ったタダの電気を、自分で使う」ことができます。

自分で本来使いたい電気を6円で売って、反対に30円前後の電気を買っていた、のでは何か損をしている気分ですよね。

住宅用蓄電池の色々な使い方で産まれるメリット

蓄電池には色々なタイプがありますが、日常の基本的な運転方法は2つあります。

△環境優先・自己消費モード

太陽光発電で作った電気の流れる優先順位は、1:現在使っている電気、2:蓄電池、3:売電という順番になります。

自己消費をして余った電気は、このモードでは蓄電池に溜まっていきます。5kW前後の太陽光発電が設置されていて、晴天かつ一般的な電気消費量であれば5kW蓄電池で、朝から昼頃には10~20%→90%前後まで充電できるはずです。(余った電気を貯めるため日中、使っている電気量に左右されます)

このモードは、FITが終了した方、もしくは2010年代後半に太陽光発電を設置して売電価格が20円代の方に向いています。

△経済優先・売電優先モード

エコキュートと同じような運転になりますが、太陽光発電で作った電気の流れる優先順位は、1:現在使っている電気、2:売電という順番になり、蓄電池には太陽光で作った電気は充電せずに、深夜電力で充電します。

10円前後~16円前後の安い単価の深夜電力を貯めて、本来30円前後で電気を買う時間帯に、住宅側へ放電して、この高い電気を買わないという運転方法です。

まだFITの権利が残っていて、売電をしっかりしたい方や、深夜電力の単価が安い契約の方はこの運転方法が向いています。

上記の2つのモードでは、約5kWの蓄電池で産まれる経済的なメリットは2,000円~3,000円になります。

※48円→6円の下落額もカウントすると、もっとメリットとしてはありますが、個々の発電量や自己消費量によってかなり差が出るため、この金額はカウントしないものとします。

蓄電池リフォームの不安・デメリットは?

「高額、元が取れない?」、「メンテナンスはどう?」、「寿命・劣化が心配」というあるあるのデメリットにお応えしていきます。

蓄電池がまだまだ高額では?

導入を躊躇する大きな原因は、やはり金額です。売れ筋の5kW前後の蓄電池は、本体だけでも100万円(定価)前後します。
太陽光発電は元々、環境に優しいという話から、2009年のFIT制度によって「儲かるもの」「元が取れる」という発想に変わってしまいました。そのため、「元が取れないと意味がない」という方もいらっしゃいます。

結論から申し上げると、元が取れる商品ではないと断言します(2020年の一般的な市場価格では)ただし、冷静に考えると元々、家を建てる時に「元が取れるから設置しよう」なんていう商品は太陽光発電だけだったと思います。

蓄電池を例えば100万円でリフォームしたと仮定します。各メーカーの保証でも最も長い保証が15年ですので、15年寿命としましょう。

1、100万円を15年で割り算すると、月額で約5,500円の負担になります。
2、自己消費を行った場合、月額の経済的なメリットは2,000円~3,000円です。
(5kW前後の蓄電池で、平均的な電気使用量と発電量と日射量の場合)
3、1と差し引きで月額約3,000円の持ち出しが発生します。

上記の計算はハイブリッド型の太陽光発電を連携させていない場合も、安い深夜電力を貯めて夕方や雨の日中に使う方法でも同様程度の効果が出ます。

このため、「月額3000円前後の災害対策」と思えない方は、蓄電池の設置は避けた方がいいでしょう。

ただ、諸条件を満たせば2019年~2020年は補助金が、市町村から出る場合もあります。月額で3,000円前後の負担なら、と思える方は見積を取ってみてはいかがでしょう。

メンテナンスはどう?

基本的にはメンテナンスは短期間では不要、難しい操作も日常は不要になっています。
10年以上経過した場合、劣化した部分などでショートを起こして発火するケースが何万件に1件程度発生する可能性は否定できません(通常の家電製品と同じレベルと考えてください)

基本的には10年程度経過した蓄電池は、メーカーの点検などを受けていただくことをおすすめします。

「寿命・劣化が心配」

リチウムイオン電池が主流ですが、皆さんが想像されるスマートフォンの電池が段々劣化していくのと同様に住宅用蓄電池も劣化します。

ただし、スマートフォンの電池の劣化が早い原因は「充電し過ぎ」という原因があるかも知れません。充電ケーブルに差したまま就寝する…起きたら100%!とされている方も多いと思いますが、これはリチウムイオン電池には辛い状況なのです。

100%充電をしてしまうと劣化が早まる特性があり、住宅用蓄電池は100%まで充電しないように工夫されているメーカーも多数あります。

充電サイクルを公表しているメーカーもありますが、約6,000~12,000サイクル(充放電1回で1サイクル)ということで、1日1サイクル使っても15年以上保つように設計されています。(設置時から60~80%前後の蓄電池容量を保証しているメーカーが多い)

保証の期間や、当初の蓄電池容量から何%まで保証するか、はメーカーにより異なりますので、購入検討時にはしっかり確認しておきたい部分です。国内メーカーの蓄電池は、このあたりの保証はしっかりしています。

結論・まとめ

上記のメリットとデメリットを一読いただいて、如何だったでしょうか?ご自身が想像されていた住宅用蓄電池の実態と相違はなかったでしょうか?

住宅用蓄電池の導入には、当然デメリットや不安点もあると思いますが、電気代の仕組みやFIT終了後に「売電単価が6分の1になるのは勿体ない」と思われた方、「太陽光発電は付いているけれども災害対策を早めにしておきたい」と思っている方は、この記事を機会に検討してみては如何でしょうか。

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