オール電化
2016/08/30
オール電化・エコキュートのメリット・デメリット
エコキュート、IHヒーターといったオール電化にした場合の電気代や初期導入費用をはじめとしたメリット・デメリットをご紹介します。
エコキュート+IHクッキングヒーターでオール電化にするメリット
オール電化向け電力プランで電気代がお得
オール電化・エコキュートのご家庭は、オール電化向けの電力プランにすることで、通常よりも安い料金で電気を使用することができます。オール電化向けの電力プランは、東京電力を例にとってみると「スマートライフプラン、夜トク8、夜トク12」のプランがあり、それぞれ昼間と夜間の電気代が異なります。生活スタイルにあわせた電力プランを選ぶことで、より電気代の節約ににもなるエコライフを送ることができます。
ガス代が不要になる
オール電化によってガスを使わなくなると、ガス料金が不要になります。これによって、節約のためにはオール電化専用の電力プランに加入するなど、電気代を抑える工夫をするだけで済みます。
災害時に役立つエコキュートのメリット
エコキュートの貯水タンク内の水を生活用水として使用できる
災害が起こったとき、生活用水が不足してしまう場合があります。そんなときは、エコキュートの貯水タンク内の水を、身体を洗うなどの生活用水として使用することができます。ただし、衛生面の問題から、飲用するためには一度沸騰させる必要があります。
インフラの中で復旧速度がはやい
電気は、ガスや水道に比べて、災害が起こった時の復旧が早いとされています。そのため、オール電化の家庭は、災害後もガスの家庭に比べて早く料理やお風呂を使用することができるようになります。
その他のメリット
- ガスを使用しないので、不完全燃焼によって起こる一酸化炭素中毒の心配がない。
- 室内でガスが燃えないため二酸化炭素が発生しないので、室内の空気が汚れない。
- 室内で火を使わないので、火事の心配が減る。
- IHクッキングヒーターは大抵の場合、ガスコンロよりも掃除などのお手入れが簡単にできる。
エコキュート+IHクッキングヒーターでオール電化にするデメリット
エコキュートとIHクッキングヒーターの導入費用が高額
オール電化を導入するにあたり、エコキュートとIHクッキングヒーターを購入しなくてはなりませんが、その初期費用はかなり高額となってしまいます。参考までに弊社のオール電化セットでは、商品+工事費+保証すべて込みでおよそ34万円~70万円となっております。
契約する電力プランによっては、昼間の電気代が高くなってしまう
先ほどご説明したオール電化プランを契約すると、契約内容によっては、通常よりも昼間の電気代が高くなってしまう場合があります。昼間の電気代が高くなる分、夜間の電気代が安くなるという仕組みですが、昼間に家で電気を使う方にとってはデメリットになってしまいます。最近では、オール電化プランも多様化されはじめてきており、一概に昼間の電気代が高いプランだけではありませんので、ご家庭のライフスタイルにあわせた電力プランを選ぶようにしましょう。
その他のデメリット
- エコキュートの設置スペースは、ガス給湯器よりも広い土地を確保する必要がある。
- 大量のお湯を日中に使用したりすると、夜になって湯切れする場合がある。
- ガスコンロに比べてIHクッキングヒーターの火力が弱いと感じる可能性がある。
- IHクッキングヒーター専用に鍋などを揃えなくてはいけない。
初期導入費用はネット購入で通常よりお得に
このように、初期費用や生活スタイルによってデメリットがありますが、弊社のように通常より安く導入できるインターネット上のリフォーム店舗に依頼したり、オール電化プランなどを活用することで、月々の電気代が安くすることができますので、長く使い続けることで結果的に光熱費を安くすることが期待できます。