エコな知識
2019/06/19
原因別に紹介!石油・灯油ボイラーの故障原因と対応方法
石油・灯油ボイラーの「電源がつかない」、「お湯が出ない」、「お湯がぬるい」、「水圧が弱い」、「着火マークがつかない(すぐに消える)」などの故障について、考えられる原因と対処法をご紹介します。
石油・灯油ボイラーの電源がつかない
石油・灯油ボイラーの電源がつかない原因としては、以下が考えられます。それぞれの対処法を試してみましょう。
ブレーカーが落ちている
ブレーカーが落ちている場合、石油・灯油ボイラーの電源はつきません。ブレイカーを上げて動くか確認しましょう。
コンセントが抜けている
ボイラーのコンセントが抜けている場合、石油・灯油ボイラーの電源はつきません。コンセントが抜けていたり、ゆるんでいないか確認してみましょう。
また、コンセントの配線が断線していないかも一応チェックしてみると良いでしょう。
リモコンの故障
ボイラーの電源がつかない理由として、石油・灯油ボイラーのリモコンが故障している可能性もあります。
浴室リモコンと台所リモコンのどちらか片方の画面だけ点いている場合は、点いていない方のリモコンが故障している可能性があります。
リモコンの故障が疑われる場合は、灯油ボイラーのメーカーへ修理連絡を行いましょう。
●リモコン線が断線している場合も
外壁工事などを行った場合は、リモコンの配線が断線している可能性もあります。心当たりがある場合は、工事を行った業者に点検を依頼しましょう。
石油・灯油ボイラーからお湯が出ない
石油・灯油ボイラーからお湯が出ない原因としては、以下が考えられます。それぞれの対処法を試してみましょう。
凍結している
冬場に石油・灯油ボイラーからお湯が出ない場合、配管が凍結していることが考えられます。なお、家全体でお湯が出ない場合は、配管が凍結している可能性が高いです。
配管が凍結している場合、以下の対処法をお試しください。
○凍結している配管にタオルをかぶせ、ぬるま湯をかける。(熱湯だと配管が故障する場合があるので注意)
○気温があがり自然解凍するのを待つ。
止水栓が閉まっている
台所だけお湯がでない、または洗面台だけお湯が出ないといった場合、止水栓が閉まっている可能性があります。
止水栓が開いているかどうか確認してみましょう。
石油・灯油ボイラーが故障している
上記の対処法を行ってもお湯が出ない場合は、石油・灯油ボイラーの故障が考えられます。メーカーへ連絡して点検・修理を依頼しましょう。
石油・灯油ボイラーのお湯がぬるい
石油・灯油ボイラーのお湯がぬるい原因としては、以下が考えられます。それぞれの対処法を試してみましょう。
ボイラーの温度設定が変更されている
石油・灯油ボイラーのお湯がぬるい場合、石油ボイラーの温度設定が変更されている可能性があります。リモコンで、石油ボイラーの温度が何度に設定されているかを確認してみましょう。
ボイラー部品の故障
温度設定を見直しても石油・灯油ボイラーのお湯がぬるい場合、ボイラー内部の「ミキシングバルブ」などの部品が故障している可能性があります。メーカーへ連絡して点検・修理を依頼しましょう。
蛇口の故障
浴室などのお湯だけがぬるく、ボイラーにも問題が無い場合、蛇口(水栓)のサーモスタット温度調整機能が故障している可能性があります。蛇口(水栓)の交換を検討してみましょう。
石油・灯油ボイラーの水圧が弱い
石油・灯油ボイラーの水圧が弱い原因としては、以下が考えられます。それぞれの対処法を試してみましょう。
吐水フィルターの詰まり
吐水フィルターが詰まっていると、十分な水が流れてこないため、水圧が弱くなっていることがあります。石油・灯油ボイラーの吐水フィルターを確認して、ゴミなどで詰まっている場合は掃除してみましょう。
配管の詰まり
フィルター以外にも、石油・灯油ボイラーの配管に汚れやゴミが詰まっている場合、水圧が弱くなってしまうことがあります。配管に詰まった汚れやゴミが原因の場合、メーカーや業者に依頼して配管を掃除してもらうか、配管を新しく交換する必要があります。
配管の劣化
家全体で水圧が弱い場合や、水が赤くなっているような場合は、配管の劣化が考えられます。劣化した配管は交換するしかありませんので、ボイラーのメーカーに連絡して点検・修理を依頼しましょう。
井戸水を使っている場合
石油・灯油ボイラーに井戸水を使用している場合、
○ボイラー減圧弁などが詰まっている。
○井戸水を汲み上げるポンプが故障している。
といった原因が考えられます。原因となる項目をそれぞれ確かめて、もし故障しているようなら修理しましょう。
石油・灯油ボイラーの着火マークがつかない(すぐに消える)
石油・灯油ボイラーの着火マークがつかない、またはすぐに消えてしまう原因としては、以下が考えられます。それぞれの対処法を試してみましょう。
灯油配管の中に空気が入っている
灯油を空になるまで使用するなどした場合、灯油配管の中に空気が入ってしまうことがあります。灯油配管に空気が入っていると、着火マークがすぐに消えてしまいます。
灯油配管の中に空気が入っている場合、「空気抜き」という作業が必要になります。「空気抜き」は個人でも行うことができますが、事故などを防止するためにメーカーや業者に依頼して行ってもらいましょう。
灯油配管のバルブが閉まっている
灯油配管のバルブが閉まっていると、着火マークはつきません。灯油配管のバルブが開いているかどうか確認しましょう。
灯油ボイラーの故障
上記の対処法を行っても着火マークがつかない(すぐに消える)場合は、石油・灯油ボイラー内部のバーナー等の故障が考えられます。メーカーへ連絡して点検・修理を依頼しましょう。
石油・灯油ボイラーの「エラーコード」を確認しよう!
石油・灯油ボイラーの調子が悪い場合、リモコンに表示されているエラーコードを確認することで、調子が悪い原因を確認することができます。
石油・灯油ボイラーが故障したらエコキュートへの乗り換えがお得!
10年以上使った石油・灯油ボイラーが故障してしまった場合、修理してもすぐにまた故障してしまう可能性が高いです。その場合、石油・灯油ボイラーの買い替えが必要になりますが、同じくお風呂を沸かしたりできる「エコキュート」をご存知でしょうか?
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