太陽光発電
2015/11/19
ソーラーフロンティア太陽光発電のメリットは、実発電量
ソーラーフロンティア太陽光発電の一番のメリットは、独自パネルにより高温時の出力ロスを抑え、影による発電量の影響を抑える「実発電量」にあります。また屋根に安全なクロスワン工法やモジュール出力20保証など、パネル以外も多くのメリットがあります。
ソーラーフロンティア太陽光発電の一番のメリットは、独自パネルにより高温時の出力ロスを抑え、影による発電量の影響を抑える「実発電量」にあります。また屋根に安全なクロスワン工法やモジュール出力20保証など、パネル以外も多くのメリットがあります。
ソーラーフロンティアの太陽電池モジュール性能
ソーラーフロンティアは昭和シェルの系列企業で、シリコンではなく銅(Copper)、インジウム(Indium)、セレン(Selenium)を主成分として使用し、その頭文字をとったCIS太陽電池モジュールを採用しています。
CIS太陽電池は、シリコン製太陽電池よりも安価なのが特徴で、屋根面積を広く確保できる住宅に向いています。
気になるソーラーフロンティア製太陽電池モジュールの発電量ですが、代表的な太陽電池「SF170-S」で見てみると、
モジュール変換効率(発電量):13.8%
となっております。この数値は変換効率だけで見ると他メーカーより劣っているように見えますが、安価に設置することができるCIS太陽電池モジュールですので、広い屋根に目一杯設置することを考えれば、非常に優れた変換効率であると言えます。
SF170-Sのスペック
- 型式:SF170-S
- 公称最大出力:170W
- 公称最大出力動作電圧:87.5V
- 公称最大出力動作電流:1.95A
- 公称開放電圧:112V
- 公称短絡電流:2.20A
- モジュール変換効率(発電量):13.8%
- 質量:20.0kg
- 外形寸法(mm、W×L×D):977×1,257×35
気になる用語
モジュール変換効率(発電量)……太陽電池モジュールが、取り込んだ太陽光エネルギーのうち何%を電気エネルギーに変換できるかを表した数値。
変換効率:95.0%。パワーコンディショナー性能
パワーコンディショナーの役目は、太陽電池モジュールで発生させた電気(直流)を、家庭用の電気(交流)に変換することです。
気になるソーラーフロンティア製パワーコンディショナーの電力変換効率は、「KP40K3-SS-A」で見てみると、
電力変換効率:95.0%
となっており、他メーカーとほぼ同率の高い変換効率を誇っています。
気になる用語
電力変換効率……太陽電池モジュールで発生させた電気を直流から交流に変換する際の、変換率。
「実発電量」を追求。システムの独自性
「実発電量」を追求したソーラーフロンティアのCIS太陽電池モジュール
ソーラーフロンティアの太陽光発電システムにおける最大の特徴とは、ズバリ「実発電量」にあります。
「実発電量」とは、屋根の上で実際に発電する量のことで、よく指標とされる「変換効率」は、太陽電池モジュール温度が25℃・放射照度が1㎡あたり1,000W等、一定条件下での性能を示しているに過ぎないのです。
お客様の設置環境によっても異なりますが、日本の住宅でこの「変換効率」の条件にマッチする時間は、1年間で2~3時間程度しかないと言われています。
通常の晴天時でも太陽から届いているエネルギー量は600~800W/㎡程度の上に、太陽電池モジュールは直射日光を浴びることで25℃以上になることが大半だからです。
上記をふまえて、ソーラーフロンティアでは以下の3つの方法により、「実発電量」を向上させています。
- 高温時の出力ロスを少なくする
真夏などの晴天時ですと、太陽電池モジュールは太陽光を浴びて約60~80℃まで温度が上昇し、出力ロスが発生してしまいます。
しかし、ソーラーフロンティアのCIS太陽電池モジュールの場合、結晶シリコン系に較べて温度係数が少ないので、高温時の出力ロスを抑えることができるのです。 - 影による発電量の影響を少なくする
結晶シリコン系の太陽電池モジュールの場合、モジュールの一部に影がかかると、モジュール全体の出力が大きく低下してします。
しかし、ソーラーフロンティアのCIS太陽電池モジュールの場合、影がかかると一部分の出力は低下しますが、全体への影響は少なく抑えることができます。 - 太陽光にを浴びることで、実際の出力をアップさせる
ソーラーフロンティアの曝露試験では、CIS太陽電池モジュールは、太陽光に当たると初期値に対して出力が上昇するという性質が明らかにされています。
これら3つの方法によって「実発電量」は向上し、実際に全国から多数の「実発電量」実績が報告されてきています。
さまざまな環境で使用していく太陽光発電システムだからこそ、理論上の数値よりもより現実的な値が重要になってくるでしょう。
長期間の発電をサポートする、太陽電池モジュール出力20保証
ソーラーフロンティアでは、太陽電池モジュールの出力に対し、20年という長期間の無料保証をしています。
これは「太陽電池モジュールの出力が公称最大出力の公差範囲内の最小許容値(公称最大出力の95%)に対して保証開始日から10年で10%以上低下した場合、または、保証開始日から20年で20%以上低下した場合、太陽電池モジュールの追加、修理または交換を行います。」
というものです。長期間安定した発電を望んでいる太陽光発電ユーザーには、嬉しい保証ではないでしょうか。
さらに機器に対しては、無料の10年保証、有償の15年ワイド保証が用意されています。
お客様の屋根に安心安全なソーラーパネル設置のための施工方法
ソーラーフロンティアでは、屋根への太陽電池モジュール設置に際して、独自の設置技術であるクロスワン工法・クロスワン工法(neo)を採用しています。
クロスワン工法・クロスワン工法(neo)とは、
①垂木固定による強固な設置
②4重防水処理による、雨漏りの防止
③金具を削減することによる、屋根への負担と工期の短縮
④フラットデザインの採用により、全体の色が統一され、施工後の見た目が美しい
といった4つのポイントがあり、どれもお客様に安心安全に使っていただきたいという、ソーラーフロンティアの心配りが感じられます。
気になる用語
垂木固定……太陽電池モジュールを屋根に設置する際、屋根にネジで固定しますが、そのネジを打ち込む箇所が、屋根の骨格である垂木に当たるように打つのが「垂木固定」です。
この他に「野地板固定」というものがありますが、太陽電池モジュールの設置強度、屋根への負担などから見ても「垂木固定」のほうが優れています。
まとめ
- ソーラーフロンティアの太陽電池モジュールは、銅(Copper)、インジウム(Indium)、セレン(Selenium)を使ったCIS太陽電池モジュール。
- ソーラーフロンティアは「変換効率」よりも「実発電量」を重視し、実際の環境でより多くの発電ができるように工夫されている。
- 太陽電池モジュール出力20保証で、長期間にわたる出力保証を実現。機器に対しては、無料の10年保証、有償の15年ワイド保証も用意。
- クロスワン工法・クロスワン工法(neo)というソーラーフロンティア独自の設置方法で、スピードと安心・安全性を追求。
- ソーラーフロンティアの掲げる「実発電量」は、既に全国で実績をあげており、CIS太陽電池モジュールの優秀性を証明しています。
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