オール電化
2020/11/14
エコキュートメーカー一覧、スペック
古くなった給湯器の買い替えやリフォームの際など、従来の給湯器と「エコキュート」の違いについて気になりますよね。 この記事では気になるエコキュートの選び方のポイントや人気メーカーのスペック一覧などをご紹介します。
そこで今回は、エコキュートのメリットやデメリット、選ぶときのポイントなどを解説します。どうしてエコキュートは環境に優しいのか、光熱費はどれだけ節約できるのかを詳しく解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
1.エコキュートとは?
エコキュートとは二酸化炭素を冷媒(熱を移動させるために必要な媒体)に空気中の熱を効率よく集める給湯システムのこと。
ポイント:旧来の電気給湯器と比べ、冷媒にフロンガスを使用していないのでオゾン層の破壊の心配がなく環境に配慮した特徴があります。
エコキュートのメリット・デメリット
「エコキュートのメリット」
①省エネ
エコキュートは空気中の熱を利用してお湯を沸かすため、電気代が従来の電気給湯器より格段に安くなります。
②操作が楽
また、(フル)オートタイプの給湯機はボタン一つでお湯はりや足し湯など便利な機能が備わっているため、誰でも安全かつ簡単に操作できます。
③非常時にも活躍
地震などによる断水や停電の際にも、タンク内に貯めてあるお湯は使用可能です。万が一の際に安全な生活水を確保できるのはありがたいですね。ただし、タンクのお湯をそのまま飲用水として使用するのは危険なので、煮沸などの処理を行いましょう。
「エコキュートのデメリット」
①初期費用が高い
エコキュートは本体価格に加え設置工事費が必要になります。設置するサイズや機能によって異なりますが、25万円ほどから最大で70万円近くほどの設置費用が掛かる可能性があります。
②タンクの熱湯がなくなるとお湯が使えなくなる
タンク内に貯められた熱湯がなくなると当然お湯は使えなくなります。ご家庭に合わせた容量のタンクをしっかり吟味する必要がありますね。
③定期的なメンテナンスが必要
漏電ブレーカーの動作確認や水質の劣化を防ぐために半年に一回程度の定期的な掃除が必要になります。半年に1回でも人によっては煩わしく感じられるかもしれませんね。
④お湯が出るまでに時間がかかる
商品一覧
ガス給湯器は瞬間的にお湯が沸くため、エコキュートに移行するとお湯が出てくるまでの時間に遅さを感じるかもしれません。
エコキュート選びのポイント
エコキュートは様々なメーカーと種類があり、何を基準に選べばよいのかわかりづらいのではないでしょうか。
ここでは実際に商品を比較する際に重要なポイントについてご紹介します。
エコキュートを選ぶ際に注目すべきポイントは①エコキュートのタンク容量、②エコキュートの設置場所、③エコキュートの機能、④総費用の4ポイントとなっています。35℃
①エコキュートのタンク容量
エコキュートを選ぶ際、まず初めに確認するポイントはエコキュートのタンク容量です。タンク容量=使えるお湯の量の目安であるため、エコキュート購入後にお湯の量が足りなかったといったトラブルを避けるためにも、ご家庭で実際に使用するお湯の量がどれほどかを想定して必要なタンク容量を決めましょう。
・タンク容量の基準
エコキュートのタンク容量は300L~500L程度が一般的です。それに対して、1人あたりが1日に使うお湯の量はおよそ200Lと言われています。そう聞くと300L~500Lで容量が足りるのかご心配になるかもしれませんが、タンクの容量は熱湯が貯められる量のことです。つまり、実際には熱湯を常温のお水で薄めて使用するので、使えるお湯の量はタンクの容量の2倍程度になります。
下の表ではタンクの容量ごとにおすすめの家族構成をまとめています。下表を確認し、ご家庭で必要なタンク容量を確認して見ましょう。
タンク容量 | おすすめの家族構成 |
---|---|
300L~400L | 3~5人家族 |
400L~460L | 4~7人家族 |
500L~ | 5~8人家族 |
②エコキュートの設置場所
エコキュートのタンク容量が決まったら次にエコキュート本体の設置場所を確認しましょう。エコキュートは貯蔵ユニットとヒートポンプユニットを設置する必要があります。ご家庭の敷地内に各ユニットを設置するスペースが十分確保できるかを確認しておけば、いざ設置するとなった場合にスペースが足りなかったといった問題を避けることができます。
エコキュート貯蔵ユニットの主な目安サイズ
エコキュート貯蔵ユニットには主に角型と薄型があります。角型の底面は正方形に近い形をしていて、薄型に比べ幅を取りません。反対に薄型は幅を取りますが、奥行きがすっきりしているため、建物の壁面と垣根の間隔が狭い場所にも設置することができます。タンク容量ごとの貯蔵ユニットのサイズは下表を目安に選んでみましょう。
タンク容量 | 高さ | 幅 | 奥行 |
---|---|---|---|
370L(角型) | 1700mm~ | 600mm~ | 700mm~ |
370L(薄型) | 1800mm | 1000mm~ | 400mm~ |
460L(角型) | 2100mm~ | 600mm~ | 700mm~ |
460L(薄型) | 2100mm~ | 1000mm~ | 400mm~ |
550L(角型) | 2000mm~ | 700mm~ | 800mm~ |
エコキュートヒートポンプユニットの主な目安サイズ
ヒートポンプユニットに関しては貯蔵ユニットに対して、タンク容量による差は大きくありません。イメージとしてはエアコンの室外機と同程度のサイズになります。ヒートポンプユニットサイズの目安は下記のとおりです。
高さ600~700mm程度×幅700~800mm程度×280~300mm程度
③エコキュートの機能
エコキュートのタンク容量、設置場所が決まったら、機能の確認をしましょう。エコキュートには大きく分けてフルオートタイプ、オートタイプ、給湯専用タイプ3つの種類があります。メーカーによって機能は異なりますが、おおよそ共通するタイプごとの機能は以下の通りです。ご希望の機能に合わせて商品を選びましょう。
タイプ | 機能 |
---|---|
フルオートタイプ | 自動でお湯はり、足し湯、追い焚きなど |
オートタイプ | 自動でお湯はり、足し湯など |
給湯専用タイプ | 蛇口からの給湯のみ |
④総費用
ご家庭にあったタンク容量、設置場所、機能が決まったら後は本体を買うだけ……ではないんです。実はエコキュートには設置費用が掛かります。つまり、実際には本体価格+設置費用も加味して商品を選ぶ必要があるので見落とさないように注意しましょう。
当社ではお得な設置工事費込みの料金プランを提示しておりますので、気になる方はこちらをご覧ください。
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4.エコキュートのメーカースペック一覧
ここではエコキュートの人気メーカー6社(コロナ、ダイキン、東芝、パナソニック、日立、三菱)のスペックを一覧でご紹介します。
比較する商品はすべてフルオートタイプの370Lを対象に高機能な機種を抽出して一覧を作成しています。
また、一覧に記載している価格は本体の定価です。別途設置費用が必要になります。
メーカー | 型番 | 本体定価 (外税) |
貯蔵ユニット サイズ(mm) |
特徴 |
---|---|---|---|---|
コロナ | CHP-HXE37AY2 | 980,000円 | 1860×630×730 | 「汚れんコート」により、貯蔵ユニットのお掃除が楽になります。JIS規格の「年間給湯保温効率4.0」を取得しており、省エネ機能も保証されています。 |
ダイキン | EQ37UFV | 830,000円 | 1825×630×730 | 「温浴タイム」機能やオプションの「マイクロバブル入浴」機能によりリラックス効果が期待できます。 |
東芝 | HWH-X376HA | 1,000,000円 | 1800×630×730 | 「銀イオンの湯」は除菌、防臭効果が期待できます。「昼の運転予約」機能で太陽光発電の余剰電力を効率的に使用することができます。 |
パナソニック | HE-JPU37JXS | 1,086,000円 | 1810×600×680 | 「配管洗浄機能」機能で配管掃除が楽になります。また、「酸素入浴」機能によるリラックス効果や「ダブル真空断熱」による保温性能にも期待できます。 |
日立 | BHP-FW37SD | 975,000円 | 1771×650×730 | 「ステンレス・クリーン自動洗浄システム」により、ふろ追いだき配管は耐食性に優れ、清潔に保つことができます。「入浴剤対応」であるため、様々な入浴剤を楽しめます。(一部入浴剤は使用不可) |
三菱 | SRT-P374UB | 930,000円 | 1830×630×760 | 「バブルおそうじ」機能で洗剤を使わず、マイクロバブルで配管の自動洗浄ができます。「ホットあわー」機能でマイクロバブルによるリラックス効果が期待できます。 |
以上がエコキュートのメーカースペック一覧となります。
一覧を見てご希望の商品は見つかったでしょうか。より詳細な機能、容量をご覧になりたい方や廉価品等についての情報をお求めの方は下記リンクよりご確認いただけます。
株式会社ステイ「エコ突撃隊」オール電化商品一覧
まとめ
今回はエコキュートの選び方からスペック一覧についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
最後に記事のおさらいです
・エコキュートとは?
→二酸化炭素を冷媒に空気中の熱を効率よく集める給湯システムのこと。
・エコキュートのメリット・デメリット
→メリット:①省エネ、②操作が楽、③非常時にも活躍
デメリット:①初期費用が高い、②湯切れを起こす、③定期的なメンテナンス、お湯が出るまでの時間
・エコキュート選びのポイント
①エコキュートのタンク容量
→タンク容量=使えるお湯の量の目安で、使用する湯量を基に必要なタンク容量を決める
・タンク容量の基準
3~5人家族向けには300L~400L、4~7人家族向けには400L~460L、5~8人家族向けには500Lのタンク容量がおすすめ
②エコキュートの設置場所
→エコキュートは貯蔵ユニットとヒートポンプユニットを設置する必要がある
エコキュート貯蔵ユニットの主な目安サイズ
エコキュート貯蔵ユニットには主に角型と薄型があり、角型は薄型に比べ幅を取らず、薄型は幅を取るが、建物の壁面と垣根の間隔が狭い場所にも設置することができる
タンク容量ごとの貯蔵ユニットのサイズ
角型の場合、高さ1700mm~×幅600~×奥行700mm~
薄型の場合、高さ1800mm~×幅1000mm~×奥行400
エコキュートヒートポンプユニットの主な目安サイズ
高さ600~700mm程度×幅700~800mm程度×280~300mm程度
③エコキュートの機能
→大きく分けてフルオートタイプ、オートタイプ、給湯専用タイプ3つの種類がある
タイプ別の機能
給湯専用タイプの場合、蛇口からの給湯のみの機能があり、オートタイプはさらに自動お湯はり、足し湯機能が加わり、フルオートタイプはさらに追い焚き機能が加わるなど給湯専用タイプ<オートタイプ<フルオートタイプの順に機能が充実します。
※機能はメーカーにより異なります。
③総費用
総費用=本体価格+設置費用
エコキュートのメーカースペック一覧
終わりに
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。この記事でエコキュートについて少しでもご理解いただけたら幸いです。
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