オール電化

2023/07/25

ダイキンエコキュートの歴史は?2002年度から2023年度までの変化や追加された機能などをわかりやすく解説

ダイキンEQの変更

ダイキンは2002年2月に家庭用自然冷媒ヒートポンプ給湯機「エコキュート」の販売を開始しました。以来、20年以上に渡ってエコキュートを販売しており、マイナーチェンジを繰り返しています。

そこで今回は、ダイキンエコキュートの歴史について解説します。2002年度から2023年度までの変化や追加された機能などを解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

ダイキンエコキュートの現在の特徴は?

ダイキンEQの変更

ダイキンエコキュートの現在の特徴は、「おゆぴかUV」と「ウルトラファインバブル入浴」、「パワフル高圧給湯」の3つを兼ね備えた機種を販売していることです。

おゆぴかUV」はUVユニットによりお湯の内部で菌が増殖することを防ぎ、「ウルトラファインバブル入浴」では微細な泡により温浴効果や美肌効果などを期待できます。

また、「パワフル高圧給湯タイプ」なら320kPaの水圧でシャワーが爽快になり、お湯はりがスピーディーに行えます。

上記3つの機能をすべて兼ね備えているエコキュートメーカーは少なく、便利で快適な機能を搭載していることは魅力的なポイントです。

また、ダイキンエコキュートは故障しても、ヒートポンプユニットだけ、あるいは貯湯タンクユニットだけの交換が可能です。修理に時間がかからないので安心できます。

ダイキンエコキュートの歴史

次の表はダイキンが2002年度から2023年度までに発売したエコキュートのセット型番を年度ごとにまとめたものです。

一般地向けエコキュートの型番 寒冷地向けエコキュートの型番
2002年度 30CSV
37CFV
37CSV
37CV
37CFH1V
37CSH1V
2003年度 37D1FV
37DFCV
37D1V
37D2FV
37D2FCV
37D2SV
30D2SV
37D2V
なし
2004年度 46EFV
37EFTV
37EFCV
37E2FV
37EFV
37E2SV
37ESV
37EV
37E2FCHV
37EFCHV
2005年度 31FFCV
37FFCV
37FFV
46FFV
37FSV
37FV
なし
2006年度 31GFCV
37GFTV
37GFCV
37GFV
46GFV
37GSV
46GV
37GV
37HFTV
31HFCV
37HFV
37HFCV
37HSV
37HV
46HFV
46HV
46GFHV
37GFCHV
2007年度 46HFTV
37JFV
37J5FV
37JFHV
46JFV
46JFHV
37JFCV
37J3FCV
46JFTV
37H3FTV
37J2FTV
31JFCV
37JSV
37J5SV
46JV
37JV
37J4V
46JFHV
37JFHV
2008年度 46KFV
37KFV
37KFCV
31KFCV
37KFTV
46KSV
37KSV
46KAV
46KV
37KV
P18KSCV
46KFHV
37KFHV
2009年度 K46KFV
K37KFCV
37LFCV
46LFTV
37LFTV
46LV
37LV
なし
2010年度 X46LFV
X37LFV
46LFV
37LFV
N46LFV
N37LFV
37LAFTV
46LSV
37LSV
P18LFCV
46LFHV
37LFHV
2011年度 46MFV
37MFV
N46MFV
37MFV
K37MFCV
37MFCV
31MFCV
46MFTV
37MFTV
46MSV
37MSV
46MV
37MV
37MCV
P18LSCV
46MFHV
37MFHV
46MHV
37MHV
2012年度 X46LAFV
X37LAFV
46MBFV
37MBFV
N46MBFV
N37MBFV
46MBSV
37MBSV
37MV
46NFV
37NFV
46NFTV
37NFTV
46NSV
37NSV
46NV
37NV
N46NFV
N37NFV
P18NFCV
46NFHV
37NFHV
46NHV
37NHV
2013年度 なし なし
2014年度 46PFV
37PFV
46PFTV
37PFTV
46PSV
37PSV
46PV
37PV
N46PV
N37PV
N46PFV
N37PFV
46RFV
37RFV
46RFTV
37RFTV
46RSV
37RSV
46RV
37RV
N46RFV
N37RFV
N46RV
N37RV
46PFHV
37PFHV
46PHV
37PHV
46RFHV
37RFHV
46RHV
37RHV
2015年度 なし
2016年度 SEQ46SFV
SEQ37SFV
46SFV
EQ37SFV
S46SFV
S37SFV
SN46SFV
SN37SFV
S46SFTV
S37SFTV
S46SSV
S37SSV
S46SV
S37SV
SN46SV
SN37SV
46SFHV
37SFHV
46SHV
37SHV
2017年度 SEQ46TFV
SEQ37TFV
46TFV
37TFV
N46TFV
N37TFV
46TFTV
37TFTVV
46TSV
37TSV
46TV
37TV
N46TV
N37TV
46TFHV
37TFHV
46THV
37THV
2018年度 なし なし
2019年度 46UFV
37UFV
N46UFV
N37UFV
46UFTV
37UFTV
46USV
37USV
46UV
37UV
N46UV
N37UV
X46UFTV
X37UFTV
46UFHV
37UFHV
46UHV
37UHV
2020年度 なし なし
2021年度 46VFV
37VFV
N46VFV
N37VFV
X46VFTV
X37VFTV
46VFTV
37VFTV
46VSV
37VSV
46VV
37VV
N46VV
N37VV
X46WFV
X37WFV
46WFV
37WFV
N46WFV
N37WFV
X46WFTV
X37WFTV
46WFTV
37WFTV
46WSV
37WSV
46WV
37WV
N46WV
N37WV
46VFHV
37VFHV
46VHV
37VHV
46WFHV
37WFHV
46WHV
37WHV
2022年度 なし なし
2023年度 X46XFV
X37XFV
46XFV
37XFV
N46XFV
N37XFV
X46XFTV
X37XFTV
46XFTV
37XFTV
46XSV
37XSV
46XV
37XV
N46XV
N37XV
46XFHV
37XFHV
46XHV
37XHV

(※)すべての型番の前に「EQ」が付きますが、見やすさを優先して本記事では省略しております。

型番の意味はメーカーごとに異なり、ダイキンエコキュートは年度によって型番の意味が異なる場合があるので、ほかのメーカーと比べても複雑です。

型番の仕組みで覚えておきたいポイントは、型番に含まれている二けたの数字は貯湯容量を指していることと、数字の前にアルファベットがない場合はパワフル高圧タイプ、アルファベットのNがあるなら高圧給湯タイプ、アルファベットのXがあるならXシリーズという点です。

次項より、ダイキンエコキュートの歴史を年代ごとに解説します。

2002年度

2002年2月にダイキンはヒートポンプユニット機能を搭載した給湯器「エコキュート」を発売しました。

発売当初のダイキンエコキュートは貯湯容量が300Lのセミオートタイプと370Lのフルオートタイプのみでしたが、同年12月には給湯専用タイプも販売されています。

2003年度

2003年3月に、都市部の狭小スペースに対応したスリム型を販売しています。貯湯容量は370Lのまま、角型に比べて横幅がコンパクトになっているため、設置スペースが限られている場所でも設置しやすくなっています。

2004年度

2004年には、貯湯容量が460Lのダイキンエコキュートが販売されています。当時としては大容量のため、人数が多い家庭やお湯を使う頻度が多い家庭におすすめのモデルです。

また、エコキュートは深夜に稼働する住宅機器のため、騒音のトラブルが発生していたことを受け、図書館と同程度の静音性にこだわった都市向けのモデルも販売しています。

2005年度

2005年にダイキンエコキュートは貯湯容量が310Lのモデルを販売しています。370Lのモデルよりも貯湯タンクユニットのサイズが小さいので、マンションのパイプシャフトにも設置可能なモデルです。

2006年度

2006年は1月と11月に新しいダイキンエコキュートを販売しています。熱伝導効率をアップしたディンプル水熱交換器と、圧縮効率の向上を実現したエコスイング圧縮機の搭載により、従来機よりもより省エネ性能がアップしています。

また、エコ停止や沸き増しなどのエネルギーを上手に使う機能や、非常用水コックやチャイルドロックといった安全機能などの、現在でも採用されている機能が登場しました。

ほかにも、家庭の浴室でミストサウナが実現できる、省エネ型ミストサウナ付浴室暖房換気乾燥機「エコミスト」に対応したモデルの販売を開始したのも、2006年頃からです。

2007年度

2007年に販売されたエコキュートからは、リモコンユニットが「らクリア リモコン」に変更されています。白と黒のコントラストで文字がより鮮明に見えるホワイトバック液晶や音声伝言メモ機能などを搭載しており、使いやすく便利なリモコンユニットになります。

2008年度

2008年にダイキンエコキュートは貯湯容量が180Lで、貯湯タンクユニットが細長いコンパクトエコキュート「パワーク」を販売しました。

コンパクトエコキュートの型番はEQP18KSCVとなっており、貯湯容量を示す数字の前にアルファベットのPが入っています。

そのため、本機種のことをPシリーズと呼ぶ場合があり、2008年度以降に販売されたエコキュートの中には、型番の貯湯容量の前にアルファベットが入っているシリーズが登場します。

2009年度

2009年に販売されたダイキンエコキュートのモデルには、シャワーの水圧が300kPaのパワフルシャワーシリーズがあります。

エコキュートは貯湯式給湯器のため水圧が弱くなるデメリットがありますが、パワフルシャワーシリーズは水圧が300kPaと高いので、お風呂を3階に設置しても快適にシャワーを浴びられます。

2010年度

2010年1月に販売を開始したダイキンエコキュート「Xシリーズ」は、当時の業界でもトップクラスの省エネ性能を発揮していました。

また、業界初のフルドットカラー液晶を採用したフルナビリモコンには、エコキュートの賢い使い方をナビゲートするエコ確認機能が搭載されており、貯湯式給湯器に慣れていない方でも安心して使用できます。

2011年度

2011年はエコキュートの省エネ性能を示す数値が変更になったことに合わせて、多くの機種が新基準に合わせてモデルチェンジを行っています。また、ヒートポンプユニットの最適化に成功しているため、従来機種よりも省エネ性能がアップしています。

2012年度

2012年に、ダイキンは一部機種に限定されていた300kPaのパワフル高圧対応をほかの機種でも対応致しました。Nシリーズを除いた機種の水圧が170kPaから300kPaにアップしたのです。

また、ふろ保温時の節電をサポートする「エコふろ保温」機能や業界初の「蛇口閉め忘れお知らせ」機能などを新たに搭載しており、省エネや節電意識に対応したエコキュートを販売しています。

2013年度~2015年度

2013年度~2015年度まではモデルチェンジを何度か行っていますが、新機種や新機能の追加などはありません。

2016年度

2016年に、ダイキンはXシリーズやNシリーズとは別の、スマQシリーズとSシリーズをラインナップに加えます。ただし、Sシリーズは、翌2017年度に型番から消滅します。

スマQシリーズでは、無線LAN機能に対応したタブレット端末を用意して、専用のアプリをダウンロードすれば、自宅の好きな場所でお風呂の予約やリアルタイム電力を確認できます

2017年度

2017年に、ダイキンは家族一人ひとりの好みに応じた快適な入浴をサポートする「温浴タイム」や約0.005~0.05mmのマイクロバブルを体験できる「マイクロバブルアダプター」など、ダイキンエコキュートを代表する機能を発表しました。

また、「転倒防止金具」と「補強プレート付脚部化粧カバー」の設置で、耐震クラスSクリア基準値よりも最大140%も耐震性能がアップしているので、地震に強いエコキュートとなっています。

2018年度~2020年度

2018年度から2020年度までマイナーチェンジを何度か行う過程で、パワフル高圧タイプの水圧が320kPaにアップし、一般地向けエコキュートの年間給湯保温効率が3.6と高い数値を実現しています。

2021年度~2022年度

2021年から2022年にかけて、ダイキンエコキュートはマイクロバブル機能が「ウルトラファインバブル機能」にアップし、高圧給湯タイプの水圧が170kPaから210kPaにパワーアップしました。

ウルトラファインバブル機能」はマイクロバブルよりも小さい、0.001mm未満の泡が浴槽を満たすので、温浴効果や美肌効果、洗浄効果などを期待できます。

ダイキンエコキュートは大きく分けると、水圧が320kPaのパワフル高圧タイプと、170kPaの高圧給湯タイプの2種類があります。2022年以降のモデルでは、高圧給湯タイプの水圧がアップしているので、シャワーが爽快になり、お湯はりの時間も短縮できます。

また、全モデルのリモコンが無線LAN接続機能を搭載しており、スマホにインストールした「ダイキン スマートアプリ」と連動するので、外出先や自宅の好きな場所からふろ自動や追い焚き、脱衣用エアコンの運転などが行えます。

2023年度

2023年に、ダイキンは一部のフルオートタイプでUV除菌機能「おゆぴかUV」を搭載したモデルを販売しています。貯湯タンクユニット内部に搭載されているUV除菌ユニットがお湯に深紫外線を照射して、見えない菌の増殖を抑制します。

そのため、嫌なヌメリやニオイを抑えるので、お風呂が綺麗な状態を長持ちできます。

まとめ

ダイキンEQの変更

以上が、ダイキンエコキュートの歴史の解説です。ダイキンエコキュートは2021年、2022年、2023年と新機能や性能のアップグレードなどを行っているので、購入するなら古い機種よりも最新機種のほうがおすすめです。

エコ突撃隊」では、ダイキンの正規品を低価格で販売しております。商品知識に詳しいスタッフが対応致しますので、ダイキンエコキュートに興味がある方は、ぜひご相談ください。

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