オール電化
2022/09/28
エコキュート続々値上げ!?安く買うための最適な購入時期は?
空気の熱を利用する事で、電気温水器やガス給湯器よりお得にお湯を沸かせるエコキュート。 2001年に初めて世に出て以来普及は進み、2020年には累計出荷台数が700万台を突破しました。 節約の為に新規取り付けをお考えの方もいれば、古くから使用していて調子が悪くなってきたので交換したい、という方もいるでしょう。
とはいえ、エコキュートは決して安い金額ではない為、購入をためらっている、まだ使えているからもう少し様子を見てもいいのではないか、とお考えの方も多いことでしょう。
しかし近年、大手メーカーの価格改定が相次ぎ、エコキュートの値上がりが続いていることをご存じですか。
この記事では、エコキュートの商品価格の値上げやその理由、最適な購入時期について解説いたします。
是非最後までご覧下さい。
エコキュートの値上げの原因は何?
そもそも、何故エコキュートは値上がりを続けているのでしょうか。
それは、半導体の不足や原材料価格の高騰が理由です。
では、それを引き起こした原因は何でしょうか。大きく以下が考えられます。
- 新型コロナウイルス感染拡大による物流、生産の停滞
- ロシア・ウクライナ情勢
順番に解説いたします。
新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大による物流、生産の停滞
2019年に発生した新型コロナウイルスの猛威は留まるところを知らず、2022年現在でも引き続き世界的な脅威です。
コロナウイルスによる中国、フランス、イギリス等様々な国でロックダウンや、在宅ワークの「巣ごもり需要」で半導体の需要が急増し、半導体不足を招いたのです。
また、感染拡大によって配送者の不足や検疫強化を余儀なくされ、物流コストが増加した事も値上げの原因です。
ロシア・ウクライナ情勢
2022年2月、ロシアによるウクライナへの進行が行われ、同年9月現在でも終戦の気配は見えません。
ウクライナはネオン、アルゴン、クリプトン、キセノンといった半導体の原材料ガスを産出しており、ネオンガス供給の約70%を占める主要国です。
それだけでなく、エコキュートで使用される部品の原材料である「パラジウム」という貴金属は、ロシアによって40%が産出されています。
また、同情勢により原油価格も高騰しており、原材料の高騰に繋がっています。
このように、世界的な情勢変化の影響を受け、エコキュートの値上げに繋がっています。
エコキュートはどれくらい値上げしているのか
一口に値上げ、値上げといっても実感するのは難しいことでしょう。
以下に、2022年9月現在エコキュート大手メーカーで値上げが行われた、あるいは行われると発表のあったメーカーの2021年製品と2022年製品を取り上げ表にしています。
旧型番 | 新型番 | 差額 | |
---|---|---|---|
ダイキン | EQ46VFV 1017500円 |
EQ46WFV 1122000円 |
104500円 |
三菱 | SRT-S465UA 1061500円 |
SRT-S466UA 1179200円 |
117700円 |
コロナ | CHP-E46AY4 1083500円 |
CHP-E46AY5 1142900円 |
59400円 |
東芝 | HWH-B466HA 1009800円 |
HWH-B466HA-R 1112100円 |
102300円 |
このように、2021年から2022年にかけての新製品では、希望小売価格にして5%~10%程の値上げが行われています。
後継機種の発売時には、性能向上もあるため価格が上昇することは多々あるものです。
しかし、今回のように10%近くも値上がりすることは異例の事で、昨今の情勢が住宅設備業界に大きな打撃を与えている事は想像に難くありません。
現在、価格が発表されていないメーカーについては公式発表こそ無いものの、情勢を鑑みるに値上げに追従してくるものと予想されます。
今後、エコキュートの価格は安くなるのか
これまではエコキュートの値上げが続いていること、いくら値段の上昇が起こっているかをお話しました。
そうなると、エコキュートの購入を検討されている方が気になってくるのは、今後エコキュートの価格は安くなるのか、という事でしょう。
結論から申し上げると、値上げは続き、値段が下がる可能性は低いと思われます。
値上げの原因といえる新型コロナウイルスやウクライナ情勢は未だ終息を見せていません。
それだけで無く、2022年9月現在では記録的な円安が起こっています。
物価高騰が起こり、市場にあるものは続々と値上げされ、消費者を圧迫しています。
エコキュートの買い時はいつ?
前述のように、エコキュートの値上げはまだまだ続くことが予想されます。
既に価格更新が行われたメーカーについては、半導体不足や原材料価格の高騰は織り込んだ商品価格に改定されました。
しかし、情勢の不安定は続いており、円安の加速という事態も新たに表面化しました。
この事態を受け、エコキュートの更なる値上げが行われる事も十分に考えられます。
時間が経てば経つほどエコキュートに手が伸ばし辛くなるでしょう。
そのため、購入時期は早ければ早いほどお得に買えるといえます。
エコキュートを導入、交換したいとお考えの方。
是非、「今」ご検討下さい。
値上げされるエコキュートを安く手に入れるには
原価の高騰によるメーカー希望小売価格の値上げは致し方ないといえます。
しかし消費者としては、少しでも安く買いたいのが本音です。
では、エコキュートを安く買うにはどうしたら良いのか。
結論から言うと、購入する会社を厳選する事が何よりも大事です。
メーカー正規品を取り扱う以上、ヤマダ電機やエディオンといった大手家電量販店やインターネット専門店、訪問販売業者など、どの業者も値上げは避けられません。
その中で、価格や信頼を鑑みた上でバランスをとった業者選びをする事をおすすめします。
それぞれ以下のメリットがあります。
- 家電量販店:知名度による抜群の安心感
- インターネット専門店:専門家による豊富な知識と低価格
- 訪問販売:業者を探す手間がいらない
購入先を決める際は、以下の点に注意すると良いでしょう。
- 信頼できる実績はあるか
- 工事費を含めた明確な金額を確認する
- 複数の会社に見積もりを依頼し比較する
順番に解説します。
信頼できる実績はあるか
エコキュートの普及は着々と進んでおり、日々様々な業者が参入しています。
確かな技術がある業者もあれば、トラブルを頻発させるような業者もいるかもしれません。
他社と比べて圧倒的に安くともトラブルに繋がっては結局損になってしまいます。
保証内容も含めて確認し、信頼できる業者か見極める事を怠ってはいけません。
工事費を含めた明確な金額を確認する
目を引かれるような価格提示をされていても、工事費は別途見積りとなり、時には目を剥くような高額な工事費を請求される事もあります。
そのため、工事費込みの価格を良く確認するべきです。
設置環境によって追加工事費が発生する事はありますが、それを含めて見積もりをしてもらうといいでしょう。
複数の会社に見積もりを依頼し比較する
気になる一社に問い合わせをし、気持ちは購入に傾いているかもしれません。
しかし、価格競争が激化する昨今、販売価格は業者によって様々です。
早く欲しい気持ちをぐっと抑えて、他社にも見積り依頼を出すべきです。
複数の業者から見積もりを受け取り、比較検討した上で相場感を捉えると、納得の行く購入ができるでしょう。
まとめ
以上が、現在エコキュートの価格を取り巻く状況の解説となります。
世界的な情勢不安定による部品不足や原材料価格の高騰が起こり、今後も値上げは続いてくと思われます。
現状の給湯器環境に不安を感じておられる方は、今すぐ本格的な検討を行うことをおすすめいたします。
エコ突撃隊は豊富な実績でお客様に最適なご提案をさせていただきます。
在庫不足が叫ばれる昨今でも、独自ルートで調達した大手メーカーのエコキュート正規品を、お求めやすい価格で販売しております。
エコキュートの入替、交換などご検討の方は、是非エコ突撃隊までお気軽にご連絡下さい!
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