太陽光発電
2015/07/03
太陽光発電の導入タイミングと業者の選び方(2015年度版)
設置を検討している方の多くは、太陽光発電を設置して、電気を売り、最終的に設置費用を回収・経済的なメリットを得られるかどうか?がポイントになってきます。最新の太陽光発電システムを設置するのにかかる費用・業者選びのポイントをご紹介しながら、システム設置に最適なタイミングをご紹介していきます。
太陽光発電システムをこれから導入したい!と思っている方の多くが悩まれているのが、「いつ」設置すればよいか?ということです。以前の「太陽光発電のメリット最新版(2015年度)」でもご説明したとおり、設置を検討している方の多くは、太陽光発電を設置して、電気を売り、最終的に設置費用を回収・経済的なメリットを得られるかどうか?がポイントになってきます。
今回は、最新の太陽光発電システムを設置するのにかかる費用などをご紹介しながら、設置に最適なタイミングをご紹介していきます。
設置費用は年々下がっている
設置費用とは、太陽光発電システムを導入する際にかかる費用です。
年々下がっており、平成9年頃には100万円以上していましたが、平成23年頃には半額の50万円前後にまで下がっています。
なお、平成27年6月時点の設置費用は30万円を下回る例も出てきています。
なぜ設置費用は下がるのか?
太陽光発電システムの設置費用が下がる背景としては、海外メーカーの参入や、メーカー各社の価格競争により、年々価格は下がってきました。
今後も、この傾向は変わらず、以前ほど劇的ではないにしても、緩やかに設置費用は下がっていくものと思われます。
危険!設置費用が安すぎる業者は要注意
商品代や設置工事費など導入費用を抑えることで、回収時期が早まり利益が多くなる可能性が高いのですが、安いというだけで設置業者を選んでしまうと、設置後に多くのトラブルに見舞われるケースがあり、場合によっては損失が出る場合も…。
ホームページやチラシなどで、太陽光発電の導入費用を極端に安くうたっている業者がありますが、現地調査を行った上で出された見積が必ず商品代と工事費などが全て込みであるか、雨漏り・システム劣化への対応など工事内容はしっかりしているかを確認する必要があります。
以下は、実際にあったトラブルの一例です。
- 屋根から雨漏りがした
- 補助金申請代行が別料金だった
- 工事中に追加工事が発生し、別料金がかかった
- 瓦の種類によって追加費用が発生した
- コスト削減の為に、メーカー指定以外の材料で施工していた
信頼できる設置業者の選び方
太陽光発電システムを設置する際の設置業者選びは、実は太陽光メーカー以上に重要です。
設置業者の選択を誤ると、工事がいい加減でトラブルなどの元にもなります。
以下に、設置業者を選ぶ上で重要となるポイントを挙げていきますので、参考にしてください。
- メーカー正規資格を持っているか?
メーカー正規資格を持たない設置業者の工事では、メーカー保証がつきません。 - 施工保険に加入しているか?
施工保険に加入していない設置業者の工事では、工事保証がつきません。 - 設置図面や見積もり提案の際に、現地調査を行っているか?
現地調査をしないとわからない、屋根の形状や周囲の障害物などを考慮して提案をしてくれているかが重要です。 - 太陽光発電システムの設置実績が十分にあるか?
事実上のオーダーメイドである太陽光発電システムでは、設置実績が非常に重要になります。 - 見積書が明確で、尚且つ説明にしっかり応じてくれるか?
大雑把な見積書ではなく、機器や工事ごとに細かく記載され、その説明をきちんとしてくれることが重要です。 - 疑問点や問い合わせに、丁寧に応じてくれるか?
設置業者とは今後20年のお付合いになるので、ちょっとした問合せにも丁寧に対応してくれるかどうかが重要です。
結局、太陽光発電システム導入のタイミングって?
太陽光発電システムを設置するのにふさわしいタイミングですが、今までの傾向から見て今後も太陽光パネルや設置費用は多少の下落はありますが、それと同時に、作った電気を買い取ってもらう「売電価格」のも年々減少しています。補助金の対象となる地域も年々減っていますので、早めの検討をオススします。
検討の仕方としては、設置業者に見積もりを出して、利益が出るか否か、また回収期間がどれくらいになるかで検討します。
お住まいの状況によって全く変わってきますので、「信頼できる」と思った設置業者に相談・複数メーカーの見積・シュミレーションを出してもらうことが必要です。
まとめ
- 設置費用とは、太陽光発電システムを導入する際にかかる費用です。
- 太陽光発電システムの設置費用は、価格競争や海外メーカーの参入により年々下がっています。
- 設置費用が安すぎる太陽光設置業者は、トラブルの元になりやすいので注意が必要です。
- メーカー正規資格や施工保険にきちんと加盟した、実績のある設置業者を選びましょう。
- 太陽光発電システム導入に最も適したタイミングは、人によってまちまちです。
- すぐに設置したほうがお得かどうかは、シミュレーションを行い、最後はしっかりとした見積りを出してもらい判断しましょう。
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