エコな知識
2019/06/27
ガス給湯器を買い替えるタイミングと交換費用・工事内容
ガス給湯器を買い替えるときのサイズ(号数)や給湯方法ごとの費用相場や、選び方のポイントを解説します。また、ガス給湯器を交換するベストなタイミングや、ガス給湯器からエコキュートへ買い替えるメリットや費用、工事内容なども紹介します。
ガス給湯器の買い替えにかかる費用相場
ガス給湯器の買い替えにかかる費用は、ガス給湯器の本体価格と工事費用の2つに分かれています。
ガス給湯器の本体価格の相場
ガス給湯器の本体価格の相場は、サイズ(号数)や、ガス代がお得になるエコジョーズかどうか、フルオートやオートなど給湯方法によっても異なります。
フルオート(エコジョーズ)の本体価格の相場
○24号タイプ(4~5人向け):90,000円~
○20号タイプ(2~3人向け):85,000円~
○16号タイプ(1~2人向け):80,000円~
フルオート(エコジョーズ以外)の本体価格の相場
○24号タイプ(4~5人向け):80,000円~
○20号タイプ(2~3人向け):75,000円~
○16号タイプ(1~2人向け):70,000円~
オート(エコジョーズ)の本体価格の相場
○24号タイプ(4~5人向け):77,000円~
○20号タイプ(2~3人向け):72,000円~
○16号タイプ(1~2人向け):70,000円~
オート(エコジョーズ以外)の本体価格の相場
○24号タイプ(4~5人向け):67,000円~
○20号タイプ(2~3人向け):60,000円~
○16号タイプ(1~2人向け):57,000円~
給湯専用(エコジョーズ)の本体価格の相場
○24号タイプ(4~5人向け):55,000円~
○20号タイプ(2~3人向け):50,000円~
○16号タイプ(1~2人向け):50,000円~
給湯専用(エコジョーズ以外)の本体価格の相場
○24号タイプ(4~5人向け):45,000円~
○20号タイプ(2~3人向け):40,000円~
○16号タイプ(1~2人向け):37,000円~
※価格は2019年6月25日時点での情報です。
※価格はあくまでも目安です。購入する店舗や機種により価格は異なります。
※上記価格の他に、リモコン費用(15,000円~30,000円)がかかる場合があります。
ガス給湯器の工事費用相場
ガス給湯器の工事費用相場は、
30,000円~40,000円程度
となっています。
※価格は2019年6月25日時点での情報です。
※価格はあくまでも目安です。購入する店舗や機種により価格は異なります。
設置タイプから買い替えガス給湯器を選ぶ
屋外据置設置タイプ
一戸建てで最も一般的なガス給湯器タイプで、庭などの地面やブロックの上に置かれているケースや、据置架台の上に設置されるケースがあります。
一戸建ての方は、屋外据置設置タイプを選ぶことをオススメします。
屋外壁掛設置タイプ
一般的なガス給湯器タイプの1つで、マンションのベランダや一戸建ての屋外に壁掛けするタイプのガス給湯器です。
屋外壁掛設置タイプは、マンションのベランダに設置できる方や、地面に置くスペースが無い一戸建ての方にオススメです。
PS標準設置タイプ
マンションに一般的に設置されている給湯器で、玄関横のパイプスペースの中に設置されています。
マンションの方はPS標準設置タイプを選ぶと良いでしょう。
メーカーから買い替えガス給湯器を選ぶ
ガス給湯器は、メーカーによってもそれぞれ特徴が異なります。
リンナイ
ガス給湯器のシェアで国内トップの人気メーカーです。給湯器本体はもちろん、小さな部品やビス一本にいたるまで、日本国内で生産しています。
ノーリツ
ノーリツは、リンナイと並んでガス給湯器のシェアNo.1を争う人気メーカーで、ガス瞬間貯湯式給湯器をはじめて開発した老舗メーカーでもあります。
パーパス
パーパスは、2000年に日本ではじめて「エコジョーズ」を開発したメーカーです。品質とアフターサービスには定評があります。
パロマ
創業1911年のパロマは、他のガス給湯器メーカーに比べてもっとも老舗です。また、ガス給湯器に使用する小さな部品のほとんど自社生産しています。
ガス給湯器を買い替えるタイミング
はじめに、ガス給湯器を買い替えるタイミングについてご紹介します。
9年以上使用して故障したら買い替えがオススメ
ガス給湯器は、9年以上使用していて故障した場合、買い替えるのがおすすめです。
9年を過ぎると保証期間外のため修理に費用がかかりますし、ガス給湯器自体の寿命も近いため、修理したとしてもすぐにまた別の箇所が故障する可能性が高いからです。
また、致命的な故障はしていなくても、同じエラーを繰り返したり、お湯が出にくいような場合は、買い替えのサインと捉えて、ガス給湯器を買い替えを検討するのも良いでしょう。
エコキュートへ乗り換えたほうがお得かも?
9年以上使用したガス給湯器が故障した場合、同じくガス給湯器に買い替えるのも良いですが、電気で動くエコキュートに切り替えたほうがお得になる場合もあります。
エコキュート+オール電化プランで光熱費を節約
エコキュートへの買い替えをオススメする理由は以下の2つです。
「オール電化プラン」にすれば夜間の電気代が安くなる
エコキュートを導入することで、夜間の電気代が安くなる「オール電化プラン」を契約することができます。そのため、昼間にあまり家にいないご家庭などは、エコキュートに変えたほうが光熱費が安くなる可能性が高いです。
プロパンガス地域の方は光熱費が削減できる
都市ガスに比べてガス代が高いプロパンガス(LPガス)地域にお住まいの方は、エコキュートに乗り換えることで光熱費を削減できる場合が多いです。
エコキュート+オール電化プランで光熱費を節約したい方は、ぜひ一度「エコ突撃隊」にご相談ください。
エコキュートへ買い替えするときの費用
ガス給湯器からエコキュートへの交換費用は、商品代と工事費用に分かれます。
商品代と工事費用の相場は、それぞれ
◯商品代:17万円(税込)~
◯工事費用:20万円(税込)~
※2019年6月25日時点の情報です。
となっています。
エコキュートへ買い替えするときの工事内容
1.既設給湯器の撤去処分
エコキュートを新たに設置するため、これまで使用していたガス給湯器を撤去します。
2.基礎工事
エコキュートを設置するために、コンクリートの基礎土台を作成します。
コンクリートの基礎土台は、土間打ち(現場打ち)とエコベースがあります。
・土間打ち(現場打ち)とは
職人が地面に砂利などを突き固めて敷き込み、その上からコンクリートを打ち込んで作る土台です。エコベースより工期はかかりますが、地盤が弱い場所でもエコキュートをしっかり固定してくれるメリットがあります。
・エコベース
既にできているコンクリート土台です。工期は短くて済みますが、地盤が弱い土地ではエコキュートが不安定になる危険があります。
3.配管工事
断水した後、配管工事を開始します。
このとき、給水・給湯配管と循環追炊用配管は、ガス給湯器で使用していた既設配管を利用するのが一般的です。
また、浴槽内に追い焚き用の循環口を新設します。
4.エコキュート本体据付工事
エコキュート本体(貯湯タンク)とヒートポンプユニットを搬入し、コンクリート基礎土台に設置します。
このとき、コンクリート土台に固定用のアンカーボルトを打ち付け、エコキュート本体(貯湯タンク)が水平になるように設置します。
5.エコキュートへ配管を接続
コンクリート土台にエコキュートを設置後は、貯湯タンクとヒートポンプに電気配線と各種配管を繋げていきます。
6.電気工事
電気工事では、まずエコキュート用のブレーカーを設置します。
このときエコキュート専用配線の工事を行いますが、距離によっては追加工事費を請求される場合もあります。基本工事に含まれる一般的な電気配線工事の長さは10mです。
次にエコキュート用のリモコン工事(台所+お風呂)を行い、最後に電力会社への申請手続きを代行して、電気工事は完了です。
7.試運転+操作方法説明
試運転を行い、エコキュートが問題なく動作することを確認します。
最後にお客様へエコキュートの操作方法を説明して、基本工事は完了です。
なお、中には最後の操作方法を行ってくれない業者も存在しますので、注意しましょう。
エコキュート+オール電化プランで光熱費を節約したい方は、ぜひ一度「エコ突撃隊」にご相談ください。
こちらの記事もおすすめ!
お見積り・ご相談はこちら
「ダイキン空調機特約店」
エコ突撃隊 お客様相談窓口
当店の自社施工は、
ダイキンの空調機特約店に認定されています。
安心してお任せいただけるよう、迅速・丁寧にご対応させていただきます。
お電話でのお問い合わせ
10時00分~19時00分