蓄電池

2017/01/30

太陽光と好相性?!家庭用蓄電池のメリットとデメリットを解説

家庭用蓄電池の導入を検討中の方にメリットとデメリットを紹介します。補助金を貰える条件や初期費用にかかる金額、電気代が下がる使い方や太陽光発電で売電量をアップする方法、ダブル発電や電気ロンダリング、蓄電池の寿命などをわかりやすく解説中!

蓄電池をおさらい

蓄電池とは、電気を蓄えることができる機能を持った電源のことを指します。蓄電池に貯めた電気を使用したあとも、充電することで再び使用することが可能です。
蓄電池は車のバッテリーなどにも使われていますが、家庭に設置する蓄電池は一般的に「家庭用蓄電池」とも呼ばれています。近年、太陽光発電システムなどと共に、徐々に普及が進んでいます。

家庭用蓄電池のメリット

家庭用蓄電池を導入することで、どんなメリットがあるのか、詳しくご紹介していきます。

災害時などに停電になっても電気を使える
家庭用蓄電池のメリットは、災害時などで不意に停電になったとき、蓄電池に蓄えておいた電気を使用して家電を動かせることです。地震大国日本では、最大のメリットと言っても過言ではありません。

設置する家庭用蓄電池にもよりますが、停電になったら動かしたい家電(冷蔵庫、照明、エアコン、充電器など)を設定しておくことにより、停電後すぐに設定した家電へ電力供給がスタートします。蓄電池がある家庭では、蓄電池を前提とした防災対策を考えることができます。

昼間に蓄電池の電気を使えば電気代ダウン
オール電化プランなど昼間の電気代が高いプランを電力会社と契約している場合、深夜の安い電気を蓄電池に貯めておき、その電力を昼間に使用することで電気代を安くすることができます。

また、夏場など電力使用が集中する時間帯(13時~16時)に蓄電池の電力を使用することで、ピークシフト(ピーク時の総電力使用量を減らすこと)に貢献することができます。

太陽光発電と組み合わせれば売電量アップも
家庭用蓄電池は太陽光発電システムと組み合わせてもメリットがあります。深夜の安い電力を家庭用蓄電池に充電しておき、その電力をすべて日中に使用することで、太陽光発電システムで発電した電気をすべて売電に回すことができます。その結果、太陽光発電システムのみの場合よりも、多くの電力を売電することが可能になります。

ただし、太陽光発電システムの設置容量が10kW未満の場合、ダブル発電扱いになってしまう場合があります。ダブル発電については、デメリットの項目で詳しく説明しています。

地方自治体から補助金が支給される
家庭用蓄電池を設置する際に補助金が出ることもメリットのひとつです。
平成28年度の東京都を例に見てみると、最大で24万円の補助金が支給されます。ただし、『新規設置』『未使用(中古品ではない)』『太陽光発電システムと同時設置』などの条件もあります。
支給される補助金の額や、支給条件などは各自治体によって異なりますので、詳しくはお住いの自治体へお問い合わせください。

ZEHに蓄電池を導入すると補助金が支給される
家庭用蓄電池に対する国の補助金交付は2015年度を最後に打ち切られました。その代わり、ZEH(ゼッチ)住宅を建てる際に蓄電池を導入することで補助金が発生するようになりました。ZEH(ゼッチ)に蓄電システム(蓄電池)を導入した場合の補助金は『1kWhあたり5万円』が交付され、上限金額は『補助対象経費の3分の1または50万円』とされています(平成28年度)。

なお、平成29年度の補助金に関する情報やご不明点は、環境共創イニシアチブ(SII)にお問い合わせください。

家庭用蓄電池のメリットまとめ

◯災害などによる停電時にも、家電に電気を供給して動かすことができる。
◯安い深夜電力を蓄電池に貯めて、日中に使うことで電気代を下げることができたり、ピークシフトに貢献できる。
◯安い深夜電力を蓄電池に貯めて日中に使用することで、太陽光発電システムで発電した電力の売電量を増やすことができる。
◯地方自治体から補助金が出る。またZEH住宅に蓄電池を導入することで補助金が貰える。

家庭用蓄電池のデメリット

家庭用蓄電池を導入するにあたって、知っておくべきデメリットについてご紹介していきます。

寿命がきたら交換が必要
家庭用蓄電池の充放電回数(サイクル数)には制限があり、一定数に達すると寿命に達します。家庭用に使われているリチウムイオン蓄電池の場合、一般的に寿命が5~10年(サイクル数:3,500回程度)とされています。家庭用蓄電池はずっと使用し続けられるわけではなく、5~10年を目安に買い替えが必要になることを覚えておきましょう。

蓄電池を置くためのスペースが必要になる
照明やコンセントに電気を供給できる大型の蓄電池の場合、家庭用蓄電池のサイズ(幅100cm×奥行30cm×高さ120cm程度)にあわせて設置スペースを確保する必要があります。また、設置場所はどこでも良い訳ではなく、できるだけ露結せず高温や低温になりにくい場所が好ましいです。

なお、設置スペースの確保が難しい住宅用に、最近では太陽光発電システムのパワーコンディショナーと一体型になった「パワコン一体型蓄電池」も登場しています。省スペースの設置を望まれる方にはオススメです。

価格が高い
家庭用蓄電池(リチウムイオン)は1kWhあたり15~25万円が相場で、商品代金に工事費も含めると初期費用が200万円を超える場合もあり非常に高額です。ただし、自治体から補助金の支給を受けることで負担を減らすことができます。また、今後のZEH普及にともなって蓄電池の普及も見込まれますので、蓄電池の販売価格も下がっていくと考えられます。

ダブル発電による売電価格の低下の可能性
家庭用蓄電池と一緒に太陽光発電システムを導入していると、「ダブル発電」と見なされて売電価格が下がってしまう場合があります。

太陽光発電システムのみでの売電価格(平成29年度)
◯出力制御対応機器の設置義務「なし」:28円(税込)
◯出力制御対応機器の設置義務「あり」:30円(税込)

ダブル発電時の売電価格(平成29年度)
◯出力制御対応機器の設置義務「なし」:25円(税込)
◯出力制御対応機器の設置義務「あり」:27円(税込)

※「出力制御対応機器の設置義務あり/なし」とは、電力会社が電気の買い取りを拒否するための『出力制御対応機器』を設置する義務があるエリアか否かを指しています。

上記のように、太陽光発電のみでの売電価格とダブル発電での売電価格を比べると、3円の違いがあります。
なお、最近ではダブル発電にならない「太陽光発電連系型蓄電池」も発売されていますので、太陽光発電システムと併用される方はこちらがオススメです。

電気ロンダリングとは?
ダブル発電と似ているものに「電気ロンダリング」があります。電気ロンダリングとは、深夜の安い電力で購入した電力を蓄電池に貯めておき、昼間に太陽光発電システムが発電した電気として売電する不正行為です。最近の家庭用蓄電池には、電気ロンダリングを防ぐプログラムが組み込まれている機種もあります。

家庭用蓄電池のデメリットまとめ

◯家庭用蓄電池は5~10年で寿命を迎え、交換が必要になる。
◯家庭用蓄電池を設置するためのスペースを確保する必要がある。
◯初期導入費用が1kWhあたり15~25万円程度と高額。
◯太陽光発電と併用時、ダブル発電になる可能性がある。

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