太陽光発電
2016/12/03
ハンファQセルズ太陽光発電のメリットは、ドイツ産の高品質パネル
ドイツ生まれのハンファQセルズ太陽光発電システムのメリットをわかりやすく解説します。気になる太陽光モジュールの変換効率や、曇りの日でも発電量を確保できる独自技術も紹介。また、パワコンの性能や保証内容もあわせて解説しています。
ハンファQセルズ(Hanwha Q CELLS Japan)の太陽光システムで最大のメリットは、世界で選ばれ続けているドイツで開発された高性能パネルです。Qセルズの太陽光パネルは、曇りの日など少ない太陽光の日でもしっかりと電気を作ってくれます。また、日本のメーカーと同等か、それ以上に手厚い保証で、購入後も安心です。
ハンファQセルズの太陽電池モジュール性能
Q.PLUS-G4.1をはじめとするハンファQセルズの太陽光パネルは、世界記録(※1)も樹立した、曇りの日や高温になる夏場でも発電量が落ちにくい高性能パネルです。
※1……2011年Fraunhofer Institute(ISE)により確認された、結品系太陽電池セルにおける世界記録(セル変換効率19.5%)
この高いパネル性能を可能にしているのは、ハンファQセルズが独自開発したQ.ANTUMテクノロジーです。Q.ANTUMテクノロジーとは、通常はすり抜けてしまう太陽光をエネルギー反射層が反射し、シリコンセルの裏面の層に閉じ込めることで、より多くの電気を作りだすことができる革新的な技術です。
気になるハンファQセルズ製の太陽電池モジュール発電量ですが、代表的な太陽電池「Q.PLUS-G4.1 270」で見てみると、
モジュール変換効率(発電量):16.2%
となっており、日本の太陽光発電メーカーと比べても遜色のない発電量です。Qセルズは日本ではあまり馴染みのないメーカーですが、世界中で選ばれているその高い品質は疑いようがありません。
Qセルズ製太陽光パネル「Q.PLUS-G4.1 270」のスペック
型式:Q.PLUS-G4.1 270
公称最大出力:270W
公称最大出力動作電圧:30.80V
公称最大出力動作電流:8.77A
公称開放電圧:38.56V
公称短絡電流:9.35A
モジュール変換効率(発電量):16.2%
質量:18.8kg
外形寸法(mm、W×L×D):1,670 × 1,000 × 32(フレームを含む)
気になる用語
モジュール変換効率(発電量)
太陽電池モジュールが、取り込んだ太陽光エネルギーのうち何%を電気エネルギーに変換できるかを表した数値。
変換効率96%!パワーコンディショナー性能
パワーコンディショナーの役目は、太陽電池モジュールで発生させた電気(直流)を、家庭用の電気(交流)に変換することです。
気になるハンファQセルズ製パワーコンディショナーの電力変換効率は、定格出力 4.0kWタイプで見てみると、
電力変換効率:96%
と、日本製メーカーと比べても同等以上の性能をもっています。また、パワーコンディショナーの種類としては、屋内設置型はもちろん、屋外設置型、そして2種類以上の太陽電池モジュールの組み合わせにも対応できるマルチストリングスと、日本メーカーと同様に幅広く対応しています。
気になる用語
電力変換効率……太陽電池モジュールで発生させた電気を直流から交流に変換する際の、変換率。
曇りの日でも高い実発電量を確保できる高品質パネル
太陽光が少ないドイツで生まれたQセルズの太陽電池
札幌よりも高緯度に位置するドイツは、低照度地域と呼ばれており、太陽光に照らされてもあまり明るくなりません。照度は太陽電池モジュールで電気を作りだすときにも重要な要素で、低照度の地域では作り出せる電気も少なくなってしまいます。そんな低照度地域のドイツで開発されたQセルズの太陽電池モジュールは、照度が低い条件でも効率的に発電ができるように考えられて作られています。
低照度の問題は、日本も無関係ではありません。なぜなら、日本の快晴日は一年間の間でわずか22日しか無いためです。あとは晴れていたとしてもたまに雲がかかったり、曇りの日であったり、雨、雪の日です。Qセルズの太陽電池モジュールなら、太陽との間に雲がかかった状態や、秋・冬など照度の低い季節でも、独自の技術でしっかりと発電することができます。
25年の出力量80%保証と15年の無償保証
ハンファQセルズの太陽光発電は、保証の面でも日本メーカーに負けないほど充実しています。ハンファQセルズの保証は以下の内容になっています。
長期出力保証……25年
購入後、25年間にわたり購入当初の80%以上の出力量を保証するものです。
長期安心システム保証……15年
系統連系日から15年間、太陽光発電システムに不具合または欠陥が見つかった場合、修理または交換を行います。
また、上記の保証以外にも、災害補償制度や日照補償制度も用意されています。
太陽電池モジュールの潜在的劣化や発火を防ぐ技術力
太陽電池モジュールに潜むリスクとして、潜在的劣化(PID)現象やホットスポット現象があります。
潜在的劣化(PID)とは
太陽光モジュールのフレームとセルの間に生じる電圧差により、雨の日などに電流が流出し、少なくとも20%以上の発電量が低下してしまう現象のことです。
ホットスポットとは
様々な原因で、太陽電池モジュールの一部に過度な負荷がかかり、セルが発火してしまう現象のことです。
Qセルズの太陽電池モジュールは、独自の技術や入念な検査により、上記の潜在的劣化(PID)やホットスポットの発生を防ぐことに成功しました。長く安心して使用し続けるという点でも、Qセルズの太陽光発電システムは信頼することが出来るでしょう。
まとめ
●ハンファQセルズの太陽光発電システムは、ドイツで生まれ世界で選ばれ続ける高品質パネルが特徴。
●Qセルズ製太陽電池モジュールの変換効率(発電量)は16.2%で、日本メーカーにも引けを取らない高い数値。
●曇りの日こそ真骨頂!Qセルズの太陽電池モジュールは独自のQ.ANTUMテクノロジーで、曇りの日でも発電量が落ちにくいのが特徴。
●25年間の長期出力保証、15年間の長期安心システム保証など、日本メーカーに負けない手厚い保証で安心。
●潜在的劣化(PID)やホットスポットの発生を防ぐ確かな技術力。
こちらの記事もおすすめ!
お見積り・ご相談はこちら
「ダイキン空調機特約店」
エコ突撃隊 お客様相談窓口
当店の自社施工は、
ダイキンの空調機特約店に認定されています。
安心してお任せいただけるよう、迅速・丁寧にご対応させていただきます。
お電話でのお問い合わせ
10時00分~19時00分