蓄電池
2026/03/30
オムロン蓄電池の特徴とは?価格目安・メリット・おすすめモデルを徹底解説

家庭で使う電気を効率よく活用できる設備として、近年注目されているのが「家庭用蓄電池」です。中でも太陽光発電と組み合わせ、電気代の削減や停電対策に役立つと人気を集めているのが、「オムロン」の蓄電池です。
そこで本記事では、オムロンの蓄電池の特徴やメリット・デメリット、価格の目安やおもなシリーズについて、蓄電池の導入を検討している方にわかりやすく解説していきます。
1.オムロンは信頼できるメーカーか知りたい人へ会社概要を紹介

オムロンの蓄電池の購入を検討している人にとって、オムロンとは信頼できるメーカーなのか知りたいところでしょう。そこでここでは、オムロンの会社概要について紹介します。
1-1.オムロンは電子機器・制御機器の大手
オムロンは1933年創業の日本企業で、電子機器や制御機器を中心に、幅広い事業を展開しています。工場の自動化設備や電子部品、医療機器などさまざまな分野で製品を提供している大手メーカーです。
とくに制御機器やセンサー技術の分野では世界的にも高い評価を受けており、長年にわたって培ってきた技術力と信頼性が大きな強みになっています。日本国内だけでなく海外にも事業を展開しており、グローバル企業としての実績をもつ企業です。
1-2.住宅用蓄電池分野にも注力
オムロンは電子機器メーカーとしての技術力を生かし、再生可能エネルギー分野にも積極的に取り組んでいます。中でも力を入れているのが、太陽光発電と連携するエネルギー機器や蓄電池システムです。
太陽光発電でつくった電気を効率よく活用するためには、電気をためて必要な時に使える蓄電池が欠かせません。オムロンでは、住宅向けのエネルギーシステムとして、太陽光発電と連携できる家庭用蓄電池を積極的に開発・販売しています。
1-3.技術力と品質の高さが強み
オムロンの蓄電池が評価されている理由の一つが、高い技術力と品質の高さです。電子機器や制御機器で培ってきた技術を生かし、効率よく電力を管理できる蓄電池システムを提供しています。
また、日本メーカーならではの品質管理や製品保証も、安心材料の一つです。蓄電池は長く使う設備だからこそ信頼できるメーカーの製品を選びたい人にとって、オムロンは有力な選択肢だと言えるでしょう。
2.オムロンの蓄電池ってどんな特徴があるの?
オムロンの蓄電池は、住宅向けエネルギーシステムとして高い評価を受けている製品です。太陽光発電と組み合わせた自家消費や停電対策など、家庭のエネルギー管理を効率化する機能が充実しています。ここでは、オムロン蓄電池のおもな特徴について詳しく解説していきます。
2-1.省スペース・フレキシブル設計
オムロンの家庭用蓄電池は、住宅への設置を想定したコンパクト設計が特徴です。たとえば、オムロンの住宅用蓄電システム「マルチ蓄電プラットフォームKPBP-Aシリーズ」の蓄電池ユニットは、従来機種と比較して容積を約27~55%削減した小型設計を採用しています。これによって国内最小クラスを実現し、玄関や廊下など、限られた場所にも設置しやすくなりました。
また、設置環境の自由度が高い点も特徴です。新しいモデルでは、屋内だけでなく屋外設置にも対応していて、住宅の状況やスペースに合わせて柔軟に設置できます。壁掛け設置に対応したモデルもあります。
このように、省スペースかつ柔軟な設置が可能な点は、住宅用蓄電池として大きなメリットだと言えるでしょう。
2-2.太陽光発電と好相性のハイブリッドシステム
オムロンの蓄電池は、太陽光発電と組み合わせて効率的に電気を使える設計になっています。とくに特徴的なのが、太陽光発電と蓄電池を一体で制御する「ハイブリッド蓄電システム」です。ハイブリッド型では、太陽光発電と蓄電池のパワーコンディショナ(電力変換装置)を1台にまとめることで、電力変換のロスを減らし、効率よく電気を活用できます。
また、オムロンの蓄電システムは、以下の3種類から選べます。
- 単機能蓄電システム
- ハイブリッド蓄電システム
- 全負荷型ハイブリッド蓄電システム
住宅の設備や使い方に応じて最適なシステムを選べる点も、大きな特徴の一つです。
2-3.デジタル技術を活用したエネルギー管理
オムロンのエネルギーシステムは、デジタル技術を活用した電力管理にも強みがあるのが特徴です。
太陽光発電や蓄電池など複数のエネルギーをデータで制御し、電力の需給バランスを最適化する仕組みが採用されています。このような技術は、分散した電源を統合する「VPP(仮想発電所)」などのエネルギー管理にも活用されています。
このような高度な制御技術によって、家庭内の電力を効率よく使いながら、電気代の削減やエネルギーの有効活用につなげることが可能です。
2-4.停電時にも安心のバックアップ機能
家庭用蓄電池を導入する大きな目的の一つが、停電対策です。
オムロンの蓄電システムでは、停電時に家全体へ電力を供給できる「全負荷型システム」を選択できます。全負荷型を導入すると、停電が発生した場合でも冷蔵庫や照明だけでなく、エアコンやIHなど200V機器を含めて家庭内の電気を使い続けることが可能です。
地震や台風などの災害による停電リスクが高まる中で、家庭の非常用電源として蓄電池の需要は高まっています。
2-5.生活スタイルに合わせて選べる容量ラインナップ
オムロンの蓄電池は、家庭の電力使用量に合わせて容量を選べる点も特徴です。
たとえば「KPBP-Aシリーズ」では、
- 6.5kWh
- 9.7kWh
- 13.0kWh
といった複数の容量が用意されており、太陽光発電の規模や家庭の電力使用量に応じて、最適な容量を選択できます。このように、容量・機能・システム構成を柔軟に選べる点も、オムロン蓄電池の大きな魅力でしょう。
3.オムロン蓄電池を導入するとどのようなメリットがあるの?

オムロンの蓄電池には、家庭の電力を効率よく活用できるさまざまなメリットがあります。太陽光発電との相性のよさや停電時のバックアップ機能など、住宅用蓄電池としての実用性の高さが魅力です。ここでは、オムロン蓄電池のおもなメリットについて解説していきます。
3-1.電気代の削減につながる
オムロンの蓄電池を導入するメリットの一つが、電気代の節約につながる点です。
太陽光発電と蓄電池を組み合わせることで、昼間に発電した電気を蓄電池にためておき、夜間や電気使用量の多い時間帯に利用できます。これによって、電力会社から購入する電気量を減らすことが可能です。
近年は電気料金の値上げが続いており、家庭の電気代は年々上昇し、家計を圧迫しています。そのため、自宅で発電した電気を効率よく使える蓄電池の需要は高まっているのです。
とくにオムロンの蓄電池システムは、太陽光発電と蓄電池を一体で制御するハイブリッドシステムに対応しているため、電力変換ロスを抑えながら効率的に電気を活用できます。
3-2.災害時などの停電対策に
蓄電池を導入する大きな理由の一つが、停電の備えになることでしょう。
オムロンの蓄電システムは、停電でも家電に電力を供給できる「バックアップ機能」が備わっています。とくに「全負荷型」のシステムを選べば、停電が発生した場合でも家全体に電気を供給できます。冷蔵庫や照明、スマホの充電だけでなく、エアコンやIHなどの200V機器も使用できるため、停電時でも普段に近い生活を維持することが可能です。
日本では地震や台風などの自然災害による停電が発生することも多いため、非常用電源として蓄電池を導入する家庭が増えています。
3-3.太陽光発電の自家消費率を高められる
オムロンの蓄電池は、太陽光発電の電気を効率よく活用できる点もメリットです。
太陽光発電でつくった電気は、昼間に使いきれなかった場合、電力会社に売電する人も多くいます。ところが近年、売電価格が下がっているため、売電のメリットがなくなりつつあります。そこで発電した電気を売電するのではなく、自宅で使う「自家消費」の需要が高まっているのです。
蓄電池を導入すれば、昼間に余った電気を売電するのではなく蓄電池にためておき、夜間や発電していない時間帯に自宅で利用できます。これによって、太陽光発電の自家消費率を高められるのです。
太陽光発電をすでに導入している家庭にとっても、蓄電池は発電した電気を無駄なく活用できる設備だと言えるでしょう。
3-4.日本メーカーならではの信頼性
オムロンは1933年創業の日本企業であり、電子機器や制御機器の分野で長い実績をもつメーカーです。センサーや制御機器などの分野では、世界的にも高い評価を受けています。
このような技術力は、家庭用蓄電池システムの開発にも生かされています。電気の制御やエネルギー管理に関する技術を強みとしており、太陽光発電や蓄電池を効率よく連携させるシステムを提供しています。
また、日本メーカーであるオムロンの製品なら、品質管理やサポート体制の面でも安心感があるのはメリットです。蓄電池は長期間使用する設備だからこそ、信頼できるメーカーの製品を選びたいものです。その点で、オムロンの蓄電池は安心して導入したい製品の一つだと言えます。
4.オムロン蓄電池を導入する前に知っておきたいデメリット
オムロンの蓄電池は高い技術力や信頼性が評価されている一方で、導入前にはデメリットも知っておきたいものです。そこでここでは、オムロン蓄電池のおもなデメリットについて解説します。
4-1.容量ラインナップが限定的
オムロンの家庭用蓄電池は性能の高さが評価されている一方で、容量ラインナップがやや限定的ではあります。代表的な住宅用蓄電システムである「KPBP-Aシリーズ」では、おもな蓄電容量として、「6.5kWh
」「9.7kWh」「13.0kWh」のモデルが用意されています。
5kWhから15kWh以上まで、幅広い容量を用意しているメーカーもあるため、オムロンは容量の選択肢が少ないと感じる場合もあるでしょう。それでも一般家庭で使いやすい容量は押さえられているので、一般的な使用には問題はありません。
また、オムロンは単体ユニットの種類は絞られるものの、2台を組み合わせることで大容量構成も可能です。
オムロンの蓄電池は太陽光発電との連携を前提としたエネルギー管理システムが強みであり、家庭の電力使用量に合わせてシステム構成を選ぶことが可能です。容量だけで判断するのではなく、システム全体の機能や性能を含めて検討することが大切です。
4-2.導入費用は安くない
家庭用蓄電池全般に言えることではあるものの、導入費用は決して安くありません。オムロンの蓄電池も例外ではなく、設備費用や工事費を含めると、まとまった初期費用が必要になります。
実際の導入費用は施工費や周辺機器の費用によっても異なるものの、補助金を活用しない場合は100~250万円程度(工事費込み)が一般的な目安です。そのため、導入する際には、電気代の節約効果や停電対策といったメリットと費用を比較しつつ、長期的な視点で検討するといいでしょう。
5.オムロン蓄電池のおもなおすすめシリーズを紹介
蓄電池を導入するうえで迷いやすいのが、どの機種が自分の家庭に合っているかどうかという点でしょう。オムロンの蓄電池は、大容量で安心の「KPBP-Aシリーズ」とコンパクトで使いやすい「KPAC-Bシリーズ」の2つを軸としています。それぞれ特徴や向き不向きが異なるため、ライフスタイルに合ったモデル選びが重要です。そこでここからは、オムロンの主力モデルから、用途や家庭環境に合わせたおすすめ機種を紹介します。
5-1.大容量・フル機能派におすすめの「KPBP-Aシリーズ」
家庭全体の電力をバックアップしたい、太陽光発電としっかり連携させたいという方におすすめなのが、オムロンのKPBP-Aシリーズです。
オムロンでは「マルチ蓄電プラットフォーム」として、蓄電池ユニットとパワーコンディショナを組み合わせることで、単機能・ハイブリッド・全負荷バックアップの3つの方式が選べるように設計されています。
従来機と比較して容積を約27%削減して国内最小クラスのサイズを実現し、コンパクトになった新モデルも登場しています。
蓄電容量は複数あって、家庭の電力使用量や太陽光発電の規模に合わせて選べるのも魅力です。
このシリーズ最大の特徴は、停電時でも家庭全体の給電をカバーできる「全負荷バックアップ機能」です。冷蔵庫や照明はもちろん、エアコンやIHヒーターといった200V機器まで使えるため、生活の中心となる電力をしっかり支えます。
家全体の電力をしっかりバックアップ。停電時も安心で、太陽光発電との連携も抜群なKPBP-Aシリーズの詳細を確認する→KPBP-Aシリーズ
5-2.省スペース&高寿命設計の「KPAC-B-SET-1」
オムロン蓄電池KPAC-B-SET-1は、容量4.2kWhのコンパクトサイズが魅力のモデルです。太陽光発電と組み合わせる家庭はもちろん、設置スペースが限られている家庭でも比較的設置しやすいタイプです。
このシリーズの大きな特徴は、1日に2回の充電が可能で、実質的に8.4kWh相当の容量として使える点でしょう。普通の4.2kWhモデルより効率的に電力をシフトできるため、少容量でもしっかり使いたい人にとって、有力な選択肢になります。
また、保証面でも、15年間の容量保証(SOH70%保証)があり、長期間安心して使える設計です。屋内設備や外壁近くでも対応できる防水・防塵設計が採用されていて、狭い場所でも設置しやすい点もメリットです。
省スペースで効率的に電力を活用できるコンパクトモデル。1日2回の充放電で、小容量でもしっかり活用できるKPAC-B-SET-1の詳細を確認する→KPAC-B-SET-1
5-3.コストパフォーマンス重視なら「KPAC-B-SET-2」
KPAC-B-SET-2は、KPAC-Bシリーズの蓄電池を使用した別構成のシステムです。KPAC-Bシリーズ全般の特徴を引き継ぎながら、初めて蓄電池を導入する家庭や、コスト抑えたい家庭に適した構成になっています。
基本的な充放電性能や寿命設計、補償内容は変わらないまま、「まずは実際に蓄電池を使いながら効果を実感したい」というニーズに最適です。太陽光発電と併用することで、日中の余剰電力を最大限に活用できるため、電気代の削減効果も比較的高くなります。
また、KPAC-B-SET-1と同様に、屋内・屋外設置にも対応しているため、住宅環境に合わせて選びやすい機種だとも言えるでしょう。
初めて蓄電池を導入する家庭やコストを抑えたい方におすすめ。太陽光との併用で電気代削減効果も期待できるKPAC-B-SET-2の詳細を確認する→ KPAC-B-SET-2
6.自分に合ったオムロン蓄電池を選ぶポイントとは?
蓄電池を導入する際に重要なのは、自宅に合ったモデルを選ぶことです。自宅のライフスタイルや電力使用量、設置スペースなどに応じたモデルを選ぶようにしましょう。
6-1.大容量・フル機能なら「KPBP-A」シリーズ
家庭全体をバックアップしたい場合や、太陽光発電としっかり連携させたい場合は、KPBP-Aシリーズが最適でしょう。単機能・ハイブリッド・全負荷型の3つの方式から選べるため、停電時でも生活の中心となる電力をカバーできます。
6-2.設置スペースが限られるなら「KPAC-B-SET-1」
容量4.2kWhのKPAC-B-SET-1はコンパクトな設計で、屋内・屋外どちらでも設置しやすい点が魅力です。1日に2回充放電でき、実質8.4kWh相当として使えるため、少容量でも効率的に電力を活用できます。長期的にも安心な15年保証(SOH70%)付きで、狭いスペースでも導入しやすいモデルです。
6-3.初めて蓄電池を導入するなら「KPAC-B-SET-2」
KPAC-B-SET-2は、KPAC-Bシリーズの特徴を生かしつつ、初めて蓄電池を導入する家庭や、コストを抑えたい家庭向けに作られたモデルです。基本性能や寿命設計は変わらず、太陽光発電と組み合わせれば電気代の節約効果が期待できます。
屋内・屋外設置対応で、住宅環境に合わせて選びやすい点もメリットです。
7.導入前に確認したい蓄電池のチェックポイント
家庭用蓄電池を選ぶには、カタログスペックだけでなく、自宅の電力環境や住宅条件に合っているかなど、具体的に確認することが大切です。そこでここでは、蓄電池の導入前に抑えておきたいおもなポイントを紹介します。
7-1.家庭の電力使用量
電力使用量が多い家庭では大容量モデル、少ない家庭はコンパクトな容量でも十分対応できることがあります。
7-2.太陽光発電の規模
太陽光発電は、発電容量とのバランスも重要です。発電量に合った蓄電池を選ぶことで、昼間に発電した電気を効率よくためて、自家消費率を高められます。
7-3.設置スペース
蓄電池は屋内や屋外のスペースに設置するため、設置場所の広さや条件を事前に確認しておくといいでしょう。
7-4.予算
蓄電池は設置費用に加えて設置工事費も必要になるため、予算の目安をあらかじめ決めておくことが大切です。自治体によっては補助金制度が利用できる場合もあるので、確認しておくのがおすすめです。
7-5.単機能・ハイブリッド・全負荷型のどの方式か
蓄電池には、太陽光発電とは別に制御する「単機能型」、太陽光と蓄電池を1台のパワーコンディショナで効率的に管理できる「ハイブリッド型」、停電時に家全体へ電力を供給できる「全負荷型」などがあります。使い方の希望に応じて選びましょう。
8.まとめ
オムロンの蓄電池は、高い技術力と信頼性があり、太陽光発電と組み合わせて効率よく電力を活用できるのが大きな魅力です。ライフスタイルや電力使用量に合わせて最適なモデルを選ぶことで、安心して経済的な暮らしを実現できます。導入前には、容量・設置スペース・予算などを確認して、自宅に合ったシステムを選びましょう。
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