パワーコンディショナが動作しない場合や、エラーランプ点灯やエラーメッセージが表示された場合は下記を参考に処置してください。

エラーコードが何も表示されない

対処法

日射が少ないときや夜間は表示部には何も出ません。
日射があれば自動的に表示が出ます。(夜間は表示は出ません)

発電しない

対処法

運転切換スイッチが「自立」または「停止」になっている。運転切換スイッチを「連系」にします。

発電電力が極端に低い

対処法

商用電源電圧が高い場合や本体周囲温度が高い場合。または、電力会社からの要求にもとづき、パワーコンディショナの出力を制御しています。(出力制御機能)
商用電源電圧または本体周囲温度が運転範囲まで下がる、または電力会社からの出力制御要求が解除されると出力制御を解除し、通常運転に戻ります。

エラーコード:C 123

対処法

停電がありませんでしたか?
停電が復帰し、表示されている時間(秒)後に自動的に発電開始します。(最大約5分後)

エラーコード:U-1

対処法

停電中、分電盤の太陽光発電用ブレーカが「OFF」になっていませんか?
停電が復旧、または太陽光発電用ブレーカを「ON」にすれば表示されている数字(時間=秒)後、自動的に発電を開始します。(最大約5分後)

エラーコード:U-3

対処法

電圧上昇抑制機能が動作しました。商用電源電圧が、電力会社の設定した電圧値を超えたため、パワーコンディショナの出力を制御しています。
電圧が正常な値まで下がると、出力制御を解除し、通常運転に戻ります。制御が頻繁に発生する場合は、お買いあげの販売店にご相談ください。

エラーコード:U-4

対処法

自立運転出力用コンセントにつないだ電気製品は運転開始時の電流が大きいため使用できません。運転切換スイッチを一度「停止」にし、別の製品に換えて再度「自立」にしてください。

エラーコード:U-5

対処法

使用できる電流(15A)を超えたことによる運転停止です。運転切換スイッチを一度「停止」にし、消費電力が少ない製品に換えて再度「自立」にしてください。

エラーコード:U-2/U-6

対処法

パワーコンディショナ内部温度(または周囲温度)が、運転範囲外になっているため、出力制御状態または運転停止状態になっています。温度が運転範囲内になると通常運転に戻ります。

エラーコード:U-7

対処法

電力会社からの要求にもとづいて、パワーコンディショナの出力を制御しています。(出力制御機能)電力会社からの出力制御要求が解除されると、通常運転に戻ります。

エラーコード:J-Lo

意味

自立運転時
十分日射があるが発電しない自立運転出力用コンセントにつないだ電気製品が使用できない

対処法

日射が少ないため発電を停止しているか、自立運転出力用コンセントにつないだ電気製品を動かすだけの電力が発電されていません。日射が回復し、安定するまで待つか、消費電力の少ない製品に換えてください。

エラーコード:J-50

意味

自立運転時違った周波数が出る

対処法

一度も連系運転をしていません。※工場出荷時は50Hzに設定されています。
連系運転をするとその地域の周波数を記憶します。連系運転で運転してから自立運転をします。

エラーコード:J-50/J-60/J-Lo/J-JU

対処法

自立運転中はブザーが鳴ります。自立運転中にブザーが鳴るのは異常ではありません。

エラーコード:F-1～F-7

意味

太陽電池モジュールや商用電源、通信線の異常などにより運転停止状態となっています。

対処法

パワーコンディショナの運転切換スイッチを「停止」にし、太陽電池発電用ブレーカを「OFF」にしてお買いあげの販売店に、表示されているエラーコードを連絡し修理をお申し付けください。

エラーコード:E-[00]

意味

機器の異常内容により[ ]内に表示される数字が変化します。

対処法

表示された番号を控え、運転切換スイッチをいったん「停止」にします。再度「連系」にして、異常ランプが消灯し、正常運転が確認できた場合は、そのままご使用ください。異常表示が継続する場合は、下記を実施してください。

上記の処置をしても直らないとき

下図を参考にパワーコンディショナの運転切換スイッチを「停止」にし、さらに分電盤の太陽光発電用ブレーカを「OFF」にして、お買いあげの販売店に症状、エラーコードを連絡し修理をお申し付けください。

故障かな?と思ったら

発電電力が少ない

原因

実使用時の発電電力は日射の強さ、設置条件、地域差および温度変化により異なります。瞬時発電電力は日射が多い日でも、太陽電池容量の70～80%程度が目安です。

太陽電池モジュール表面の色調にムラがある

原因

製造時により外観が異なることがあります。また、経年変化により製品ごとに異なることがあります。発電性能には影響ありません。

製品内部から振動音がする

原因

内蔵機器の運転音や運転による振動(振幅20μm 程度)で音(30dB)が発生することがあります。製品異常ではありません。

製品内部から「カチッ」と音がする

原因

発電開始/停止時に回路を切換える動作音です。製品異常ではありません。

製品内部から「キーン」と高い音がする

原因

パワーコンディショナの運転音です。製品異常ではありません。

売電電力と発電電力が異なる

原因

発電電力を家庭内で消費し、余った電力が売電電力となります。消費電力が増えると売電電力が減ります。製品異常ではありません。

ラジオやテレビなどに電波障害がでる

原因

ラジオやテレビなどがパワーコンディショナに近すぎる。
ラジオやテレビを影響の少なくなる場所へ移動してください。パワーコンディショナの据付位置を変更する場合はお買いあげの販売店にご相談ください。

製品から接着剤のようなにおいがする

原因

製品使用開始直後は、接着剤のような臭いがする場合があります。製品異常ではありません。
ただし、焼け焦げたようなにおいがする場合は、運転切換スイッチを「停止」にして、お買いあげの販売店にご相談ください。

エラーコードを見てもどうしたらいいか分からない、自分で対処するのは不安という方は、販売店か当社までお問い合わせください。

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