蓄電池
2022/09/24
【2022年最新】あのDMMが蓄電池を取扱い!?気になる特徴や評判は?
近年、太陽光発電の余剰電力を効率よく使用する為や、停電や災害時に頼れる蓄電池に注目が集まっており、様々なメーカーが参入しています。 パナソニック、シャープ、オムロンといった良く聞く会社はもとより、ご家庭の日常では余り聞かないものの、業界では有名なメーカーも多いです。
それだけでなく、意外なメーカーも参入しているのです。今回は、「合同会社DMM.com」と同社が取り扱う蓄電池について解説します。是非最後までご覧ください。
DMMってどんな会社?
最初に、DMMについて解説いたします。
DMMグループは1986年にレンタルビデオ店を立ち上げ、インターネットの発達と共に動画配信業で急激に成長した会社です。
現在では、会社の骨として動画配信だけでなく、EXサイトやオンラインゲーム、FX等の金融業サービスを主力として様々な事業を展開しています。
インフラ事業に参入したのは比較的最近の事で、2012年に太陽光発電事業に参入し、法人向けやメガソーラーといった大規模な案件に携わってきました。
同社が住宅設備に参入したのは2017年頃となり、蓄電池業界では最後発組であるといえます。
DMMの蓄電池ラインナップは?
合同会社DMM.comが取り組むインフラ事業「DMM energy」では、太陽光発電システムと共に、住宅用蓄電池 「DMM.make smart」を販売しています。
ラインナップは以下の2種類です。
- フレキシブル型蓄電システム
- ハイブリッド型蓄電システム
種類こそ少ないですが、他社に匹敵する魅力を備えた蓄電池です。
ここでは、それぞれの魅力を順番に解説していきます。
DMMフレキシブル型蓄電システムはここが魅力!優れたメリット・特徴を解説
高性能かつ大容量な本製品は、発売当初より人気が高く、より大容量な製品が発売されてきた近年においても、コストパフォーマンスの高い機種として人気が高い商品です。
その魅力を、以下に挙げてみました。
- 大容量!家庭の電気使用を全てまかなえる!
- もしもの時も安心。200V機器対応!
- 残量設定で突然の停電に備えられる
- 容量保証だけじゃない!充実の10年保証
- 見守りサービスでトラブル相談に的確な返答がもらえる
- 最短1~2日!?驚愕のスピード設置
順番に解説します。
大容量!家庭の電気使用を全てまかなえる!
停電への対策や節約の為に、ピークタイム外の電力を貯めて使用する際には、早々に蓄電が切れてしまう事や、日中に再度蓄電を行う状況は避けたいものです。
DMM.make smartは9.8kWhの大容量を備えています。この数値は、一般的なご家庭の一日の商品電力をまかなえる容量です。
ここで参考までに、公式サイト(https://energy.dmm.com/smart)記載の電気使用量想定を表にしました。
使用時間 | 消費電力 | |
---|---|---|
冷蔵庫(400L) | 24時間 | 2,000W |
炊飯器(400L) | 1時間 | 1,300W |
電子レンジ | 1時間 | 700W |
洗濯機 | 1時間 | 200W |
掃除機 | 0.5時間 | 1000W |
液晶テレビ | 6時間 | 210W |
エアコン | 3時間 | 700W |
LED照明 | 5時間 | 40W |
計 | – | 6,150W |
上記の想定では、一日の総使用量6.15kWという結果となります。
実際には、TVの視聴時間はもっと短い、エアコンはもっと長く使う等、様々な使用条件があるでしょう。
しかし、実際に使用できる容量を示す「実効容量」8.8kWhに達するには、まだ幾許かの余裕があります。
追加の電力使用も含めご家庭の一日をまかなうに足る大容量を備えています。
もしもの時も安心。200V機器対応!
実は、全ての蓄電池が全ての家電製品を使えるとは限らないことをご存じでしょうか。
蓄電池には100V機器にのみ対応した機種と、100Vと200V機器双方に対応した機種があります。
100Vのみに対応する機種の場合、エアコンやエコキュート、IHクッキングヒーターという機器を使用することができません。蓄電池を運用しよう、というご家庭においては、エコキュート、IHといったオール電化機器が使えないと困る方も多いでしょう。
そうでなくとも、エアコンは生活必需品です。使えなければ命に関わる事もある機器ですので、余程の理由が無ければ200V対応機器を選ぶべきです。
フレキシブル型蓄電システムは200V機器に対応し、停電時も普段の生活と変わらずにエアコンやエコキュートを使用することが出来ます。
残量設定で突然の停電に備えられる
フレキシブル型蓄電システムでは0~90%の範囲で残量下限を設定することが可能です。
仮に20%の残量設定を行っていた場合、80%は通常通りに使用されていきますが、残量が20%まで減ると放電が停止されます。
この20%は非常時用に確保されるので、突然の停電に見舞われた際に、「肝心な時なのに蓄電池が空!」といった悲劇を避けることができます。
また、台風や大雪等で停電が予想される場合は「バックアップモード」が有効です。
あらかじめ設定しておけば満充電付近で待機し、停電時に使う電力を貯めておくことができます。
突発的な停電に備えられる嬉しい機能です。
容量保証だけじゃない!充実保証
蓄電池は、長く使えば最大蓄電容量が年々少なくなっていきます。
最大容量が大幅に減ってしまえば、必要な用途に対して十分な効果を発揮することが出来なくなってしまいます。
そこでフレキシブル型蓄電システムの保証では10年間、蓄電容量が保証されます。
既定のモードで使用していた状態で、初期実行容量の60%を下回った場合、代替品と交換してもらうことが出来ます。
また、正しい使用のもと、パワーコンディショナ、DC-DCコンバータ、蓄電池ユニットに異常が生じた場合保証対象となります。
それだけではありません。
フレキシブル型蓄電システムには自然災害補償がついています。
火災、破裂・爆発、落雷、風災、水災、外部からの衝突、雹災、雪災、窃盗といった使用者に過失の無い事故を対象に損害を補償してくれます。
ただし、地震は自然災害補償の対象外となるため注意が必要です。
蓄電池は災害時に頼りにしたい住宅設備のひとつであるため、自然災害補償が充実しているのは非常に嬉しい点です。
見守りサービスでトラブル相談に的確な返答がもらえる
DMM.makesmartでは、インターネット接続を通じて、「安心安全見守りサービス」を利用する事ができます。
定期的に6種類のデータを取得することで、使用者に起こったトラブルを把握し、急な不具合に対して迅速に相談する事が可能です。
最短1~2日!?驚愕のスピード設置
現地調査に伺ってから、稼働開始までなんと最短1~2日のスピード設置が可能とされています。稼働が早ければその分節約や災害対策に使えるので、早く効果を実感したい人にとっては、見逃せない点です。
ハイブリッド型蓄電システム
2017年にDMM.makesmart:フレキシブル型 蓄電システムを発売して以来、一商品のみで展開されていましたが、2021年10月29日に新機種としてハイブリッド型蓄電システムが販売されました。
従来のモデルとは全く異なる魅力も備えた新機種の大きな特徴は以下となります。
- 容量、タイプが選べる!環境に応じて最適な選択を
- 容量が選べる!足りなくても増設可能
- コンパクトでスマートなデザイン
- 安心の充実保証
順番に解説します。
タイプが選べる!環境に応じて最適な選択を
DMM.make smartハイブリッド型蓄電システムは、ご自宅の環境に応じて、仕様をあらかじめ変更する事ができます。
停電時に、節電しながら特定の100V機器のみ使用したい方は「特定負荷型」。
200V機器も使いたい、普段と変わらない生活をしたい方は「全負荷型」を選ぶと良いでしょう。
容量が選べる!足りなくても増設可能
蓄電池は大容量化が進んでいます。しかし、「多分そこまでの容量は必要無いし安くしたい」と思われる方もいるかもしれません。
DMM.make smartハイブリッド型蓄電システムはそんな方に最適です。
要望に合わせて10kWh、15kWhの3種類から容量を選ぶことが可能なため、環境に最も合う選択が出来るのです。
さらに、ライフスタイルに変化があれば後から増設する事も可能なため、「やっぱり大容量にしておけば良かった…」という後悔とも無縁です。
景観を壊さない!優れたデザイン性
DMM.make smartハイブリッド型蓄電システムはコンパクトでスタイリッシュなデザインなため、不要に目を引くような無骨さがありません。
自宅の景観を損ねる可能性も少ないため、こだわりのある方も安心です。
安心の充実保証
DMM.make smartハイブリッド型蓄電システムは業界トップクラスの長寿命を誇ります。
しかし、いずれは劣化していくことは避けられません。
同商品には10年間の製品保証がついており、製品機能の保証と初期容量の60%の蓄電容量保証を受けることが出来るため安心です。
一点注意が必要なのは、フレキシブル蓄電システムと違い、自然災害補償を受けるには有償での加入が必要です。
火災、落雷、水災などといった、災害に見舞われやすい地方にお住いの方は、加入を検討するとよいでしょう。
ただし、加入した場合でも地震によるものは補償対象外となりますのでご注意ください。
蓄電池を購入する際は必ずチェック!利用出来る補助金は?
近年の再生可能エネルギー導入促進の気風に伴い、蓄電池にも様々な地域で補助金が交付されています。
蓄電池の補助金は、国が交付している補助金と地方自治体が交付している補助金があり、多くの場合は併用が可能なため、必ず両方確認するようにしましょう。
注意すべきなのは、基本的に予算が尽きれば早期終了するという点です。
例えば、国が交付した「DER補助金」は2022年に2回公募が行われましたが、1回目は僅か二日で予算が尽き打ち切り、2回目に至ってはものの数分で打ち切りという結果となりました。
補助金を受けるチャンスを逃さないためにも、蓄電池検討中は常にアンテナを張り、お早めにご相談下さい。
エコ突撃隊では補助金の申請代行も行っております。煩雑な手続きを避け、お得に蓄電池を手に入れましょう。
まとめ
本記事では、DMMの蓄電池の解説をいたしました。
蓄電池業界への参入こそ後発ですが、発売している蓄電池はどれも魅力ある商品です。
大容量高出力を備えた商品と、ライフスタイルに応じて仕様変更が出来る商品で、購入者のニーズを確実に満たしてくれるでしょう。
エコ突撃隊では、DMMを含む補助金の対象となっている蓄電池を販売しております。
蓄電池は価格相場が掴みにくい商品ですので、相見積もりも歓迎しております。
蓄電池の導入を検討する際は、是非エコ突撃隊にご連絡下さい。
こちらの記事もおすすめ!
お見積り・ご相談はこちら
「ダイキン空調機特約店」
エコ突撃隊 お客様相談窓口
当店の自社施工は、
ダイキンの空調機特約店に認定されています。
安心してお任せいただけるよう、迅速・丁寧にご対応させていただきます。
お電話でのお問い合わせ
10時00分~19時00分