蓄電池

2021/11/07

中古で日産リーフを購入する人が多い理由は?中古で購入する際の注意点も解説

中古で日産リーフを購入する人が多い理由は?中古で購入する際の注意点も解説

日産リーフを購入する際の選択肢として、新車以外に中古車を購入する方法もあります。実は、日産リーフは幾つかの理由から、中古電気自動車市場で人気の高い車種です。

そこで今回は、中古で日産リーフを購入する人が多い理由について解説します。日産リーフの中古車市場での相場や、中古で購入する際の注意点も併せて解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

日産リーフとは?

日産のリーフとは、日産が2010年頃から販売している電気自動車です。リチウムイオンバッテリーを搭載しており、蓄えた電力で走行するのでガソリンを必要としない自動車になります。

アクセルペダルやブレーキペダルの操作中に発生した回転力をモーターで電気エネルギーに変換して、制動力を発生したり、リチウムイオンバッテリーに充電したりできるので、環境に優しいのが特長です。

2020年には誕生してから10周年を迎え、グローバル累計販売台数50万台、国内累計販売台数10万台を達成しています。名実ともに、日本を代表する電気自動車の1つと言えます。

日産リーフの性能

日産リーフは2010年12月に販売してから、幾度もマイナーチェンジをしており、2017年にはフルモデルチェンジをしております。そのため、日産リーフの性能は初代モデルと2代目モデルで大きく異なり、販売された時期によっても細かい違いがあります。

  • 初代モデル…2010年12月~2017年9月
  • 2代目モデル…2017年10月~

それぞれ、順番に解説します。

初代モデル ZE0型

初代モデルは2010年12月~2017年9月まで販売されていました。主に、中古リーフといえばこの初代モデルのどれかを指します。

初代モデルは7年間で2度のマイナーチェンジを行っています。

  • 前期型…2010年12月~2012年11月
  • 中期型…2012年11月~2015年11月
  • 後期型…2015年11月~2017年9月

初代モデル前期型は、最初に販売されたリーフになります。ミドルクラスサイズの電気自動車として登場し、環境への影響力が少ないクリーンエネルギーを用いた車として注目を集めました。

当時のバッテリーは蓄電量が24kWhで、航続距離は200㎞(JC08モード)です。グレードは標準のXと、Xにいくつかのオプションを付けるGの2種類になります。

初代モデル中期型は、バッテリーの小型化に成功したモデルです。また、回生制動の効率も向上したことにより、航続距離が228㎞(JOC08モード)に伸びました。グレードは廉価版のSが追加され、XとGはヒートポンプ式ヒーターが採用されています。

初代モデル後期型は大容量バッテリーを搭載しています。蓄電量が24kWhから30kWhに増えたことで、航続距離が280㎞に伸びました。グレードは変更されませんでしたが、全グレードに自動ブレーキが標準装備されています。

2代目モデル ZE1型

2017年9月からリーフは2代目モデルにフルモデルチェンジを果たしました。初代モデル後期型よりも蓄電量が32kWhから40kWhに増え、航続距離が400㎞(JC08モード)に大幅に伸びています。

航続距離が伸びた理由は蓄電容量が増えただけでなく、モーターのパワーがアップし、運転支援システムが設定されたことにより電力消費の無駄を抑えることに成功したからです。

現在販売中のリーフは2代目モデルをマイナーチェンジしたものになりますが、蓄電量や航続距離に大きな違いはありません。その代わり、後側方衝突防止支援システムや接触回避をアシストするシステムなど、運転支援機能が充実しています。

一方で、日産はマイナーチェンジとは別に、2代目モデルの大容量バッテリーモデルとしてリーフe+を発表しました。

リーフe+

リーフe+は2代目モデルの大容量バッテリーモデルとして、2019年1月より販売されている電気自動車です。

蓄電量が40kWhから62kWhに増えており、航続距離も570㎞(JC08モード)に大幅に伸びています。東京から名古屋まで往復した場合の総距離は約520㎞のため、理論上は東京名古屋間を充電なしで往復できます。

リーフの中古車市場での相場

リーフの中古車市場での相場

初代リーフ(2010年12月~2017年9月)の中古車平均相場は約85万円です。年式によって相場は次のように異なります。

  • 前期型(2010年12月~2012年11月)…20万円~80万円
  • 中期型(2012年11月~2015年11月)…20万円~100万円
  • 後期型(2015年11月~2017年9月)…40万円~140万円

2代目リーフ(2017年9月~)の中古車平均相場は約266万円です。年式によって相場は異なりますが、約180万円~420万円になります。

初代リーフは販売当時の価格が400万円を超えていたことを考えると、中古とはいえ4分の1以下の約85万円で手に入るのはお得といえます。

初代リーフが販売されてから10年程度でここまで相場が下がったのは、日産が充電器に関する料金体系を変更したからです。

日産は初代リーフの販売に合わせて、「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム(ZESP)」をスタートしました。

月額2,000円を支払えば、NCS加盟の急速充電期は使い放題というサービスで、自宅に充電器を設置しなくても充電が可能になります。

しかし、日産は2019年12月にZESPを改訂し、月額料金から時間課金制に変更したのです。この変更により、充電のコストパフォーマンスが悪化したことと、中古リーフについていたZESPの無料プランが終了したことにより、初代リーフの相場が下落しているのです。

中古で日産リーフを購入する人が多い理由

中古で日産リーフを購入する人が多い理由は3つあります。

  • 初代リーフの相場が下落している
  • 中古車でも電気自動車としてのスペックが高い
  • 全ての年式でV2Hに対応している

それぞれ、順番に解説します。

初代リーフの相場が下落している

中古で日産リーフを購入する人が多い理由は、初代リーフの相場が下落していることが大きいです。

中古の平均相場価格約85万円、初代モデル前期型なら50万円以下で購入することも難しくはありません。新車当時の値段が400万円以上もした車を、軽自動車並みの価格で購入できるのは魅力的です。

また、リーフは初代モデル前期型でも、満充電なら200㎞も走行できます。最新の電気自動車と比較すると航続距離は短いですが、近所や仕事場との往復程度なら十分に走行できます。

そのため、中古リーフは2台目の車や家族で共有する車として購入されるケースが多いです。

中古でも電気自動車としてのスペックが高い

ガソリンを全く使わずに電気だけで走行できる電気自動車は、様々なメーカーから販売されています。

中古車市場にはいくつものメーカーから販売された電気自動車がありますが、日産リーフが人気なのは中古電気自動車としてのスペックが高いことにあります

初代リーフ前期型の航続距離は200㎞で、最新の電気自動車と比較すると短いです。しかし、中古電気自動車市場で比較すると、航続距離が200㎞というのは悪くない数値になります。

また、初代リーフの中期型から後期型は運転支援サポートが充実しているのもポイントです。歩行者を検知すると自動ブレーキが作動する先進予防安全装備が標準装備されているので、ドライブ中の事故やトラブルが起きる可能性を抑えられます。

日産リーフは中古電気自動車としての性能が高く、状態によってはお買い得な車もあるため、購入する人が多いのです。

全ての年式でV2Hに対応している

日産リーフは初代モデル・2代目モデル・リーフe+の全ての年式でV2Hに対応していることも、中古電気自動車市場で人気の理由になります。

V2Hとは、電気自動車に蓄えられている電力を住宅でも使用できるシステムで、停電時に電気自動車の電力で家電製品を動かすことができます

電気自動車なら全てV2Hに対応している訳ではなく、日産やトヨタなどの限られたメーカーの車種だけが対応しています。また、対応はしているが、年式によって充電できる電力量に制限がかかるなどの問題があります。

日産リーフは上記のような問題が一切なく、V2H機器との相性が非常に良い電気自動車です。

蓄電池は設置費用が工事費込みで100万円以上するのも珍しくありません。それでいて、蓄電容量は10kWh以下が主流です。

日産リーフは初代モデル前期型でも蓄電容量が24kWhもあります。つまり、停電時の蓄電池としてみた場合、中古リーフは50万円以下で購入できる大型蓄電池と言えます

中古で日産リーフを購入する際の注意点

中古で日産リーフを購入する際は、バッテリーが劣化していることに注意しましょう。現在の日産リーフはバッテリー関連の技術が向上しており、劣化スピードが穏やかになっていますが、初代モデルのころは劣化しやすいという評価を受けています。

特に、初代モデル前期型は販売してから10年以上経過しているので、かなり劣化が進んでいると予想されます。

日産リーフのバッテリーの劣化具合は、メーターに表示されているセグメント数である程度判断できます。

新車時点だとセグメントは12個ありますが、劣化していくとセグメント数が減っていきます。大まかな目安ですが、セグメントが6個しかないと、航続距離は100㎞を下回ります。

セグメント数の残りが気になるようでしたら、日産に依頼してバッテリーの新品交換か、再生バッテリーを購入しましょう。どちらも費用は発生しますが、セグメント数が増えるので、電気自動車としても、蓄電池としても活躍できます。

中古で日産リーフを購入するのがおすすめの人

中古で日産リーフを購入するのがおすすめの人

中古で日産リーフを購入するのがおすすめの人は次のような方になります。

  • 自宅に充電器があり太陽光発電システムを設置している方
  • セカンドカーや近距離のドライブをしたい方
  • 家庭用蓄電池よりも安い蓄電池を購入したい方

日産リーフは電気自動車のため、運転するのに電力が必要になります。中古だと、バッテリーが劣化して、新車よりも頻繁に充電をする必要があります。そのため、自宅に太陽光発電システムやで電気スタンドがあれば、電力を毎日充電できます

日産は全国5,500基以上ある電気スタンドで充電可能としていますが、地方だと数が減っていて、充電できないというケースがあります。よって、自宅に充電器や太陽光発電システムを設置している方なら、中古で日産リーフを購入しても維持しやすいです

次に、中古の日産リーフはバッテリーが劣化して航続距離が短くなっている可能性が高いです。それでも、セグメント数が6個もあれば100㎞程度は走行できます。

片道30㎞圏内なら、バッテリーが劣化していても充電せずに往復することはできます。セカンドカーや近距離のドライブをしたい方にとって、ランニングコストを抑えて運転できる車は魅力的です。

そして、停電時に備えて蓄電池を用意しようとしても、家庭用蓄電池の高さで悩んでしまうことは珍しくありません日産リーフなら、走る蓄電池として利用できるため、有事の時以外でも活躍します。

初代モデル前期型でも、一般的な家庭用蓄電池の2倍の容量を持っているため、停電が長引いても対応できます。V2H機器と太陽光発電システムをセットで導入していれば、停電が長期化しても、日常に近い生活を送れるのでおすすめです。

まとめ

以上が、中古で日産リーフを購入する人が多い理由の解説になります。日産リーフは中古電気自動車市場のなかでスペックが高く、コストパフォーマンスに優れているため、人気の高い車種になります。

また、全てのモデル・年式でV2Hに対応しているため、停電時に備えたい方にもおすすめの車種です。

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