蓄電池

2020/10/28

EIBS7ってどんな蓄電ハイブリッドシステムなの?EIBS7の3つの特徴を解説

田淵電機 EIBS7 蓄電ハイブリッドシステム

太陽光発電はソーラーパネルだけでも成立しますが、蓄電池システムがあれば電気代の節約効果がアップするとして注目集めています。注目商品のEIBS7の基本的なスペック、特徴、どんな方におすすめなのかなどを解説します。

特に2020年2月に発売されたEIBS7は卒FIT後を見越した運転モードや、従来の製品に比べて大容量となった蓄電池とハイパワーなスペックから高評価を獲得しています。

そこで今回はEIBS7について詳しく解説します。EIBS7のラインナップや基本的なスペック、EIBS7の特徴、どんな方におすすめなのかなどを解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

EIBS7とは?

EIBS7とは?

EIBS7は、田淵電機のパワーエレクトロニクス事業ブランド「EneTelus(エネテラス)」が開発した蓄電ハイブリッドシステムです。

2020年2月に発売された新機種で、従来のシリーズよりも大型の蓄電池にすることで、地震や台風などによって停電になっても、平常時と変わらない生活が可能になるほどの電力を蓄電できます。

また、10年間のFIT(固定価格買取制度)が終了となり、太陽光で作った電気を売るのから自宅で消費するのに切り替えたい家庭でも活躍できる機能を持った蓄電池として注目を集めています。

蓄電池とは?

蓄電池とは?

蓄電池の役割は、文字通り電気を貯めることです。太陽光パネルなどが発電した電池をユニットで蓄電し、家庭の電化製品に給電します。

蓄電池が無くても太陽光発電システムは使用可能ですが、蓄電池が無ければ消費しきれなかった電力は無駄となってしまいます。蓄電池があれば、消費しきれなかった電力は蓄電され、発電できない夜間に消費できます。

FIT(固定価格買取制度)を申し込んでいれば余剰電力を電気自業者が購入してくれますが、FITは10年契約となっており、契約期間が終了後は余剰電力の売却額が低下します。卒FIT後は売電をするよりも自家消費の方が電気代の節約になるため、自家消費がしやすくなる蓄電池の重要性がアップしています。

実際、卒FIT後の節電効果を期待する方や、震災時の非常用電力としての需要増加、2019年より復活した国の蓄電池補助金などもあり、蓄電池の出荷台数と累計台数は年々上昇しています。

EIBS7のラインナップとスペック

EIBS7は電力を貯める「蓄電池」と、発電した電力を貯めて使える電力に変換する「ハイブリッドパワーコンディショナ」がセットになっています。

蓄電池は1種類ですべて共通ですが、ハイブリッドパワーコンディショナは次の3種類になります。

ラインナップ

下の表は、EIBS7の価格や蓄電池などのスペックを簡単にまとめたものになります。

入力(DC:太陽電池) 5.5kW
3回路モデル
EHF-S55MP3B
8.0kW
4回路モデル
EHF-S80MP4B
9.9kW
5回路モデル
EHF-S99MP5B
最大入力電力(ストリングあたり) 2150W
最大入力電圧 450V
入力運転電圧範囲/定格入力電圧 30-435V/250V
最小入力電圧/起動電圧 25V/35V
ストリング数(MPPT入力数) 3 4 5
最大入力電流(ストリングあたり) 10.3A
充電/放電部(DC:蓄電池)
対応蓄電池ユニット EOF-LB70-TK ※1
蓄電容量(初期実効容量)

定格7.04kWh(6.2kW ※2)

蓄電池入力回路 1回路
充電電力

5500W ※3

放電電力 5500W ※3
変換方式(充電) 連系運転時:電力指令追従PWM方式(シームレス制御)
自立運転時:電力指令追従PWM方式(シームレス制御)
変換方式(放電) 連系運転時:電力指令追従PWM方式(シームレス制御)
自立運転時:電力指令追従PWM方式(シームレス制御)
出力(AC:連系運転時)
相数 単相2線式(単相3線式配電線に接続)
変換方式 電圧型電流制御方式
定格出力 ※4 5500W 8000W 9900W
定格出力電圧 202V
公称出力電圧範囲 160-238V
定格出力周波数 50Hz,60Hz
定格出力電流 27.5A 40.0A 49.5A
定格出力時力率 0.95以上 ★自動力率切替
出力電流ひずみ率 総合5%以下、各次3%以下
出力(AC:自立運転時)
電気方式 単相3線式
変換方式 電圧型電圧制御方式
最大出力 最大5.5kVA ※7
出力電圧 U-O間 101V±6V W-O間 101V±5V
効率(太陽光)
効率 ※5 96.0%
最大効率 96.5%
保護
単独運転検出:受動的方式 周波数変化率検出方式
単独運転検出:能動的方式 ステップ注入付周波数フィードバック方式
基本データ
本体寸法(W/H/D) 445/698/198mm(445/781/205mm 壁掛けアングル込)
蓄電池寸法(W/H/D) 580/1070/370mm(D:脚部を含むと459mm)
本体質量 30kg 33kg 33kg
蓄電池質量 130kg
設置場所 屋外
パワコン使用環境温度範囲 -20℃~+45℃ ※8
蓄電池使用環境温度範囲 -10℃~+45℃ ※8
騒音(定格) ※6 パワコン:40dB以下
絶縁方式 非絶縁(トランスレス
冷却方法 パワコン:内部ファン、蓄電池ユニット:自然空冷
防水防塵保護等級(JIS) IP55相当
特徴
太陽電池入力端子 端子台(+,-)×3 端子台(+,-)×4 端子台(+,-)×5
蓄電池入力端子 端子台(2極)
系統出力端子 端子台(U,O,W)
自立出力端子 端子台(U,O,W)
接地端子 アース端子
本体ディスプレイ LEDランプ パワコン本体底面
表示ユニット 別売品
表示ユニット用ケーブル 別売品
CTセンサーキット 別売品(必須)
パワコン蓄電池間通信ケーブル 別売品
通信インターフェイス RS-485、Ethernet(ECHONET Lite利用時)※9
S-JET認証 1677-99003-003
JET認証 MD-0039 MD-0044 MD-0041

ハイブリッドパワーコンディショナの違いは、ストリング数と定格出力、重量の3つです。このなかで重要なのは、ストリング数と定格出力になります。

ストリングとは?

ストリングとは、設置したソーラーパネルの形と単位を表しています。ソーラーパネルは単位と大きさによって以下のようになっています。

アレイ>ストリング>モジュール>セル

セルは約10センチ四方の太陽電池を指しており、基本単位になります。このセルが集まりパネル1枚となったのをモジュールと呼び、太陽光パネルやソーラーパネルと同義です。

このモジュールを直列でつないだ回路がストリングです。メーカーによってはブロック、グループと呼び、太陽光発電の売電収益や自家消費の効率が変わる重要なポイントです。アレイはストリングを並列に並べた際の単位です。

ストリング数が多いほど発電量も多くなりますが、ストリングの数に対応したパワーコンディショナが必要になります。

一般的なパワーコンディショナは2回路、3回路が主流となっており、ストリング数が4つの太陽光発電システムだと、パワーコンディショナが2回路だと2台用意しなければなりません。

EIBS7のパワーコンディショナはストリング数が3回路、4回路、5回路となっています。つまり、ストリング数が4回路、5回路の太陽光発電システムでもEIBS7を購入すれば1台で済むのです。

定格出力とは?

定格出力とは?

蓄電池における定格出力は、蓄電された電力を一度にどれだけ出力できるかを表しています。つまり、この定格出力が大きいほど、家庭内で同時に使用できる家電製品の数や種類が増えるということです。

家庭内で使用される主な家電製品の消費電力は次になります。

品名 消費電力
液晶テレビ 40W~60W
Blu-rayプレーヤー・レコーダー 30W~40W
デスクトップパソコン 150W~300W
ノートパソコン 50W~120W
デスクトップパソコン 150W~300W
携帯電話の充電器 15W
冷蔵庫 150W~600W
エアコン 100W~2000W
電子レンジ 1300W
洗濯機 500W-900W
食器洗浄機 1200W~1300W

表の消費電力は目安になりますが、夜間に使用する家電の消費電力を合計してどれだけの出力が必要なのか求めるのは、EIBS7を選ぶときのポイントになります。

寿命とサイクルとは?

蓄電池には寿命があり、重電から放電までを1サイクルとします。EIBS7の1万2000サイクルは、1日2回の充放電を繰り返した場合は約16年耐久できる、という目安になります。

なお、メーカーや製品、設置した環境、利用方法などの条件によって寿命は変動するため、上記の年数はあくまでも目安になります。

EIBS7の特徴

EIBS7はハイブリッドパワーコンディショナと蓄電池、そしてリモコン機能の液晶パネルがセットになった蓄電システムです。家庭のみならず、事務所などの事業施設でも使用可能なスペックとなっており、次のような特徴があります。

それぞれ、どのようなデメリットなのか順番に解説します。

①停電時でも家の電気をまるごとカバーできるハイパワー

①停電時でも家の電気をまるごとカバーできるハイパワー

EIBS7は全負荷型の蓄電ハイブリッドシステムです。全負荷型は停電時の家の電気をまるごとカバーできるため、停電状態が長期化しても日常と同じように生活できます。

システムはオートメーション化されており、停電が起きても自動で切り替わるため、夜間で周りが見えないような状況でも安心です。

全負荷型のシステムは他社からも販売されていますが、EIBS7は停電時でも最大5.5kwまで使用できるため、一般的なシステムよりも多くの家電製品動かせます。

貯める力も5.5kWと大容量のため、大容量の太陽光発電を設置しても高速で大量に充電できるのも魅力的なポイントです。

②シチュエーションに応じた4つのモード

EIBS7はシチュエーションと目的に応じた4つの運転モードを搭載しています。

運転モードは自分で設定変更が可能です。それぞれ、どのような運転モードなのか詳しく解説します。

①スマートモード

スマートモードは1日2回以上の充放電を繰り返す運転モードで、卒FIT後で電気の深夜料金が安い家庭にピッタリなモードになります。

割安な深夜に電力を貯めて発電量の少ない早朝に使用し、昼間に太陽光発電で作った電気を夜間に使うことで、日々の節約と自給の両立が可能です。

また、スマートモードは蓄電と消費のバランスがとれているため、蓄電モードに次いで停電時の非常電源として頼りになります。

②節エネモード

省エネモードは電力自給率を高める運転モードで、卒FIT後で従量電灯プランのご家庭に向いているモードになります。

太陽光発電で作った電気を貯めて、家庭内で優先的に使用し、不足分を電力会社からの買電で補います。夜間でも電気代が変わらない従量電灯プランだと、消費する電力量が少ないことが電気代の節約につながります。

つまり、太陽光発電で作った電気を最大限家庭で消費できる節エネモードは、家庭の電気代を最も節約できるモードです。

③ノーマルモード

ノーマルモードは売電を優先する運転モードで、FIT中で深夜料金が安いご家庭向けのモードになります。

太陽光発電で作った電気は昼間使用する以外をすべて売電し、夜間やくもりの時間帯等に使用する電力は割安な深夜に貯めた電力です。

FIT期間中に売電で収益を上げるのに、もっともおすすめのモードといえます。

④蓄電モード

非常時の停電に備えるなら蓄電モードがあります。昼間は太陽光発電で作った電気の余剰電力をすべてため、夜間も電力会社から買電し、停電に備えて充電を続けます。

常に蓄電池を満充電に保つモードになりますが、電気代の節約などは期待できません。

③後から蓄電池を増設できるなどの機能性の高さ

③後から蓄電池を増設できるなどの機能性の高さ

EIBS7の蓄電池(EOF-LB70-TK)は、最大2台まで設置でき、暮らしの変化に合わせて増設が可能となっています。1台だと充電容量は最大7.04kWhですが、後付けすることで最大14.08kWhまで蓄電することができます

ほかにも機能性の高さが特徴的で、業界トップクラスの変換効率を誇っており、最小3枚のモジュールでも対応できるようになっています。複雑な寄棟屋根や狭小屋根の住宅でも太陽光発電システムを構築できます。

蓄電池システムにもスマート化の波が来ており、パワーコンディショナ内に搭載されたネットワーク機能に接続すると、外出先のスマートフォンやタブレット端末で操作ができるのもポイントです。

専用のアプリでシステムの運転状態を表示でき、電気の使用量や発電量、蓄電量などを確認できます。

EIBS7がおすすめの人

EIBS7がおすすめの人

EIBS7は大容量蓄電ハイブリッドシステムとなっており、他社の蓄電池と比べてもハイパワーなスペックとなっています。

卒FIT対策として売電から自家発電に切り替えやすいシステムになっているのもポイントですが、地震や台風で停電したとしても日常と変わらない生活が送れるのは魅力的です。

2019年9月9日未明に起きた台風15号は2,000本もの電柱を倒壊・損傷させ、最も被害が深刻だった千葉県山武市では最大1万7,700戸が停電し、復旧したのは21日でした。

当時は残暑も厳しく9月ながらも最高気温が30度を超える日も珍しくなく、停電によってクーラーや冷蔵庫が使えない家庭にとっては過酷な日々です。

近年は台風の被害が深刻化しており、防災への備えは重要視されています。EIBS7は停電時に蓄電した電力を使えるため、震災や長期の停電用に備えておきたい方におすすめです。

まとめ

以上が、EIBS7の解説になります。太陽光発電システムにEIBS7がセットになっていれば、長期間の停電時の電力確保や、卒FIT後の自家消費がスムーズに切り替えられます。弊社では蓄電池本体+工事費+保障費用をセットにして、他社比較最安値でご提供しております。EIBS7に興味がある方は、ぜひご相談ください。

田淵電機 EIBS7 蓄電ハイブリッドシステム 5.5kW 3回路モデル 7.04kWh

田淵電機 EIBS7 蓄電ハイブリッドシステム 8.0kW 3回路モデル 7.04kWh

田淵電機 EIBS7 蓄電ハイブリッドシステム 9.9kW 3回路モデル 7.04kWh

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