太陽光発電

2018/07/25

田舎の遊休地は最適!産業用太陽光発電で土地活用

遊休地や農作放棄地など、活用していない土地に産業用太陽光発電を設置して土地活用をするメリットやデメリット、注意点などを紹介していきます。都会より田舎のほうが産業用太陽光発電に向いている理由なども解説。

産業用太陽光発電で土地活用するメリット

現在は使用していない遊休地などを土地活用したいと思っているなら、産業用太陽光発電がオススメです。産業用太陽光発電で土地活用をするメリットには、以下のようなものがあります。

眠っている土地を有効利用できる

産業用太陽光発電で土地活用を行う最大のメリットは、眠っている土地を有効活用できることでしょう。産業用太陽光発電の設置に向いている土地としては、主に以下が挙げられます。

遊休地

遊休地とは、住宅や駐車場、畑など何の用途にも使用されていない土地のことで、いわゆる「空き地」に該当します。

耕作放棄地

耕作放棄地とは、1年以上農作物が作付けされておらず、数年以内に作付けの予定もない田畑のことを指します。

農地

農地は農作物を育てる田畑のことを指します。農地は既に有効活用されていますが、「ソーラーシェアリング」を活用することで、産業用太陽光発電を設置しつつ農作物を育てることも可能です。

駐車場跡地

もともとは駐車場として使用していて、現在は何にも使用していない土地のことを指します。

事業跡地

もともとは工場や事業所が建っていて、現在は取り壊されて空き地となっている土地のことを指します。

産業用太陽光発電の設置に必要な広さ
50kWの産業用太陽光発電システムを設置するために必要な広さは、約250坪(826m2)〜300坪(約991m2)です。ただし、必要な土地の広さは、設置する産業用太陽光発電のシステム容量によって異なります。

所有している土地に何キロワットの産業用太陽光発電を設置できるかどうか知りたい場合は、まずは一度「エコ突撃隊」にご相談ください。

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売電収入を得られる

遊休地や耕作放棄地など、現在はなんの役割も果たしていないただの土地に産業用太陽光発電を設置することで、売電収入をあげることができるようになります。

また、システム容量10kW未満の住宅用太陽光発電は固定価格買取期間(固定価格で売電してもらえる期間)が10年ですが、10kW以上の産業用太陽光発電システムであれば「固定価格買取期間が20年」のため、長期にわたって安定した収益をあげることができます。

田舎の土地を最大限活用できる

遊休地の土地活用は、都会と田舎でその性質が大きく違います。都会であれば、マンションを建てたりや駐車場を作ったりする投資方法が第一に思いつきますが、田舎では利用者の問題でなかなかそうはいきません。

田舎の土地活用で最も最適なのは、産業用太陽光発電をおいて他にはないでしょう。産業用太陽光発電なら、マンションや駐車場のように利用者がいなくても、太陽さえ照っていれば収益をあげることができるためです。

また、あとでデメリットの項目でも紹介しますが、パネルの反射光の関係からも周りに住宅が少ない田舎のほうが適しています。

マンション経営よりリスクが少ない

前述の「田舎の土地を最大限活用できる」でも紹介しましたが、産業用太陽光発電以外の土地活用の方法として、マンションやアパートなどの集合住宅を建てる方法があります。

しかし、マンション経営は作ったら終わりではなく、その後の集客が重要になってきます。マンションの空室が埋まらなければ、収益は生まれません。そのため、失敗するリスクが付きまといます。

産業用太陽光発電は、「人を集めないといけない」というリスクはありません。一度作ってしまえば、環境が変わらない限り20年間は固定の収入が期待できますので、優秀な投資先として注目を集めています。

産業用太陽光発電で土地活用するデメリット・注意点

メリットが多い産業用太陽光発電ですが、デメリットや注意点も存在しています。

高額の初期費用がかかる

産業用太陽光発電の一番のデメリットは、高額の初期費用がかかる点でしょう。具体的な費用は設置する太陽光パネルの種類やシステム容量によっても異なりますが、最低でも1,000万円程度の資金は必要になります。

ただし、20年間安定した収益をあげることができるため、「ソーラーローン」など金利の低い融資を受けながら、投資プランを組み立てることが可能です。

太陽光発電が向いていない土地もある

産業用太陽光発電は空いている土地であればどこにでも設置できるわけではなく、ある程度の条件があります。

日陰が多い土地

太陽光発電は太陽光で発電しますので、日陰が多い土地は不向きです。設置することも可能ですが、日照時間が短いと発電量も下がってしまうため、十分な売電収入は期待できません。

狭い土地

遊休地や耕作放棄地があっても、土地が狭すぎると産業用太陽光発電は設置できません。1つの目安として、固定価格買取期間が20年になる10kWの産業用太陽光発電システムを設置する場合、最低でも約15坪(約50m2)の広さが必要になります。

パネルの反射光によるトラブルに注意

太陽光をエネルギーに変える太陽光パネルは、周囲に光を反射させてしまう性質があります。そのため、産業用太陽光発電を設置した土地の周りに住宅がある場合、クレームの原因になってしまうこともあります。裁判にまで発展した事例もありますので、もし設置する土地の周りに住宅などがある場合は、十分に注意したほうが良いでしょう。

太陽光発電の土地活用詐欺に注意!

産業用太陽光発電の土地活用を利用した詐欺にも注意しなくてはいけません。具体的には、太陽光発電の収益を水増しして紹介し、割高な価格で産業用太陽光発電を販売したり、手抜き工事をするケースなどが多いようです。

土地活用の詐欺に合わないためには、産業用太陽光発電の設置実績がしっかりあることや、複数の業者に見積もりをとって価格が適正なことを確認することが重要です。

売電価格「18円」で設置できるのは今だけ!

「産業用太陽光発電で土地活用するメリットはよく分かったけど、面倒だし今すぐやらなくても良いかな・・・」

などと考えてはいないでしょうか?産業用太陽光発電にとって、先延ばしはもっとも損してしまう行動です。

なぜなら、太陽光発電の売電価格は年々下がっているためです。2018年の今年は売電価格「18円」ですが、来年にはさらに下がってしまうでしょう。ちなみに2017年の売電価格は「21円」でした。

「たった3円くらい・・・」と思うかもしれませんが、この価格で20年間売電が行われるわけですから、1円違うだけで100万円ほど売電収入に差がでる場合もあります。(50kWの太陽光発電システムの場合)

初期投資が高額な産業用太陽光発電は、先延ばしすればするほど損をしてしまいます。眠っている土地をお持ちの場合は、ぜひ一度「エコ突撃隊」にご相談ください。

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