太陽光発電
2019/05/29
売電価格は24円!2019年版太陽光発電のメリット・デメリット
2019年度に太陽光発電を設置する方に向けて、「設備費用が値下がり傾向」「売電収入を得られる」などのメリットや「売電価格が24円にダウン」などデメリットをご紹介します。売電価格が下がって「設置すると損する?」と思っている人は必見です!
2019年度に家庭用太陽光発電を設置するメリット
ここでは、2019年度に家庭用太陽光発電を設置するメリットをご紹介していきます。
2018年度に比べて設置費用は値下がり傾向
設備費用が高額な太陽光発電ですが、実は年々値下がり傾向にあります。
6kWの容量システムで2011年と2019年の設置費用を比べてみた場合、
○2011年の設備費用:約300万円
○2019年の設備費用:約130万円
と、半額以下まで値下がりしています。
10年間安定した売電収入を得られる
家庭用太陽光発電システムは、固定価格買取制度(FIT)によって10年間、固定価格による売電(電力会社に電気を売ること)が可能となります。
これにより、10年間は毎月「売電収入」という形で収入が発生します。
電気代の節約につながる
太陽光発電を設置にすることにより、住宅で発電が可能となるため、昼間の電気代を大幅に削減することが可能となります。
さらに、お湯を電気で沸かすエコキュートやガスコンロをIHクッキングヒーターにする「オール電化」や、太陽光で発電した電気や電力会社から買った電気を貯めて使うことが出来る「蓄電池」を組み合わせることで、ガス代を無くし、より多くの光熱費削減が可能となります。
蓄電池と一緒に設置すれば停電時も安心
停電時や非常時で電気が使えないとき、太陽光発電のみでも昼間なら電気を創って家庭内で使用することができますが、夜間や雨の日などは発電を行うことができません。
そんなとき蓄電池も一緒に設置することで、太陽光発電を家庭で使って余った電気を蓄電池に貯めておけるので、夜間や雨の日でも電気を使用することができるようになります。
2019年度に家庭用太陽光発電を設置するデメリット
続いて、2019年度に家庭用太陽光発電を設置するデメリットについてご紹介していきます。
売電価格が24円/kWhにダウン
2019年度に家庭用太陽光発電を設置するデメリットとして、まず挙げられるのが売電価格が低下していることです。
太陽光発電の売電価格の推移は以下をご覧ください。
○2016年度:31円(出力制御対象外)/33円(出力制御対象)
○2017年度:28円(出力制御対象外)/30円(出力制御対象)
○2018年度:26円(出力制御対象外)/28円(出力制御対象)
○2019年度:24円(出力制御対象外)/26円(出力制御対象)
※10kW未満の太陽光発電システムの場合
ただし、太陽光発電の売電価格は毎年低下しており、来年以降も下がっていくことが予想されています。見方を変えれば、2019年度中に設置したほうが、2020年度以降に設置するよりはお得ということになります。
導入費用に100万円以上が必要
太陽光発電は、設置するために100万円以上の費用がかかります。導入費用が高額なことは、太陽光発電のデメリットと言えるでしょう。
ただし、2011年と2019年の設置費用を比べてみた場合、
○2011年:約300万円
○2019年:約130万円
と、半額以下まで値下がりしています。
発電量が天候に左右される
太陽光発電は、太陽光エネルギーを電気に変換しているため、太陽が出ていないときは発電を行えません。したがって、雨など悪天候の日や夜間などは、太陽光発電は発電を行うことができません。
発電が行えないと、売電収入に直結する「発電量」が減ってしまうことになります。しかし、現在は天候による影響も考慮した「売電収入シミュレーション」を行うことができるため、あまり心配する必要はありません。
「売電収入シミュレーション」は、太陽光発電の販売業者などに依頼すると行うことができます。
メンテナンス費用も必要
太陽光発電は「メンテナンス不要」と言われることもありますが、実際はそんなことはありません。
家庭用太陽光発電の場合、電力の売電や自家消費に欠かせない「パワーコンディショナー」という機器を、10年ごとに交換する必要があります。
ただし、設置業者によっては、数年おきに定期的な点検・メンテナンスを販売時に無料でつけてくれるところもありますし、有料だったとしても平均して一回に付1~2万円程度です。
また、故障・発電量の一定値以下の低下には、保証期間内であればメーカーが対応してくれるため安心です。
出力制御の影響を受ける場合も
電力会社によっては、太陽光発電で出力制御の影響を受ける可能性があります。出力制御とは、電気の需要と供給のバランスを保つために、太陽光発電などの再生可能エネルギーの買取を電力会社が一時的にストップすることです。
この出力制御の影響を受ける可能性がある人は、出力制御用の機器を購入して取り付ける必要があります。
ただし、出力制御の対象となった場合、出力制御対象外の場合よりも売電価格が高くなります。
○2019年度:24円(出力制御対象外)/26円(出力制御対象)
ご覧の通り、2019年度では出力制御対象の場合のほうが売店単価が2円高く設定されています。
また、実際に出力制御が行われたケースはほとんどなく、あったとしても10kWh以上の産業用太陽光発電が優先して対象となるため、家庭用太陽光発電は現時点ではあまり気にする必要は無いと言えます。
ずさんな工事で雨漏りリスクも
家庭用蓄電池を設置するデメリットして、工事業者の選択を誤ると、ずさんな工事で屋根から水漏れするリスクがあることが挙げられます。
設置工事によるトラブルを避けるためには、できるだけ経験豊富な太陽光発電業者に頼むのが良いでしょう。
まとめ
この記事では、2019年度に太陽光発電を設置した場合のメリットとデメリットについてご紹介してきました。
特に重要となるのは、売電収入に直結する売電価格ですが、2019年度は「24円/kWh」と2018年に比べて2円下がっています。しかしながら、設備費用の価格も下がっているため、一概に昨年に比べて損とは言えない状況です。
また、太陽光発電を購入する際は、価格だけではなく工事実績にも注目しましょう。質の低い工事業者の場合、ずさんな工事で雨漏りが発生するリスクもあります。
太陽光発電の設置なら、2万件以上の工事実績があり、価格も最安値に挑戦している私ども「エコ突撃隊」も候補の一つとしてご検討頂ければ幸いです。
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