太陽光発電

2019/12/20

パワーコンディショナー交換前にチェックすべきポイントと注意点

太陽光発電システムの要となるパワーコンディショナーですが、故障かな?と思った際にチェックすべきポイントや、交換をする際に確認しておくべきポイントをまとめました。またパワーコンディショナーを勝手に交換してはいけない、注意点も紹介!

太陽光発電システムの要となる、パワーコンディショナーですが、システム上家電製品に近いこともあり、メンテナンスは必要になってきますし、勿論故障することもあります。

それでは故障した際に、または交換を検討している方、またはそろそろ交換を検討しないといけない方(設置から10年以上経過してきている)は、パワーコンディショナーの交換前に読んでおきたいポイント・注意点をまとめました。

パワーコンディショナーが故障!?その際にどうしたら良い?

故障を疑う場合にまずやってほしいこと

太陽光の発電ができていない?などでパワーコンディショナーの故障かな?という場合は、まずはすぐ交換!というわけではなく、修理すれば直る場合が大半です。

何れにしても保証期間内であれば、費用は掛かりませんが、保証期間が切れていると修理費用として3万円前後~、の費用がかかりますが、丸々交換することを考えれば安いです。

また、パワーコンディショナーは時に電気の流れの不調で、止まってしまうこともあります。故障でなく単純に止まってしまっている場合は、一度電源を落として再起動を試みてもらうとそれだけで直ることも中にはあります。

電源の切り方、再起動の仕方(再起動に5分ほど時間がかかる場合がある)は取扱説明書に準じて操作を行って下さい。

この再起動を行っても同じ症状が続く場合は、メーカー修理窓口もしくは太陽光発電を設置してもらった業者・建築した住宅会社に連絡をして修理対応を行ってください。

パワーコンディショナーの交換前に確認する事は?

メーカー修理に頼んでも直らない場合は交換になりますが、まずはその際に品番を確認しましょう。業者に交換依頼する際に品番が分かると、太陽光発電システムのパネルの接続方法で異なる、集中型かマルチストリング型のどちらかが分かります。

最もベストなことは、契約時の太陽光発電システムのプラン図等が揃っていれば、どのパワーコンディショナーに交換したらよいかが、すぐ判明するので、そちらもあればご用意の上、相談してもらうと話がスムーズになるでしょう。

パワーコンディショナーの交換する方法は?

基本は、設置してくれた工務店、住宅会社に連絡をして交換を依頼することです。
設置した太陽光業者(もしくは電気屋)に依頼をして交換の手続きをとってくれるはずです。

または、明らかに故障してしまった場合など急がれる場合は、メーカーの修理会社に連絡をされた方が早いでしょう。ただし、メーカーは基本的には取り替えではなく、部品等を交換して修理を行うことを基本とするため丸々交換することは少ないでしょう。

パワーコンディショナーの交換費用と想定寿命は?

パワーコンディショナー1台に接続されている太陽光発電パネルの枚数(出力)により、パワーコンディショナー自体の容量や種類によって、各メーカーで何種類もあります。

相場としては、定価で1台あたり20万円代~50万円代(住宅用)となっており、工事費用が10万円代(単純なパワーコンディショナー交換)~、となります。

接続を変えたり、同時に接続箱と呼ばれるものがある場合は、その接続箱の取り替え、もしくは撤去が必要になる場合があります。

※接続箱:屋根に設置してある太陽光発電パネルの系統(パネルが何枚か繋がっている直列の線)が何本かで構成されておりますが、その系統をまとめて1本にして、パワーコンディショナーへ繋ぐための部品

また寿命ですが、勿論状況により異なりますが、目安としては10年~20年未満と考えていただければと思います。

新しく設置したパワーコンディショナーの保証について

太陽光発電システムは、一昔前は保証年数も1年~数年というのが当たり前でしたが、今は10年以上の保証年数がパワーコンディショナーにも付帯されているメーカーが全てと言っても過言ではないぐらいです。

パワーコンディショナーを交換した際に、パワーコンディショナー自体の保証についてはメーカーによって、または交換した内容によって変わります。

基本的には、同じメーカーで交換することがスタンダードではありますが、最近は太陽光発電パネルとパワーコンディショナーのメーカーが異なっていても保証が受けられる場合があります。
どのメーカー同士であれば、保証が受けられるか?対象のメーカーでも品番などによって接続できない(保証対象外)場合もありますので、その都度ご確認ください。

国内メーカーのパワーコンディショナーの保証年数 ※2019年11月現在

・シャープ:15年無償 機器瑕疵保証(ブラックソーラー)
      10年無償/15年有償 機器瑕疵保証(ブラックソーラー以外)
・パナソニック:15年無償 機器瑕疵保証
・三菱:15年無償 機器瑕疵保証
・京セラ:10年無償/15年有償 機器瑕疵保証

※機器瑕疵保証:本体自体の故障に対する保証
※上記は現在新規で購入された場合の保証期間です。既に購入済みのシステムは、購入時点での保証年数に依ります。

このように、国外メーカーでも最近は10年の機器瑕疵保証がついているケースも多いので安心して設置できるかと思います。

パワーコンディショナーを交換する時の注意

パワーコンディショナーを交換する際に、勝手にパワーコンディショナーを新しいものに交換したり蓄電池の設置をすると危険な話があります!

もう既にFit制度の恩恵を10年間満了した方は以下の話は対象外となりますが、現在売電価格が高い単価で買取してもらっている方(太陽光発電システムを設置してから10㎾h以下は10年未満、10Kwh以上は20年未満)は、必ず気を付けたい注意点です。

現在買取をしてもらっている電力会社の許可なく、パワーコンディショナーを入れ替えたりすると、現在買取してもらっている単価が下がってしまうことがあります。

元々、太陽光発電システムを設置する際は「設備認定」と言って、決まった設備を電力会社や経済産業省に許可をもらって、売電の権利が発生しています。
この申請には、太陽光発電パネルの品番、パワーコンディショナーの品番や変換効率等が細かく申請されております。

この元々、「認定された設備」から外れてしまうことになるため、権利を剥奪され現在の売電単価に変更される可能性もあります。そのため、Fit制度にのっとった売電権利を保有している間は、パワーコンディショナーの入替、または蓄電池を後付けされる場合は事前に電力会社にしっかり相談をしてからにしましょう。

相談は、設置してもらった業者・住宅会社が代行して行ってくれるはずです。

パワーコンディショナーを交換するなら、「蓄電池」の検討もアリ!?

2019年11月以降、「卒Fit」と呼ばれる太陽光発電を導入して丸10年が経過した世帯で、48円/kWhでの売電権利が順次失効していきます。
10年経過後は、契約する電力会社や契約プランにより買取単価が異なっていますが、相場としては7円前後~9円前後/kWhです。

今まで48円/kWhという高単価で発電した電気を売電できていた世帯は、Fitの権利失効と共に、太陽光発電システム自体も10年以上設置から経過して、パワーコンディショナーの修理や買い替えの話も出てきており、この生地にたどり着いた方も、この対象になった、もしくは近づいている方も多いのでは。

売電単価が約1/6~1/5に減少するのであれば、発電した電気を自分で使った方がオトクでありますし、同時に災害対策を兼ねて蓄電池を設置しよう!と考える世帯が急増しています。

この時に重要なポイントとしては、蓄電池を後付けで設置する場合、現状設置されているパワーコンディショナーでは、蓄電池とうまく連携が出来ないことがほとんど、ということです。

単機能型と呼ばれる蓄電池であれば、接続することはできますが、太陽光発電システムで作った電気を蓄電池に溜めたり、停電時に太陽光発電システムとうまく連携せず、停電時に発電した電気を貯めることができないものもあります。

現在、国内メーカーの住宅用蓄電池システムで主流であるハイブリッド式(太陽光発電と蓄電池が連携するタイプ)は、パワーコンディショナーで発電した電気を蓄電池へ持っていく、反対に太陽光発電の出力が下がった際には、蓄電池から住宅側へ電気を供給する、という連携技ができますが、これは「蓄電池に対応したパワーコンディショナーでないとできない」ということになります。

そのため、

1、「Fitの買取が終わって売電価格が下がった(ここ数年で下がる予定)」
2、「何らかの要因でパワーコンディショナーを修理または交換する必要がある」
3、「災害対策や、Fit終了後も余剰電力を有効活用をしたい」

この3つに当てはまる方は、「どうせ修理しておカネをかけるのであれば、いっその事パワーコンディショナーを蓄電池対応型に変えて、蓄電池リフォーム」してはどうでしょうか!?

まだまだ2019年の相場では、蓄電池本体の価格が高いというネックはありますが、売電価格が一気に下落して勿体ない感覚になる世帯は多く、パワーコンディショナー自体も高額であることことから、全交換になる故障などをきっかけにリフォームされる世帯も増えてきました。

こちらを読んでいらっしゃる方も、パワーコンディショナーの修理のタイミングなどに、蓄電池の同時設置で、災害対策を兼ねたお得な生活になるようにリフォームしてみては如何でしょうか?

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