パワーコンディショナで正常な運転ができない場合

外部表示操作部の点検ランプで状況を確認することができます。

点検ランプ(赤色)

点灯

点検コード種別H/F の発生を示しています。
修理窓口にご相談ください。

点滅(約2 秒点灯と短く消灯を繰り返す)

点検コード種別U の発生を示しています。
運転SW の約5 秒長押しで停止モード、運転モードの変更による再起動をすることで復帰します。

点滅(約1 秒ごとに点灯と消灯を繰り返す)

点検コード種別E の発生を示しています。
系統側での問題であり、故障ではありません。
自動で復帰します。

点滅(短く点灯と約2 秒消灯を繰り返す)

点検コード種別P の発生を示しています。
故障ではありません。自動で復帰します。

消灯

正常に運転しています。

一括制御リモコンによる点検コードの表示と点検コードの体系について

一括制御リモコンを設置されている場合は、一括制御リモコンの表示部で運転状態や発電量の表示と共に、正常な運転状態ではない時の点検コードを確認することができます。

点検コードの内容と対処のしかた

E の点検コード(商用電源側)の内容

種別	番号	原因
E	001 ～ 014	商用電源の異常です。正常に戻れば運転が可能になります。出荷時の設定の場合、約 5 分で自動的に運転を再開します。

P、U、H(パワーコンディショナ側)の点検コードの内容

ブザーを止めるには運転スイッチを停止にしてください。

種別	番号	原因
PUH	101 ～ 130	パワーコンディショナに問題が発生し、保護のため運転を停止しました。
PUH	301 ～ 344	太陽光入力側で問題があり、保護のため運転を停止しました。
P	801、802	一括制御リモコンや外部機器との通信断により停止しました。
P	803、815	システムで異常があり、保護のため一時的に運転を停止しました。
P	811	外部機器との通信断により停止しました。
P	814	システムで異常があり、保護のため一時的に運転を停止しました。
P	816	電力計測通信で異常が発生しました。
U	899	停電または商用電源の乱れにより停止しましたが、連系保護リレー時限の設定が手動のため自動復帰しません。原因は解消されているため、本体の運転SW または、一括制御リモコンを一度停止にしてから再び運転にすることで、10 秒〜数分後(整定値の復帰時間設定値)に運転を再開します。
PH	901 ～ 906、951	一括制御リモコンで信号異常のため、運転を停止しました。
H	953 ～ 955	一括制御リモコンで信号異常のため、運転を停止しました。
P	958 ～ 963	出力制御を行う上で、必要な条件が揃っていません。 (適切な状態になり次第、自動復帰します)

F(販売店に連絡)の点検コードの内容

種別	番号	原因
F	120、121	パワーコンディショナで問題があり、保護のために運転を停止しました。
F	810	システムで異常があり、保護のために運転を停止しました。

自立運転時の点検コードの内容

ブザーを止めるには、パワーコンディショナの運転を停止してください。

処置方法

P:自立運転コンセントへの接続機器を減らしてください。正常に戻れば10 秒程度で自動的に運転を再開します。
U: 自立運転中に問題が発生し、保護のため一時的に運転を停止しました。接続機器を減らすか、必要により機器を
一度全て外して運転スイッチを操作(停止 ⇒運転)してください。
H:自立運転中に問題が発生し、運転を停止しました。お買い上げの販売店にご連絡ください。
(お客様で処置できません)

種別	番号	原因
PUH	150 ～ 164	自立運転時に問題があり、保護のため運転を停止しました。

エラーコードを見てもどうしたらいいか分からない、自分で対処するのは不安という方は、販売店か当社までお問い合わせください。

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