点検コードの確認

パワーコンディショナや商用電源の状態を点検コード(アルファベットと数字の組み合わせ)で表示します。
表示部の点検コードをご確認のうえ、下記の処置に従ってください。

連系運転時の点検コード

E の点検コード(商用電源側)の内容

種別	番号	原因
E	001 ～ 014	商用電源の異常です。正常に戻ってから約 5 分で自動で運転再開します。

P、U、H(パワーコンディショナ側)の点検コードの内容

ブザーを止めるには運転スイッチを停止にしてください。

種別	番号	原因
PUH	101 ～ 130	パワーコンディショナに問題が発生し、保護のため一時的に運転を停止しました。
PUH	301 ～ 344	太陽光入力側で問題があり、保護のため一時的に運転を停止しました。
P	801、802	リモコンや外部機器との通信断により停止しました。
P	803	システムで異常があり、保護のため一時的に運転を停止しました。
U	814	システムで異常があり、保護のため一時的に運転を停止しました。
U	899	停電または商用電源の乱れにより停止しましたが、連系保護リレー時限の設定が手動のため自動復帰しません。原因は解消されているため、本体の運転スイッチまたは、リモコンを一度停止にしてから再び運転にすることで、10 秒 〜 数分後(整定値の復帰時間設定値)に運転を再開します。
PH	901 ～ 906、951	一括制御リモコンで信号異常のため、一時的に運転を停止しました。
H	953 ～ 955	一括制御リモコンで信号異常のため、運転を停止しました。
P	958 ～ 963	出力制御を行う上で、必要な条件が揃っていません。 (適切な状態になり次第、自動復帰します)

F(販売店に連絡)の点検コードの内容

種別	番号	原因
F	120、121	パワーコンディショナで問題があり、保護のために運転を停止しました。
F	810	システムで異常があり、保護のために運転を停止しました。

自立運転時の点検コードの内容

ブザーを止めるには、パワーコンディショナの運転を停止してください。

処置方法

P:自立運転コンセントへの接続機器を減らしてください。正常に戻れば10 秒程度で自動的に運転を再開します。

U: 自立運転中に問題が発生し、保護のため一時的に運転を停止しました。接続機器を減らすか、必要により機器を一度全て外して運転スイッチを操作(停止 ⇒運転)してください。

H:自立運転中に問題が発生し、運転を停止しました。お買い上げの販売店にご連絡ください。
(お客様で処置できません)

種別	番号	原因
PUH	101	自立運転コンセントへの接続機器が多い可能性があります。 保護のため一時的に運転を停止しました。
PUH	150、151	接続機器が多い可能性があり、自立運転を開始できません。
PUH	152 ～ 164	自立運転中に問題があり、保護のため一時的に運転を停止しました

その他

パワーコンディショナが発生する音について

これらは故障ではありません

キュー音	制御電源の起動音です。
ジィージィー音	パワーコンディショナ運転による インバーターの高周波スイッチング 動作により発生する音です。
チリチリ音
チャリチャリ音
キー音
カチッ音	連系用リレーの動作音です。 (運転開始時と、停止時に発生します。)

● キュー音は朝・夕の日射の少ないときや、太陽電池モジュールが降雪・落ち葉などで覆われていると、しばらくの間発生することがありますが故障ではありません。
● 特に小さなお子様や青少年の方に周波数の高い音(キー音)が聞こえる場合がありますが故障ではありません。

エラーコードを見てもどうしたらいいか分からない、自分で対処するのは不安という方は、販売店か当社までお問い合わせください。

カナディアンソーラー太陽光発電の故障時のお問い合わせ

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