エコな知識

2019/04/23

エネファームとは?電気とお湯を一緒に作る家庭用燃料電池を解説

自宅で発電と給湯を行える「エネファーム」をご存知ですか?エネファームの概要や電気を生み出す仕組み、排熱を利用するコージェネレーションシステムについて解説します。また、光熱費や二酸化炭素(CO2)の削減など、エネファームの特徴も紹介します。

エネファームとは?

エネファームとは、「エネルギー」と「ファーム(農場)」を組み合わせて名付けられた家庭用燃料電池で、自宅で都市ガスやLPガスからエネルギー(電気)をつくりだすことができます。また、電気をつくる際に発生した排熱を利用して給湯も行うことができる「コージェネレーションシステム」でもあります。

現在、エネファームには「PEFC(固体高分子形燃料電池)」と「SOFC(固体酸化物形燃料電池)」の2つのタイプが存在しています。

PEFC(固体高分子形燃料電池)タイプ

PEFCは発電効率が40%弱とSOFCに比べて比較的低い一方、排熱回収効率が高く、機器本体の起動停止が比較的容易に行えるという特徴があります。また、PEFC(固体高分子形燃料電池)タイプの貯湯タンクは150~200L程度となっており、SOFCタイプよりも大容量です。

SOFC(固体酸化物形燃料電池)タイプ

SOFCは発電効率が45%程度でPEFCに比べて高いですが、排熱効率はPEFCよりも低くなります。また、電力負荷に合わせて24時間連続運転を行い、PEFCに比べて本体も小型で、貯湯タンクは100L弱となっています。

気になるエネファームの仕組み

エネファームは、化学反応によって電気をつくりだします。具体的には、水を電気分解して酸素と水素を発生させる逆を行い、水素と酸素を化学反応させて電気を生成しているのです。

また、そのとき電気と一緒に「熱」も発生します。エネファームでは、この「熱」も無駄にせず、お湯を沸かす給湯用に使用されます。こういった「発電時の排熱を別の用途に活用すること」を、「コージェネレーションシステム」と呼びます。

エネファームの特徴

ここでは、「光熱費を削減できる」など、エネファームの特徴について詳しく解説していきます。

光熱費を大幅に削減可能

エネファームを導入することで、自宅で電気をつくることができるため、電力会社からの購入電力量を約46%減らすことが可能となり、電気代の節約につなげることができます。

エネファームだけのお得な料金メニューも!

エネファームの導入によってガスの使用量は増えてしまいますが、エネファーム専用のお得な料金プランを契約することで、年間トータルの光熱費を約「70,600円」削減することが可能となります。

太陽光発電と同時設置で「ダブル発電」に

太陽光エネルギーで電気をつくる「太陽光発電」と同時設置することで、「ダブル発電」にすることも可能です。

「ダブル発電」にすることで、自宅で使用する電気はエネファームでつくった電気と電力会社から購入した電気でほとんどをまかない、太陽光発電でつくった電気のほとんどを売電にまわすことができます。これによって、太陽光発電の売電量を増やすことができます。

シングル発電とダブル発電の売電単価が一緒となる2019年度以降に太陽光発電を設置する場合は、エネファームによる「ダブル発電」で売電収入を増やすことができるため要チェックです。

送電ロスが無くなる

普段、わたしたちが電力会社から購入している電気は、火力発電所などでつくられた電気が電線を通じて自宅まで送られてきます。その際の送電ロスは約5%あるのですが、電気を自宅でつくって自宅で使うエネファームは、この送電ロスを0%にすることができます。

また、火力発電所などで発電された際の排熱は、55~60%が利用されずに廃棄されますが、エネファームは排熱を使用してお湯を沸かします。そのため、従来の火力発電所のエネルギー効率が35~40%なのに対し、エネファームのエネルギー効率は70~90%と大変高くなっています。

エネルギー効率が高ければ高いほど、無駄なエネルギーを作る必要がなくなるため、結果的に環境にも優しくなります。

二酸化炭素削減に貢献

エネファームは、一次エネルギーの使用量や二酸化炭素(CO2)の削減にも貢献します。

エネファームを自宅で1年間使用することで、石油や天然ガスなどの一次エネルギーの使用量を23%削減することができます。また、二酸化炭素(CO2)の削減量は1,330kgにのぼり、38%も抑えることが可能となっています。この二酸化炭素削減量は、2,460m2の森林が吸収する量に匹敵します。

すこしでも環境にやさしいエネルギーを使用したいと思っているのなら、エネファームは最適な選択肢と言えるでしょう。

発電量やCO2削減量をひと目で確認

「ファーム(農場)」という意味が込められているエネファームは、自宅でつくったエネルギーの「収穫量」を、リモコン画面でひと目で確認することができます。

また、二酸化炭素(CO2)削減量もひと目でチェックできるため、自分がどれだけエコに貢献できたかも分かりやすく確認することができるようになっています。

まとめ

「エネルギー」と「ファーム(農場)」を組み合わせて名付けられたエネファームは、家庭で発電と給湯を行える家庭用燃料電池です。

発電によって電力会社からの買電量減らせたり、お得なエネファーム用のガス料金メニューを契約することにより、年間光熱費を約「70,600円」も削減することが可能になります。また、太陽光発電を設置しているご家庭では、ダブル発電にして売電量を増やすこともできます。

一次エネルギーの使用量や二酸化炭素(CO2)の削減にも貢献できるエネファームは、今後日本が低炭素社会へ向かっていくための、重要なカギとなっていくのは間違いないでしょう。

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