オール電化
2023/04/21
実績と信頼の三菱SRT-Sシリーズ!ラインナップと5つの特徴を解説!
「補助金のニュースを見て、エコキュートに興味を持ったけれども、どの会社のエコキュートを選ぶべきかわからない」 「三菱エコキュートのメリットが知りたい」 そんな方におすすめしたいのが三菱エコキュートSシリーズ(SRT-S)シリーズです。
今回はSRT-Sシリーズの一覧や三菱エコキュートの歴史、Sシリーズの5つの特徴、エコキュートの補助金などについてまとめます。
三菱エコキュートの全シリーズ
三菱電機のエコキュートは以下の4つのラインナップで販売されています。
ラインナップ | 特徴 |
---|---|
Pシリーズ | 三菱エコキュートの最上位モデル ・泡入浴のホットあわー、残り湯の熱を回収するホットりたーん機能を搭載 |
Sシリーズ | 三菱エコキュートのスタンダードモデル ・Pシリーズよりも購入しやすい価格で、全製品フルオート |
EXシリーズ | ZEH住宅向けのモデル |
Aシリーズ | もっともシンプルなモデルで、リーズナブル |
三菱SRT-Sシリーズの一覧
仕様 | 機能 | 形状 | 容量 | 型番 | 給湯省エネ補助金 | 価格(税別) |
---|---|---|---|---|---|---|
一般地仕様 | フルオート | 角型 | 550L | SRT-S556U | 〇 | 1,199,000円 |
460L | SRT-S466U | 〇 | 1,138,000円 | |||
370L | SRT-S376U | 〇 | 1,049,000円 | |||
460L | SRT-S466UA | × | 1,072,000円 | |||
370L | SRT-S376UA | × | 983,000円 | |||
550L | SRT-S556 | 〇 | 1,114,000円 | |||
460L | SRT-S466 | 〇 | 1,083,000円 | |||
370L | SRT-S376 | 〇 | 994,000円 | |||
460L | SRT-S466A | × | 1,016,000円 | |||
370L | SRT-S376A | × | 927,000円 | |||
薄型 | 430L | SRT-S436UZ | 〇 | 1,194,000円 | ||
370L | SRT-S376UZ | 〇 | 1,105,000円 | |||
コンパクト | 180L | SRT-S184D | 〇 | 738,000円 | ||
寒冷地仕様 | フルオート | 角型 | 550L | SRT-SK556UD | 不明 | 1,266,000円 |
460L | SRT-SK466UD | 不明 | 1,155,000円 | |||
370L | SRT-SK376UD | 不明 | 1,066,000円 | |||
薄型 | 460L | SRT-SK466D | 不明 | 1,099,000円 | ||
370L | SRT-SK376D | 不明 | 1,011,000円 | |||
コンパクト | 180L | SRT-SK184D | 不明 | 788,000円 |
上記の機種のうち、太字になっているものが2025年度省エネ基準達成率が100%以上の機種です。より省エネ効率を期待するのであれば、太字担っている機種を選ぶとよいでしょう。
20年以上の歴史を有する三菱エコキュート
三菱電機は、エコキュートで数々の実績を積み重ねてきた企業です。初代の三菱エコキュートが発売されたのは2001年のこと。エコキュートは関西電力の登録商標であり、正式には「ヒートポンプ式電気給湯機」といいます。
ヒートポンプとは、外気の熱を利用して効率よくお湯を沸かす仕組みのことです。外部熱を使えるため、一般的な電気給湯器よりも、電力消費量を大幅に抑えられます。その結果、使用電力量を3分の1程度にまで圧縮できます。
三菱は2003年にダブル追い炊き機能付きのエコキュートを発売し、2006年には薄型タイプ、2007年には大容量の550Lタイプ、2008年にはバブルおそうじきのうなど次々と新しい機能を開発・実装してきました。
2010年代に入ると太陽光発電との連携や残り湯の熱を回収するホットりたーん機能を開発。2020年度の省エネ対象を受賞するなど、エネルギーの効率的な利用に貢献しています。
三菱エコキュートの先進機能とは
三菱エコキュートには、効率よくお湯を沸かせる3つの秘訣があります。1つ目はサーモジャケットタンクです。このタンクは断熱性の高い真空断熱材やウレタンを使用して、保温性を高めています。しかも、分別しやすく、リサイクルしやすいという長所もあります。
2つ目は4条ガスクーラーを採用していることです。これは、熱交換器の水が通る配管に採用されているもので、効率よく水を発熱させるのに役立っています。
そして、3つ目はポキポキモータです。三菱電機が誇る最新技術の一つで、電力消費量の大幅削減やモータ効率の改善により高効率化・低消費電力化・小型化を達成した画期的なモータです。エコキュートにもこのモータが使われていて、冷媒の効率を高める役割を果たしています。
このように、三菱電機がこれまで培ってきた技術がエコキュートに使用されているのです。
三菱SRT-Sシリーズの5つの特徴
三菱SRT-Sシリーズにはどのような特徴があるのでしょうか。主な特徴を5つとりあげます。
至れり尽くせりの「フルオートW追い炊き」
Sシリーズは、全機種フルオートのエコキュートです。ワンタッチで自動湯はりができ、保温機能や足し湯機能により、最長8時間、温度をキープできます。
追い炊き機能はマイルドと急速の2パターンから選べます。マイルドは入浴しながら温度を上げる追い炊き、急速追い炊きは素早く温めなおす追い炊きで、急速機能をつかうと30℃のお湯を約9分で40℃まで温めることができます。
きれいなお湯を提供する「キラリユキープPLUS」
先ほど紹介した追い炊き機能には、新たにお湯を足さずに、温めなおせるというメリットがある一方、お湯の衛生面が気になるという悩みもありました。そこで、三菱が採用したのは深紫外線を使った菌の抑制です。
深紫外線とは、紫外線の中でも波長が短いものです。これを菌のDNAに照射することで、菌の増殖を抑制します。前の人が入った後で「キラリユ入浴」ボタンを押すと、深紫外線の連続照射が始まります。次の人は、きれいなお湯で入浴できます。
衛生微生物研究センターの実験によると、2時間のキラリユ入浴使用で99.8%の除菌効果があるとわかりました。
また、お風呂の残り湯を洗濯などで使う前に、2時間キラリユ洗濯の機能を使うと、99.5%の除菌効果があることもわかりました。入浴中から入浴後まで、お湯をきれいに快適に使うことができる画期的な機能だといえます。
お掃除が楽になる「バブルおそうじ」
エコキュートの悩みの一つが掃除です。特に、追い炊きを何度も行っていると、配管の汚れが気になるかもしれません。こうした悩みや心配を解決するのがバブルおそうじ機能です。バブルおそうじ機能の利用はとても簡単。入浴後にお風呂の栓を抜くだけです。
栓を抜くと、お風呂の規定の水位を下回るので、入浴が終了したと判断して洗浄を開始します。髪の毛の太さほどのマイクロバブルが配管内の皮脂などを吸着し、汚れを落とします。徹底したマイクロバブル洗浄で、配管を清潔に保ちます。
水圧が落ちにくい「ハイパワー給湯」
「冬になると水圧が落ちる」「シャワーの水圧が物足りない」「3階でもシャワーを使いたい」という悩みを解決するのがハイパワー給湯です。一般的なエコキュートの水圧は180〜200kPaほどですが、ハイパワー給湯は290kPaと、通常の1.5倍弱の水圧を出せます。これで、今まで難しかった3階でのシャワー使用を可能としました。
また、貯湯タンクからお湯を送り出す圧力を高い状態で維持できるため、お風呂とキッチンの2か所で同時に給湯することができます。水圧が高いことで、給湯時間を短縮することもできます。以前のタイプと比べると、湯はり時間を25%も短縮できるようになりました。これらは全て、ハイパワー給湯だから可能となったことです。
スマートフォンのアプリでエコキュートを遠隔操作!「MyMU」
最近「スマート家電」が急速に普及しています。スマート家電とはスマートフォンと機能連携できる家電のことです。三菱電機の家電製品は統合アプリ「MyMU」でコントロールできます。
このアプリをつかうと、エコキュートの遠隔操作やエコキュートと脱衣所の暖房機器を連携させる「あったかリンク」機能を使用できます。
冬の外出時、帰宅したら入浴したいなどと考えているときに、外出先で湯はりや脱衣所を温める指示を出しておくと、帰宅してすぐに入浴することができます。
MyMUでは、このほかにもエアコンの遠隔操作や冷蔵庫の設定状態の確認、温度設定、換気システムの稼働、炊飯器との連携など、色々なことができます。自宅に三菱電機製の家電が多いのであれば、導入するメリットが大きいといえます。
三菱SRT-Sシリーズは補助金対象機種
経済産業省は家庭部門の省エネを推進するため、「給湯省エネ事業」の補助金交付を実施します。事業の予算は300億円で、かなり大掛かりな補助金といえます。既存の住宅に家庭用燃料電池(エネファーム)やハイブリッド給湯器、ヒートポンプ給湯器を設置する際に、1台あたり5万円の補助金が交付されます。
補助金申請は個人ではなく事業者が行います。対象となる機種は「対象となる高効率給湯器のうち、一定の性能を満たすもの」で、2025年度の目標基準値以上の機種に限られます。したがって、Sシリーズの全てが補助金対象となるわけではありません。対象となるのは以下の機種です。
- SRT-S556U
- SRT-S466U
- SRT-S376U
- SRT-S556
- SRT-S466
- SRT-S376
- SRT-S436UZ
- SRT-S376UZ
- SRT-S184D
寒冷地仕様機種については、「住宅省エネ2023キャンペーン」で検索できなかったため不明です。詳しい内容については、販売店などに問い合わせて確認したほうがよいでしょう。
まとめ
今回は三菱エコキュートのSTR-Sシリーズを紹介しました。三菱のラインナップの中では上から2番目に位置するシリーズで、コストパフォーマンスがよい機種だといえます。
エコキュート業界の中で、20年以上の実績を積み重ねてきたこともあり、ラインナップや機能がとても充実しています。はじめてエコキュートを選ぶのであれば、三菱は候補として外せないと考えます。
特に、家電製品とインターネットを結びつけるIoT技術をエコキュートにも応用できるのが魅力です。三菱製のエアコンや洗濯機などを所有しているのであれば、エコキュートもアプリですべて管理できるので非常に便利です。
2023年は、給湯省エネ事業が実施され、エコキュート1台あたり5万円の補助金が交付されます。予算が300億円と決まっているので、エコキュートの購入を考えているのであれば、早めに検討したほうがよいのではないでしょうか。
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補助金の申請も対応しておりますので、エコキュートをご検討の際は是非ご相談下さい。
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