蓄電池
2017/03/20
創蓄連携システムが特徴!パナソニック蓄電池の機能・メリットを紹介
パナソニック家庭用蓄電池の特徴を紹介!電気のムダを省く代表機種「創蓄連携システム」、業界初の「壁掛けタイプ」、スリムで小型な「リチウムイオン蓄電システム」それぞれのメリット・デメリットを解説。各機種の設定や保証、詳しいスペック紹介も。
パナソニック蓄電池の代表機種は、電気のムダを省く「創蓄連携システム」
パナソニック蓄電池の代表機種は、太陽光発電システムと連携することで、電気のムダを省くことができる「創蓄連携システム」です。
電気を無駄なく使える「創蓄連携システム」とは
パナソニック蓄電池の代表機種である「創蓄連携システム」は、太陽光発電システムと蓄電池をうまく連携させて、電気をムダなく活用することができる技術です。創蓄連携システムには、主に以下の特徴があります。
太陽光発電と蓄電池のパワコンを一体化
太陽光発電と蓄電池を連携するためには、本来は2台のパワーコンディショナーが必要ですが、太陽光発電用と蓄電池用のパワーコンディショナーを一体化した「パワーステーション」を利用することにより、1台で連携が可能になりました。また、パワーステーションを活用することで、蓄電池に直流で直接充電することができるため、電力を有効に使用することができます。
出力制御対象エリアでも蓄電池へムダなく充電
北海道・東北・北陸・中国・四国・九州・沖縄電力管内では、10kWh未満の太陽光発電システムによる発電にも出力抑制がかかります。出力抑制がかかった場合、通常であれば分電盤へ送られるまでにロスしてしまう電力が、パワーステーションを介すことで発電ロスが無くなります。
停電時も太陽光発電の電気をムダなく充電可能
停電時、通常であれば太陽光発電システムで使用できる電気の出力は1.5kWに制限されてしまいますが、創蓄連携システムの場合は出力を制限されることがありません。例えば5kWの出力したのであれば、2kWは停電時に使用したい家電へ回し、3kWは蓄電池で充電することが可能です。
ライフスタイルに合わせた3つの運転モード
パナソニック蓄電池の代表機種である「創蓄連携システム」には、目的やライフスタイルにあわせて切り替えることができる3つのモードが備わっています。
環境優先モード
環境優先モードは、電気の自給自足を目指している方にオススメのモードです。
環境優先モードの流れ
①昼間、太陽光発電で作った電気を家庭内で使用します。
②余った電気は蓄電池で充電し、更に余った電気は売電します。
③蓄電池に貯めた電気を夜間などに使用します。
環境優先モードの場合、自宅で使う電力をほとんど太陽光による自家発電と、蓄電池に貯めた電力でまかなうことができます。そのため、電力会社からの買電を最小限に抑えることができます。
経済優先モード
経済優先モードは、太陽光発電で作った電気を多く売電に回したい方にオススメのモードです。
経済優先モードの流れ
①夜間の安い電気代で買電し、蓄電池へ貯めます。
②昼間、太陽光発電で作った電気を家庭内で使用します。
③余った電気はすべて売電します。
④太陽光発電が電気を作らない朝晩などを、蓄電池の電気でまかないます。
経済優先モードの場合、太陽光発電で作った電気を自宅で使用する分を除いてすべて売電するのが特徴です。そのため、日中あまり電気を使わない方に向いています。
蓄電優先モード
蓄電優先モードは、蓄電池を常に満充電状態にして、万が一の災害に備えたい方にオススメです。
蓄電優先モードの流れ
①昼間、太陽光発電で作った電気を家庭内で使用します。
②余った電気は基本的に売電へ回します。
③自然放電などで蓄電池の充電が減った場合、太陽光発電で作った電気を充電します。
蓄電優先モードの場合、万が一の災害に備えて蓄電池を常に満充電状態にしておきます。そのため、日常で蓄電池に貯めた電気を使用することはありませんので、太陽光発電で作った電気以外は通常通り電力会社から買電することになります。
容量タイプは「5.6kWh」と「11.2kWh」から選択可能
パナソニック蓄電池の代表機種である「創蓄連携システム」には、「5.6kWh」と「11.2kWh」の2つの容量タイプが用意されています。環境優先モードで使用するつもりであれば「11.2kWh」タイプにするなど、蓄電池の使い方によって購入する容量を選ぶのがオススメです。
停電時にも電力を供給
パナソニック蓄電池の代表機種である「創蓄連携システム」は、停電時にも安心して電気を使えるシステムが備わっています。たとえば停電したときに設定しておいた家電へ自動で給電を行うことができます。また、停電中でも電気の使用可能時間をHEMSモニターでチェックすることができます。
既築住宅やリフォーム住宅にも設置可能
パナソニック蓄電池の代表機種である「創蓄連携システム」は、既に太陽光発電システムを設置している場合でも、パワーコンディショナーと接続箱を入れ替えることで導入が可能です。また、太陽光発電システムの売電価格も変わりませんので、既に太陽光発電を設置していて、これから蓄電池を導入しようと思っている方にオススメです。
スペック紹介
本体品番:LJP25522K/LJP255228K/LJP25532K/LJP255328K/LJP25533K/LJP255338K
ベース品番:LJP522K1/LJP5228K1/LJP533K/LJP5338K/LJP533K/LJP5338K
仕様:一般仕様/耐塩害仕様/一般仕様/耐塩害仕様/一般仕様/耐塩害仕様
停電時出力:100Vタイプ(自立出力・単相2線用・2.0kVA)/100/200Vタイプ(自立出力・単相3線用・2.0kVA)/100/200Vタイプ(自立出力・単相3線用・3.0kVA)
蓄電容量:5.6kWh/11.2kWh
【太陽光入力】
定格入力電圧:DC300 V
使用入力電圧範囲:DC70~420 V(最大許容電圧DC450 V)
入力数:5入力
【蓄電池入出力】
定格入出力電圧:DC93.6 V
入出力電圧範囲:DC88~107 V(最大許容電圧DC130V)
入出力数:1入出力/2入出力
定格入出力電力:充電時:1.5kW/1出力/放電時:2.0kW/1入力/充電時:1.5kW/1出力/放電時:2.0kW/1入力/充電時:3.0kW/2出力/放電時:4.0kW/2入力
最大入出力電流:充電時:16.5 A 放電時:26.0 A
【系統連系入出力】
定格出力電圧:AC202 V
電気方式:単相2線式(接続方式 : 単相3線)
連系保護:交流過電流、直流過電圧、直流不足電圧、交流過電圧、交流不足電圧、周波数上昇、周波数低下、系統電圧上昇抑制制御機能、多数台連系対応単独運転防止機能
定格出力有効電力:5.5 kW
定格周波数:50/60 Hz (自動判別)
太陽光発電電力変換効率:0.95
出力基本波力率:0.99 以上(定格出力時)、0.95以上(定格の1/2出力時)
【自立出力】
定格出力電圧:AC101±6 V/AC101±6/202±12 V
電気方式:単相2線/単相3線
定格周波数:50/60 Hz
定格出力皮相電力:2.0kVA/3.0kVA
保護等級:IP44相当
運転音:45dB以下
使用周囲温湿度:-20~40度、90%以下(結露なきこと)
外形寸法(W×H×D):630mm×1440mm×250mm/630mm×1700mm×250mm
質量:約70kg(本体:約55kg ベース:約15kg)/約102kg(本体:約55kg ベース:約47kg)/約103kg(本体:約56kg ベース:約47kg)
【設置条件(設置を避ける場所)】
系統電源が100Aを超える場所
高圧受電契約内の建物
コンクリート基礎もしくは、それと同等の床スラブにアンカーボルト固定ができない場所、地盤強度が不十分な場所
※建物の2階以上の場所に設置する場合は、別売の転倒防止金具(品番:LJPA701)をご使用ください。
周囲温度が-20度以下あるいは40度以上の場所 直射日光の当たる場所は避けてください。
常時湿度の高い場所
騒音(約45dB以下)について厳しい制約を受ける場所
積雪により製品が埋没する場所
温度変化が激しい場所(結露なきこと)
標高が1000mを超える場所
〈耐塩害仕様〉海岸線より約300m以内の場所(内海は300m以内に設置可)
注)「耐塩害仕様」でないパワーステーションは海岸線から1km以上離れた場所に設置してください。
海水飛沫および潮風に直接さらされる場所
【希望小売価格】
本体(LJP25522K/LJP255228K/LJP25532K/LJP255328K/LJP25533K/LJP255338K):580,000円(税抜)/610,000円(税抜)/580,000円(税抜)/610,000円(税抜)/730,000円(税抜)/760,000円(税抜)
ベース(LJP522K1/LJP5228K1/LJP533K/LJP5338K/LJP533K/LJP5338K):48,000円(税抜)/58,000円(税抜)/170,000円(税抜)/180,000円(税抜)/170,000円(税抜)/180,000円(税抜)
本体+ベース:628,000円(税抜)/668,000円(税抜)/750,000円(税抜)/790,000円(税抜)/900,000円(税抜)/940,000円(税抜)
業界初!「壁掛けタイプ」のリチウムイオン蓄電池
パナソニックの「壁掛けタイプ」リチウムイオン蓄電池の特徴についてご紹介します。
業界初の壁掛けタイプだから、設置場所に困らない
業界初の壁掛けタイプ蓄電池なので、これまでの蓄電池のように地面に置くスペースを確保する必要がありません。分電盤のように壁にかけられるので、目立つこと無く設置することが可能です。
停電時には自動で家電に給電
パナソニックの「壁掛けタイプ」リチウムイオン蓄電池は、停電時にも安心して電気を使えるシステムが備わっています。たとえば停電したときに設定しておいた家電へ自動で給電を行うことができます。
スマートHEMSとの連系で、蓄電池の状態を「見える化」
パナソニックの「壁掛けタイプ」リチウムイオン蓄電池は、スマートHEMSと連携することによって、蓄電池の電池残量や異常の有無がひと目でわかるようになっています。これにより、家族全員の節約意識が高まることが期待できます。
「経済優先モード」でピークカットにも貢献可能
パナソニックの「壁掛けタイプ」リチウムイオン蓄電池は、停電に備えて常に満充電状態にする「蓄電優先モード」の他に、普段も給電を行える「経済優先モード」も選択が可能です。「経済優先モード」では、日中の電力消費量が大きい時間帯に、蓄電池の電力を給電することで、ピークカットに貢献することも可能です。
スペック紹介
品番:LJ-SJ10A
蓄電容量:1kWh
入出力電圧:AC100V
切替時間:タイマー設定時:約0.05秒/停電時:約5秒(ブレーカ1)、約7分(ブレーカ2)
使用環境条件:[設置場所] 屋内使用 [室温] 0℃~40℃ [湿度] 20%~85%(ただし結露無きこと)
定格出力電力:500VA
充電時間:最大約8時間(系統充電時)
運転音:約35dB (充電または放電中、下1m)
質量:約20kg (質量に耐えられる壁であるか確認が必要です)
外形寸法(W×H×D):605×350×155mm
希望小売価格:398,000円(税抜)
事務所や店舗にオススメ!スリムで小型な「リチウムイオン蓄電システム」
パナソニックの小型「リチウムイオン蓄電システム」の特徴についてご紹介します。
空きスペースに設置しやすい小型デザイン
パナソニックの小型「リチウムイオン蓄電システム」の最大の特徴は、そのスリムで小型なデザインです。通常の蓄電池は大型で置く場所を選ぶ場合もありますが、小型「リチウムイオン蓄電システム」は部屋のコーナーやちょっとした空きスペースに置くことができます。
停電時には自動で家電に給電
パナソニックの小型「リチウムイオン蓄電システム」は、停電時にも安心して電気を使えるシステムが備わっています。たとえば停電したときに設定しておいた家電へ自動で給電を行うことができます。
充電・給電時間をタイマー設定して、ピークカットにも貢献可能
パナソニックの小型「リチウムイオン蓄電システム」は、充電1回、給電2回のタイマーを設定することができます。使い方の例として、安価な深夜電力で充電を行い、日中の電力消費量が大きい時間帯に蓄電池の電力を給電することで、ピークカットに貢献することも可能です。
スマートHEMSとの連系で、蓄電池の状態を「見える化」
パナソニックの小型「リチウムイオン蓄電システム」は、スマートHEMSと連携することによって、蓄電池の電池残量や異常の有無がひと目でわかるようになっています。これにより、家族全員の節約意識が高まることが期待できます。
スペック紹介
品番:LJ-SF50B
ECHONET Lite:対応
蓄電容量:5kWh
最大出力電力:1,500VA
入出力電圧:AC100V
充電時間:最大約8時間(満充電まで)
切替時間:タイマー設定時:0.02秒以内/停電時:10秒以内
使用環境条件:[設置場所] 屋内使用 [室温] 0℃~40℃ [湿度] 20%~85%(ただし結露無きこと)
運転音:約40dB (充電または放電中、正面1m)
外形寸法(W×H×D):250×649×626mm(固定スタンド付:W392mm)*最大突起部除く
質量:約67kg(質量に耐えられる床面であるか確認が必要です)
希望小売価格:1,280,000円 (税抜)
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