蓄電池

2021/08/21

V2H機器に接続できる電気自動車は?電気自動車の蓄電池としての性能も解説

V2H機器に接続できる電気自動車は?電気自動車の蓄電池としての性能も解説

V2Hシステムを構築する場合、電気自動車はV2H機器に対応した車種でないと意味がありません。国内の主要メーカーでV2H機器に対応した電気自動車を販売していますが、車種によって特徴が異なります。

そこで今回は、V2H機器に接続できる電気自動車について解説します。車としての性能と、蓄電池としてみた場合の性能の両方を解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

なお、本記事では一般的な住宅の1日あたりの消費電力量を約12kWh/日として計算をしております。

V2H機器に接続できる電気自動車の早見表

次の表はV2H機器に接続できる電気自動車の早見表になります。V2H機器と電気自動車の組み合わせを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

メーカー 車種 ニチコン

EVパワー・ステーション

デンソー

V2H-充放電器

東光高岳

CFD1-B-V2H1

日産 リーフ・リーフe
e-NV200
三菱 エクリプスクロス

(PHEVモデル)

アウトランダーPHEV
i-MiEV
MINICAB-MiEV VAN
MINICAB-MiEV TRUCK
トヨタ プリウスPHV
MIRAI ×
停電時のみ放電可能
×
停電時のみ放電可能
×
停電時のみ放電可能
ホンダ Honda e 不明

〇は全ての年式で対応しており、なおかつ充電上限が100%未満の組み合わせを表しております。基本的に、〇になるV2H機器と電気自動車の組み合わせなら問題ないため、おすすめの組み合わせになります。

△は年式によって充電上限や放電下限が異なる組み合わせになります。組み合わせによっては放電下限が約40%という場合もあり、停電時に多くの家電製品を動かすことは難しいです。

×は停電時のみ放電可能な組み合わせになります。後述しますが、トヨタのMIRAIはV2Hとの相性が良い車種ではないため、V2Hシステムを構築しようとするときは不向きな車になります。

V2H機器に接続できる電気自動車のメーカーは?

V2H機器に接続できる電気自動車のメーカーは?

V2H機器を販売しているニチコンやデンソーの公式サイトでは、V2H機器に接続できる電気自動車のリストが公開されています。

リストによれば、次のメーカーから販売されている特定の電気自動車はV2H機器に対応しています。

  • 日産
  • 三菱
  • トヨタ
  • ホンダ

それぞれのメーカーで特徴が異なります。次の表はメーカーごとの電気自動車の特徴を簡単にまとめたものになります。

メーカー 概要
日産 V2Hシステムを構築するならおすすめのメーカー

車としての性能も高く、満足のいくドライブを楽しめる

三菱 PHEVはガソリンで発電が可能なため、停電が長期化しても対応できる

年式によっては充電・放電に制限がかかる

トヨタ PHVもガソリンで発電が可能なため、停電が長期化しても対応できる

MIRAIは停電時のみ放電が可能

ホンダ 小型ながら大容量バッテリーを搭載している

車の運転が苦手、軽車両に乗りたい方におすすめ

日産のV2H対応電気自動車

日産のV2H機器に接続できる電気自動車のスペックは次になります。

リーフ・リーフe+ e-NV200
種別 EV EV
総電力量 62kWh/40kWh/

30kWh/24kWh

40kWh/24kWh
年式 全年式 全年式
充電上限 100%未満 100%未満
放電下限 約10% 約10%

リーフ・リーフe+

リーフは、日産を代表する電気自動車です。バッテリー容量40kWhで航続距離が322㎞と長く、ロングドライブに向いています。また、急速充電時間が40分と、1時間を切っているので、すぐに充電が完了になるのもポイントです。

蓄電池としてみた場合、40kWhのバッテリーは約3日間も住宅の電力を供給できる計算になります。

リーフe+は2019年1月に登場したリーフの追加モデルです。バッテリー容量が40kWhから62kWhの大容量電池に変わっており、航続距離が332㎞から458㎞に大幅に伸びています。

バッテリー容量が増えたことにより、停電時の住宅を約4日間も供給できるようになります。リーフ・リーフeは電気自動車や蓄電池としての性能だけでなく、車としてのユーティリティや快適性も非常に高いです。

どのメーカーのV2H機器とも相性が良いため、V2Hシステムを構築しつつ、快適なドライブが可能な車を求めるなら日産のリーフ・リーフeがおすすめです。

e-NV200

e-NV200は、日産の小型ワンボックスバンをベースにした電気自動車です。2014年~2019年10月まで販売されていましたが、現在は生産を終了しています

バッテリー容量は24kWh(初期型)と40kWh(後期型)の2種類あり、航続距離は最大300㎞となっています。

最大の特徴は、パワープラグと呼ばれるコンセントが2個標準装備されていることです。AC100V/1500Wのパワープラグは1000Wで最大8時間~15時間も電化製品を使用できます。

V2H機器を用いなくても、出先で蓄えている電力を使用できるので、アウトドアや工事現場など様々なシーンで活躍します

5人乗用でも後部の空間が最大1900mmと広いスペースなので、大量の荷物を運んだり、最大5名まで乗車したうえで荷物を載せたりすることもできます。7人乗りを選択すれば、さらにスペースが広がります。

e-NV200はプライベートだけでなく、ビジネス用の車としても活躍する電気自動車です。

三菱

日産のV2H機器に接続できる電気自動車のスペックは次になります。

エクリプスクロス

(PHEVモデル)

アウトランダーPHEV
種別 PHEV
総電力量 13.8kWh 12kWh / 13年式~18年式

13.8kWh / 19年式*8以降

年式 全年式 13年式 14~18年式 19年式以降
充電上限 100%未満 95%未満 95%未満 100%未満
放電下限 約20% 約40% 約20% 約20%
i-MiEV MINICAB-MiEV

VAN

MINICAB-MiEV

TRUCK

種別 EV
総電力量 16kWh/10.5kWh 16kWh/10.5kWh 10.5kWh
年式 10年式 10年式除く 全年式 全年式
充電上限 95%未満 95%未満 95%未満 95%未満
放電下限 約30% 約30% 約30% 約30%

エクリプスクロス(PHEVモデル)

エクリプスクロス(PHEVモデル)は三菱のクロスオーバSUVに電動パワートレインを搭載したプラグインハイブリッド(PHEV)です。

満充電でのEV(電気のみ)航続距離は57.3㎞で、急速充電にも対応しています日常の買物や仕事との往復程度なら、ガソリンを使わずに電力だけで走行できます

蓄電池としてのスペックも高く、満充電・満タンでエンジンでの発電を組み合わせれば約8日間も住宅の電力を供給できます三菱製4WDならではのアグレッシブな走りを体験でき、なおかつV2H機器を経由して停電時の大型蓄電池として利用できます

アウトランダーPHEV

アウトランダーPHEVはツインモーター4WDをベースにしたS-AWCを採用しており、高い安定性能と走行性能を発揮するPHEVです。

大容量を実現したリチウムイオン駆動用バッテリーを搭載しており、EV(電力のみ)でのロングドライブを実現しています運転シーンに合わせて電力消費のモードが自動的に切り替わるので、電力を無駄なく消費できます

コンセントが車内に2個あり出力が最大1500Wもあるので、住宅の電力だけでなく、アウトドアやキャンプなどで電化製品を動かしたい時にも役立ちます。エクリプスクロス(PHEVモデル)同様に、最大約8日分の住宅の電力を供給可能です。

ただし、アウトランダーPHEVはマイナーチェンジを繰り返しており、年式によって充電上限・放電下限が異なります。年式を調べる際は車体番号をチェックしましょう。

  • 13年式…車体番号が「GG2W-00」で始まる車両
  • 19年式…車体番号が「GG3W」で始まる車両

i-MiEV(アイ・ミーブ)

i-MiEVは2009年頃に登場した軽車両電気自動車です。操作性とコストパフォーマンスにこだわったEVで、現在でも人気の高い車両になります

航続距離は満充電だと128㎞で、エアコンを入れて街中で走るシーンだと約80㎞まで下がります。現在の電力ロス関連の技術と比べると低い性能ですが、日常生活を送るなら十分な航続距離と言えます。

ただし、蓄電池としてみた場合、10年式も10年式以降のモデルも蓄電量が20kWh以下しかありません。そのため、停電時は長くて1日半、使い方によっては1日も持たずに蓄えた電力を消費する可能性があります

MINICAB-MiEV VAN・MINICAB-MiEV TRUCK (ミニキャブ・ミーブ トラック)

MINICAB-MiEV VAN・MINICAB-MiEV TRUCKは三菱が販売している商用電気自動車です。日本郵便を始めとした各企業がビジネスに用いており、注目を集めています。

MINICAB-MiEV VANは満充電で航続距離が150㎞もあり、1日の業務に必要な走行距離としては十分な数値と言えます。静穏性も高いので、早朝や深夜といった静かな時間帯の配送・配達にもピッタリです。

ただし、蓄電池容量は10.5kWhしかないため、一般家庭や事業所の電力を全て供給するのは難しいです。停電時に備えた電力を用意するなら、MINICAB-MiEV VANよりも家庭用蓄電池がおすすめです。

トヨタ

トヨタのV2H機器に接続できる電気自動車のスペックは次になります。

プリウスPHV MIRAI
種別 PHV FCV
総電力量 8.8kWh
年式 2019年式
充電上限 100%未満
放電下限 約0%

プリウスPHV

プリウスPHVは2019年にマイナーチェンジをしており、V2H機器に対応した蓄電池として使用できるようになりました2018年以前、2020年以降のモデルは対応していないので購入する時は間違えないようにしましょう。

基本的なスペックはマイナーチェンジ前と同様で、エンジンとモーターを組み合わせたPHVシステムを採用しており、満充電時のEV(電気のみ)航続距離は68.2㎞です。EVモードを選択しなくても、電力に余裕があれば自動でEV走行に切り替えます。

停電時の住宅の電力をどれだけの期間供給できるかは、公式側から正確な数字は発表されていません。ですが、三菱のエクリプスクロス(PHEVモデル)と同様にガソリンエンジンから発電が可能なため、満タン時は長期間の停電にも対応できる可能性があります。

MIRAI

MIRAIとはトヨタが開発した燃料電池車(FCV)です。車両に搭載された水素を酸素と化学反応させた電気で車を走らせます。

2020年に2代目にフルモデルチェンジされ、乗り心地の良さや航続距離が良くなっています。1回の水素充電だけで、リーフの2倍近い距離を連続して走行できます

性能が向上したMIRAIですが、すべての年式でV2Hに対応しておりません。そのため、V2Hシステムを構築するのにMIRAIを購入する必要はありません

ただし、停電時にV2H機器を経由して住宅の電化製品に給電(放電)することができます。供給可能電力量は水素が満タンの場合は約60kWhで、最大9kWの電力供給が可能になります。

ホンダ

ホンダのV2H機器に接続できる電気自動車のスペックは次になります。

Honda e
種別 EV
総電力量 35.5kWh
年式 2020年式
充電上限 約96%
放電下限 約15%

Honda eは2020年に登場した電気自動車ですが、各方面から高い評価を得ており注目を集めている車です。

蓄電容量が35.5kWhで航続距離は259㎞です。スペックだけだとリーフeの62kWh/458㎞に比べて短いですが、搭載している蓄電池が少ないためコストや重量、スペースなどが優れています

蓄電池としてみた場合、一般的な家庭の住宅なら約3日分の電力を供給することができます。100V/1500Wまでの出力が出せるコンセントが搭載しているので、走行中やアウトドアでの電源としても使用できます。

V2Hシステムを構築したいけど、リーフやリーフeのような大きな車だと運転するのが大変だと考えている方におすすめの車です。

EVとPHEVの違いは?

EVとPHEVの違いは?

上記の表にあるEVやPHEV、PHVとは、車の種類を指す用語です。大きな違いは、何のエネルギーで車を動かしているかということになります。

  • EV…電気のみで走る車
  • PHV…ガソリンと電気の両方で走る車
  • PHEV…ガソリンと電気の両方で走る車

PHVとPHEVは、どちらもガソリンと電気の両方で走る車のことを指します。表記の違いは、PHEVを最初に使い始めた三菱が「EVをベースに、ガソリンで発電ができるエンジンを加えたシステムだから、PHVではなくPHEV」と定義したからです。

そのため、PHVとPHEVに違いはほとんどありません。しかし、ガソリンと電気の両方で走る車を日本ではPHV、アメリカではPHEVと表記されているように、国やメーカーによって方針が異なります。

EVとPHV・PHEVの違いは、PHV・PHEVにはガソリンで発電できるエンジンが搭載されていることです。

PHV・PHEVはガソリンによってエンジンを発電させれば、V2H機器を経由して電力を給電することも可能です。つまり、EVよりも長期にわたって住宅の電力を供給できます。

まとめ

以上が、V2H機器に対応した電気自動車の解説になります。おすすめの電気自動車は、日産のリーフ・リーフeか、ホンダのHonda eです。リーフ・リーフeは蓄電容量が多く、スペースも大きいため家族でロングドライブをしたい方にピッタリです。

Honda eはリーフ・リーフeに比べると走行距離は短いですが、コンパクトながらも走行性能が高く、街中での運転がしやすい車です。社用車・商用車でV2H機器に対応した電気自動車を探している方は、日産のe-NV200を検討してみましょう。

蓄電池としての役割を電気自動車に求める場合は車種がPHVやPHEVを選びましょう。ガソリンで発電が可能なため、家庭用大型蓄電池よりも長期間にわたって住宅の電力を供給できます。

エコ突撃隊では、V2H機器の販売から設置までを対応しております。創業23年、これまでに施工件数25,000件を突破しており、多くの方に満足頂いております。V2H機器に関するご相談がありましたら、ぜひご連絡ください。

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