蓄電池
2017/08/19
大容量リチウムイオン蓄電池「スマートスターL」の特徴・メリット
災害時や停電時に助かる大容量9.8kWhの電池容量をはじめ、200Vエアコンを動かせる高出力3kVA、生活スタイルで選べる2つのタイプ、エネルギーの見える化、安心10年保証など、伊藤忠商事のリチウムイオン蓄電池「スマートスターL」の特徴やメリット、スペックを紹介。
「もしも」に備える!大容量9.8kWh
リチウムイオン蓄電池「スマートスターL」の最大の特徴とも言えるのが、9.8kWhの大容量。災害や停電など「もしも」に備えたい蓄電池だからこそ、溜めておける電力容量は重要な要素です。
容量の少ない蓄電池の場合ですと、すこしの家電しか動かせなかったり、家電を動かせる時間が少なかったりしますが、大容量9.8kWhの「スマートスターL」なら、約30WのLED電球なら約278時間、約50Wの冷蔵庫なら約167時間のあいだ稼働することができます。さらに通常時も停電時も最大3kVAの高出力のため、一度にたくさんの家電を使用することもできます。
また、空の状態から満充電までにかかる時間も約3時間ですので、常に「もしも」の場合に備えることができます。
3kVAの高出力なので、エアコンなど200V機器も動かせます
リチウムイオン蓄電池「スマートスターL」は3kVAの高出力のため、IHクッキングヒーターやエアコン、エコキュートやエネファームなど、200Vの機器にも対応しています。そのため、オール電化のご家庭でも、停電時など使用できずに困る心配がありません。
停電時は家中の電気を丸ごとバックアップ
停電時、蓄電池はあらかじめ選択したコンセントにのみ電気を送る『特定負荷型』と、家中の電気を丸ごとバックアップできる『全負荷型』に分かれます。
リチウムイオン蓄電池「スマートスターL」は、家中の電気を丸ごとバックアップする『全負荷型』なので、停電時でも普段と同じように家電を使用して生活することが可能です。
太陽光発電との組合せで、エネルギーの自給自足を応援
太陽光発電システムと併用される方は、電力会社に頼らないエネルギーの自給自足を目指すこともできます。太陽光発電システムで作った電気をリチウムイオン蓄電池「スマートスターL」に溜めることで、エネルギーの自給自足に近づくことができます。
太陽光発電が停電中でも使えます
さらに、リチウムイオン蓄電池「スマートスターL」は、停電中でも通常時と同様に太陽光発電システムを使うことができます。一般的な蓄電池では太陽光発電は自立出力の1.5kWまでしか出力できませんが、「スマートスターL」では独自のシステム制御により、通常時と同様の発電を行えます。
「万が一」に備えるため、溜めた電気を残せます
リチウムイオン蓄電池「スマートスターL」は、溜めている電力を0~90%の範囲で残すことができます。そのため、災害などの「万が一」の場合に、蓄電池を使いたいけれど電力が残っていないといった事態を防ぐことができます。
エネルギーの見える化も実現
「エネルギーモニター」を使用することにより、「スマートスターL」の利用状況をリアルタイムで表示して確認することができます。具体的には、電力会社への売電量や買電量、家庭で使用している電気量などを確認することができます。また、タッチパネル方式なので、誰にでも簡単に操作することができます。
スマートスターLは安心の10年保証
蓄電池は長期間にわたって使用する機器ですので、長期保証がついていないと不安です。「スマートスターL」は、蓄電池本体およびエネルギーモニターに10年保証がついていますので、取扱説明書等の記載内容に沿って正しい使用をしている限りは、10年間は修理・交換を行ってくれます。
また、電池容量も10年保証に含まれていますので、充電可能容量が60%を下回った場合も無償修理を行ってくれます。
夜間の割安な電気を蓄電して、電気代を削減
「スマートスターL」に夜間の割安な電気を蓄電し、昼間に「スマートスターL」にためた電気を使用することで、電気代の削減につなげることができます。その際、「スマートスターL」の電気が足りなくなったら、電気会社から売電します。
ピークカット・ピークシフトにも貢献
同じように、「スマートスターL」にためた夜間の割安な電気を、昼間の電力使用量が多いピーク時間帯に使用することで、ピークカット・ピークシフトに貢献することができます。
購入する型番によって2つの使い方が可能
環境に配慮する自家使用優先タイプ
「スマートスターL」の自家使用優先タイプ(型番:LL3098HOS/B)は、昼間に使用する電気を太陽光発電システムで作った電気でまかない、余剰分の電気を売電したり蓄電池に溜めることができます。
より多くの電気を売電できる売電優先タイプ
「スマートスターL」の売電優先タイプ(型番:LL3098HOS/A)は、蓄電池にためた電気を昼間に使い、太陽光発電で作った電気をできる限り売電に回すことができます。
スマートスターLのスペック
定格容量:9.8kWh
実効容量:8.8kWh
定格出力(パワーコンディショナ出力):系統連系/自立運転 3kVA
定格電圧(系統連系):単相3線 AC202V 50/60Hz
自立運転:単相2線 AC101Vまたは単相3線 AC202V 50/60Hz
期待寿命:6,000サイクル
外部寸法:約762mm(幅) x 約1,145mm(高さ) x 約440mm(奥行き)
重量:約195kg(脚部含む)
設置方法:定置型
設置場所:屋外
希望小売価格:285万円(税別、工事費別)
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