IHクッキングヒーターの買い替え時期

IHクッキングヒーターが壊れたとき、交換に向いている人と、故障に向いている人の特徴を紹介。また買い替え・交換時に知っておきたいIHクッキングヒーターの種類や便利な機能なども解説中。

IHクッキングヒーターが壊れたら修理or買い替えどっち？

IHクッキングヒーターが故障してしまうと、修理をするか交換をするか選ぶことになります。ここでは、交換に向いている人と修理に向いている人の特徴をそれぞれ紹介していきたいと思います。

IHクッキングヒーターの交換に向いている人

IHクッキングヒーターを10年以上使用している。
一年の間に3～5回以上調子が悪くなる。
現在のIHの機能に不満がある。
修理費用が10万円以上かかる重度の故障の場合。

上記に挙げた項目に該当するものが多かった人は、IHクッキングヒーターを交換することがオススメです。特にIHクッキングヒーターを10年以上使用している人は、修理用の交換部品がメーカーから無くなって修理自体ができない可能性もあります。（メーカーの部品保管期間は生産終了後10年間のため）

また、重度の故障で多額の修理費が必要だったり、IHクッキングヒーターが一年間に何度も不具合があるような場合も、修理をするよりは買い替えたほうがお得である可能性が高いです。

IHクッキングヒーターの修理に向いている人

IHクッキングヒーターがメーカー保証や有料延長保証の期間内。
修理費用が3万円以下の軽度な故障。
使用してからはじめての故障。
数年以内にIHクッキングヒーターを購入した。

上記に挙げた項目に該当するものが多かった人は、IHクッキングヒーターを修理することがオススメです。特にメーカー保証や有料延長保証の期間内の人は、無料で修理を行えますので、積極的に修理するようにしましょう。また、保証期間外の人でも、使用をはじめてから最初の故障だったり、修理費用が数千円～数万円程度に収まるのであれば、修理をして様子を見たほうが無難かもしれません。

交換するIHクッキングヒーターの選び方

現在お使いのIHクッキングヒーターをチェック

IHクッキングヒーターには3つの種類があります。まずは、現在使用中のIHクッキングヒーターがどの種類なのかを確認しましょう。

ビルトイン型

ビルトイン型は「埋め込み型」とも呼ばれ、キッチンの中に埋め込んで使用するタイプのIHクッキングヒーターです。設置する幅は60cmと75cmがあり、違う幅のものを購入してしまうと設置できないので注意してください。また据え置きタイプよりも高機能ですが、最も購入費用がかかります。

据え置き型

キッチンの上に据え置いて使うことから、据え置き型と呼ばれているIHクッキングヒーターです。設置する幅は60cmと75cmがあり、違う幅のものを購入してしまうと設置できないので注意してください。またビルトイン型よりは機能が劣りますが、安価で購入することができます。

卓上IHクッキングヒーター

IHヒーターがひとつだけの一口IHクッキングヒーターなどが主流で、ひとり暮らしの方やキッチンスペースが少ない方、屋外に持ち運びして使用する場合などに重宝されています。ビルトイン型、据え置き型に比べて最も機能がシンプルかつ安価です。

最近のIHクッキングヒーターの機能をチェック

IHクッキングヒーターを交換するにあたって、最新機種の機能を知っておくことも重要です。もし「使ってみたい！」と思える機能があれば、その機種を選ぶようにしましょう。以下は、オススメの最新機能です。

グリル自動調理機能…

さんま等の魚を、IHクッキングヒーターのグリルで両面焼きすることができます。また、最近ではグリルのお手入れも簡単にできるIHクッキングヒーターも登場しています。

自動炊飯機能…

鍋にお米と水を入れて、IHクッキングヒーターでお米を炊くことができる機能です。

吹きこぼれ通知機能…

故障の原因の中でも多い吹きこぼれを検知して、事前に知らせてくれる機能です。

レンジフード連動機能…

IHクッキングヒーターで加熱をはじめると、自動でレンジフードの換気がはじまります。ただし、連動機能に対応したレンジフードが必要になります。

迷ったら実際にさわれるショウルームへ

その他にも、IHクッキングヒーターを選ぶポイントは沢山あります。たとえばキッチンとの色合いや、操作パネルなどの使いやすさも重要だと思います。IHクッキングヒーターのメーカーが主催しているショウルームに行くと、無料で最新のIHクッキングヒーターを見学することもできます。「自分の手で触ってみたい！」という方は、是非ショウルームへ足を運んでみましょう。