そこで今回は、ネクストエナジーの蓄電池の特徴について解説します。搭載している機能やおすすめのネクストエナジー蓄電池などを紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

ネクストエナジーとは?

ネクストエナジーは大手メーカーに比べると知名度は低いですが、太陽光発電システムや蓄電池の分野で着実に知名度と実績を積み上げている企業です。

2003年に自然エネルギー利用のトータルサポート企業として創立すると、マイクロ水力発電の実証実験が国のモデル事業に採用され、国内初の中古太陽光発電装置の売買センターを運営するなど、他の企業にない取り組みを行っています。

ネクストエナジーは家庭で電気を作って使う次世代のライフスタイルを提供しており、各家庭にあった太陽光発電システムや蓄電池、ソーラーカーポートなどを販売しています。

商品によっては長期の25年長期保証が付き、トラブルがあったときは交換費用が不要で、日本全国スピーディーな対応をするなど、充実のアフターサービスを展開しています。そのため、ネクストエナジーの商品を購入して満足したという評判は多いです。

ネクストエナジーの蓄電池の特徴は?

 

ネクストエナジーの蓄電池の特徴は、全負荷型で蓄電容量が大容量のタイプを販売していることです。

全負荷型で蓄電容量が多い蓄電池は、停電が起きた時に全ての部屋に給電ができ、停電が長期化した場合でも対応しやすいというメリットがあります。

つまり、停電に備えて蓄電池を購入したいと考えている方に、ネクストエナジーの蓄電池はおすすめです。

全負荷型とは?

蓄電池は大きく分けると、全負荷型と特定負荷型の2種類があります。

全負荷型は停電時に全ての部屋のコンセントに電力を送ることができる蓄電池のことです。エアコンやエコキュートなどの200V家電製品にも対応しているため、日常に近い生活を送ることができます。

一方、特定負荷型は停電時に事前に決めた部屋のコンセントにだけ電力を送る蓄電池のことです。

ネクストエナジーの蓄電池はすべて全負荷型のため、停電が起きても全ての部屋に給電されるので、普段通りの生活を送りたいと考えている方におすすめです。

ただし、ネクストエナジーの蓄電池は全負荷型単機能タイプと全負荷型ハイブリッドタイプの2種類に分かれているので、選ぶ時は注意しましょう。

単機能タイプとハイブリッドタイプとは?

蓄電池や太陽光発電システムは電力を住宅で使用するため、あるいは蓄電池に蓄えるために、電力を変換するためのパワーコンディショナーがそれぞれに必要です。

単機能タイプの蓄電池はパワーコンディショナーが太陽光発電システムとは別々になっており、ハイブリッドタイプの蓄電池は太陽光発電システムと同じパワーコンディショナーを使用できます。

ネクストエナジーでは「iedenchi-Hybrid」がハイブリッドタイプ、「iedenchi-NX」と「iedenchi-NX Premium」が単機能タイプとなっています。

そのため、これから太陽光発電システムと一緒に蓄電池を設置しようと考えている方は「iedenchi-Hybrid」がおすすめで、既に太陽光発電システムや単機能タイプの蓄電池を設置している方は「iedenchi-NX」と「iedenchi-NX Premium」を検討してみましょう。

ネクストエナジーの蓄電池のラインナップは?

ネクストエナジーの蓄電池のラインナップは以下のとおりです。

• iedenchi-Hybrid
• iedenchi-NX
• iedenchi-NX Premium

全て全負荷型の蓄電池になります。ネクストエナジーの蓄電池について、順番に解説します。

iedenchi-Hybrid

iedenchi-Hybridは蓄電容量が10.24kWhと大容量のため、停電時でも日常に近い生活を送りたい方におすすめの蓄電池です。

全負荷型ハイブリッドタイプの蓄電池のため、停電時にも全ての部屋で電気が使用できます。エアコンやIHクッキングヒーターやエコキュートなどの200V家電製品にも対応しているので、オール電化住宅にも最適の機種です。

また、太陽光発電システムを導入していれば、非常用コンセント以外の家全体のコンセントが使用可能です。日本の平均的な家庭の一日の消費電力を賄えるほど大容量の蓄電池なので、停電が起きても普段と変わらない生活を過ごせます。

オプション品として蓄電池ユニット専用保温カバー「ヒートシェル」を販売しています。蓄電池は一定気温以下の地域だと蓄電能力が下がってしまうため、設置できないケースがあります。

「ヒートシェル」には専用のヒーターが内蔵されているため、氷点下となる寒冷地でも蓄電池を導入できます。寒冷地だから設置できないと断られた方は、「ヒートシェル」があるiedenchi-Hybridを検討してみましょう。

iedenchi-NX

iedenchi-NXも全負荷型単機能タイプの蓄電池で、蓄電容量が9.8kWhと大容量です。日本の平均的な家庭の一日の消費電力約10kWhを賄えるので電気料金の節約を考えている方にもおすすめの機種になります。

また、iedenchi-NXにはAI(人工知能)機能が搭載されています。日々の消費電力や生活パターン、天気予報のデータなどをAIが学習して、最適な電力制御を自分で行います。

例えば、翌日が雨なら発電量が下がると予想できるので、電気代が安い時間帯に買電をして電力を蓄えるという行動を蓄電池が自分で判断します。適切な行動を蓄電池のAIが行ってくれるので、ユーザーが自分でコントロールする必要はありません。

他にも、設置した地域で気象警報が発令されると、自動的に蓄電を優先するモードに切り替わります。台風が来て停電する可能性を予測して備えてくれるので安心です。

iedenchi-NX Premium

iedenchi-NX Premiumはネクストエナジーの蓄電池のなかでは蓄電容量が13.16kWhと最も多い機種です。日本の平均的な家庭の約1.5日分の消費電力を賄うことができます。

全負荷型単機能タイプで200V家電製品にも対応しているので、停電が起きても普段と変わらない生活を過ごせます。また、AIを搭載しているので、日々の電力制御を自動で最適化し、警報が発令されたら災害に備えて電力を蓄えてくれます。

他にも、iedenchi-NX Premiumでは、EV(電気自動車)への200V充電が可能です。EV/PHEVに標準付属の車載ケーブルを利用しての充電となりますが、環境に配慮したオール電化住宅やZEH住宅を目指している方におすすめの蓄電池になります。

エコ突撃隊でおすすめのネクストエナジーの蓄電池

エコ突撃隊では、ネクストエナジーの「iedenchi-Hybrid」と「iedenchi-NX」を販売しています。次の表は、それぞれのスペックを簡単にまとめたものです。

	iedenchi-Hybrid	iedenchi-NX
型番	NXS-MHESS001	NX3098-HNS/Y NX3098-HNS/X
タイプ	ハイブリッド	単機能
型	全負荷対応型	全負荷対応型
蓄電容量	10.24kWh	9.8kWh
自立出力	3.0kVa	3.0kVA
その他	200V家電に対応	200V家電に対応 AI機能搭載

ネクストエナジーは全負荷型蓄電池のため、停電が起きたとしても日常に近い生活を送ることができる蓄電池です。

どちらも蓄電容量が10kWh前後と大容量タイプですが、大きな違いはAIの有無です。AI機能を搭載しているのが「iedenchi-NX」で、「iedenchi-Hybrid」は搭載していません。

そのため、販売価格も「iedenchi-Hybrid」よりも「iedenchi-NX」のほうが若干ですが高くなっています。

また、「iedenchi-NX」は売電を優先する押し上げ効果を搭載しているNX3098-HNS/Xと、押し上げ効果を搭載していないNX3098-HNS/Yに分かれています。

太陽光発電システムで発電された電力は、自家消費分を差し引いた余剰電力を電力会社に売電できます。売電時に蓄電池を活用すれば、余剰電力が増えるので売電できる電力を増やすことが可能です。

上記の活用を押し上げ効果と呼び、蓄電池によっては電力が安い時間帯に買電をして、日中の余剰電力を増やそうとします。「iedenchi-NX」の場合、NX3098-HNS/Xには押し上げ効果が搭載されており、NX3098-HNS/Yに搭載されていません。

太陽光発電システムを導入して売電を積極的に行いたいと考えているなら、NX3098-HNS/YよりもNX3098-HNS/Xのほうがおすすめです。

ただし、押し上げ効果は節電に繋がらないとして、売電価格の単価を下げる措置を取っているので、かえって損をする可能性はあります。

蓄電池だけを購入するなら「iedenchi-Hybrid」、太陽光発電システムを導入してAIによる適切な電力バランスを目指したいなら「iedenchi-NX」を検討してみましょう。

まとめ

以上が、ネクストエナジーの蓄電池の解説になります。ネクストエナジーの蓄電池は全て全負荷型で、蓄電容量が大容量なタイプとなっています。

ネクストエナジーの蓄電池を選ぶ時は、AIが必要なのかどうか、太陽光発電システムと一緒に導入するかどうかなどを条件に組み込むと決めやすいです。

エコ突撃隊では、ネクストエナジーだけでなく、様々なメーカーの蓄電池を正規品よりも低下価格でご提供しております。

丁寧でこだわりの施工を心がけており、これまでに多くのお客様に喜んで頂いております。蓄電池のことでご相談がありましたら、ぜひエコ突撃隊までご連絡ください。

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