オール電化
2023/06/15
北海道電力の値上げはいつから?値上げ額や値上げ率、値上げへの対策などをわかりやすく解説
北海道電力の値上げ申請が認められたため、2023年6月より電気量料金が変更になります。今回の値上げは低圧向けの規制料金と自由料金を一斉に変更するので、北海道電力と契約している多くの方が影響を受ける可能性は高いです。
そこで今回は、北海道電力の値上げについて解説します。値上げ額や値上げ率、値上げへの対策も解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
北海道電力の規制料金の値上げは6月1日から適用される
昨今の社会情勢の変化や卸電力市場の高騰などを受けて、大手電力会社は規制料金の値上げの申請を行っていました。
北海道電力の場合、2023年1月26日に経済産業大臣に変更認可申請を行い、国の審査を受けた結果、2023年6月1日より低圧規制料金の値上げを実行します。また、低圧自由料金も同時に値上げを行うので、北海道電力に契約している方は注意が必要です。
規制料金ごとに値上げ額や値上げ率は異なりますが、おおよその目安としては6月1日から規制料金が平均23.22%値上げします。
例えば、従量電灯Bに契約しており、契約電流30Aの家庭で1カ月の使用電力量が230kWhだった場合、2023年5月31日までの電気量料金では8,391円でしたが、6月1日以降の料金では10,287円になり、値上げ幅は1,896円、値上げ率は22.6%です。
規制料金の値上げは国で審査が行われ、値上げ額や値上げ率に対して修正が行われます。今回も修正が行われており、当初の申請内容では平均34.87%の値上げでした。
申請時の値上げ内容だった場合は、電気量料金が11,229円で、値上げ幅は2,838円、値上げ率は33.8%を考えると、当初の想定よりも、値上げ額や値上げ率が多少抑えられています。
北海道電力の値上げの詳細
北海道電力の家庭向け料金メニューは以下の通りです。
名前 | 概要 |
---|---|
従量電灯 | 家庭などで電気をご使用される方向けの標準的な規制料金メニュー |
エネとくポイントプラン | 従量電灯B(10A~60A)で契約している方向けの自由料金メニュー |
エネとくSプラン | 毎月の電気料金が5,000~8,000円程度の方向けの自由料金メニュー |
エネとくMプラン | 毎月の電気料金が8,000~15,000円程度の方向けの自由料金メニュー |
エネとくLプラン | 毎月の電気料金が15,000円以上の方向けの自由料金メニュー |
エネとくシーズンプラス | エアコンをお持ちの方向けの自由料金メニュー |
エネとくスマートプラン | エコキュートやエアコンなどのヒートポンプ機器を利用している方向けの自由料金メニュー |
eタイム3プラス | エコキュートやエアコン等のヒートポンプ機器に加え家庭用の電気式ロードヒーティングなどを利用している方向けの自由料金メニュー |
従量電灯以外はすべて自由料金となっています。上記料金メニューの値上げについて、順番に解説します。
従量電灯
北海道電力では、従量電灯A・B・Cの三種類があり、最大電力や電気量料金などが違うので、おすすめの対象が次の通り異なります。
- 従量電灯A…アパートやマンションなどの共同灯向け
- 従量電灯B…一般的な住宅向け
- 従量電灯C…大型住宅や小売店、医院など
従量電灯の値上げ前、値上げ後の料金単価は以下の通りです。
種別 | 区分 | 単位 | 値上げ前 | 値上げ後 | |
---|---|---|---|---|---|
従量電灯A | 最低料金 | 最初の9kWhまで | 317.20円 | 403.70円 | |
電力量料金 | 上記超過1kWhごとに | 27.63円 | 35.44円 | ||
従量電灯B | 基本料金 | 10A | 1契約 | 341.00円 | 374.00円 |
15A | 511.50円 | 561.00円 | |||
20A | 682.00円 | 748.00円 | |||
30A | 1,023.00円 | 1,122.00円 | |||
40A | 1,364.00円 | 1,496.00円 | |||
50A | 1,705.00円 | 1,870.00円 | |||
60A | 2,046.00円 | 2,244.00円 | |||
電力量料金 | 最初の120kWhを超えるまで | 1kWh | 27.63円 | 35.44円 | |
120kWh~280kWhまで | 33.92円 | 41.73円 | |||
280kWh~ | 37.64円 | 45.45円 | |||
最低月額料金 | 1契約 | 250.80円 | 403.70円 | ||
基本料金 | 1kVA | 341.00円 | 374.00円 | ||
従量電灯C | 電力量料金 | 最初の120kWhを超えるまで | 1kWh | 27.63円 | 35.44円 |
120kWh~280kWhまで | 33.92円 | 41.73円 | |||
280kWh~ | 37.64円 | 45.45円 |
例えば、従量電灯Bを契約していて、契約電流30A、1カ月の使用電力量が300kWhの場合、現行料金は10,938円ですが、値上げ後は13,380円になり、値上げ額は2,442円、値上げ率は22.2%です。
規制料金は使用電力量が多くなるほど、1kWh当たりの電気量単価が割高になっていきます。当初の値上げ申請では、値上げ額も使用電力量に比例して割高になる予定でしたが、国からの修正指示により一律となっています。
エネとくポイントプラン
エネとくポイントプランは、従量電灯Bに比べて基本料金が110円安く、毎月の電気料金200円につき、ほくでんエネモールのエネモポイントが1ポイント進呈されます。1ポイント1円で利用できるので、従量電灯Bよりもお得になる可能性があります。
エネとくポイントプランの値上げ前、値上げ後の料金単価は以下の通りです。
区分 | 単価 | 値上げ前 | 値上げ後 | |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 10A | 1契約 | 231.00円 | 264.00円 |
15A | 401.50円 | 451.00円 | ||
20A | 572.00円 | 638.00円 | ||
30A | 913.00円 | 1,012.00円 | ||
40A | 1,254.00円 | 1,386.00円 | ||
50A | 1,595.00円 | 1,760.00円 | ||
60A | 1,936.00円 | 2,134.00円 | ||
電力量料金 | 最初の120kWhを超えるまで | 1kWh | 32.54円 | 35.44円 |
120kWh~280kWhまで | 38.83円 | 41.73円 | ||
280kWh~ | 42.55円 | 45.45円 |
例えば、エネとくポイントプランを契約していて、契約電流30A、1カ月の使用電力量が300kWhの場合、現行料金は12,242円ですが、値上げ後は13,206円になり、値上げ額は964円、値上げ率は7.8%です。
更に、ほくでんエネモールのエネモポイントが66ポイント分貯まります。同じシミュレーションを従量電灯Bで行うと値上げ後は13,380円になるので、基本料金が110円安く、ポイントが貰えるエネとくポイントプランは魅力的です。
エネとくSプラン
エネとくSプランは、毎月の使用電力量が150kWhまで定額の料金メニューになります。値上げ前、値上げ後の料金単価は以下の通りです。
区分 | 単価 | 値上げ前 | 値上げ後 | |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 10A | 1契約 | 341.00円 | 374.00円 |
15A | 511.50円 | 561.00円 | ||
20A | 682.00円 | 748.00円 | ||
30A | 1,023.00円 | 1,122.00円 | ||
40A | 1,364.00円 | 1,496.00円 | ||
50A | 1,705.00円 | 1,870.00円 | ||
60A | 2,046.00円 | 2,244.00円 | ||
電力量料金 | 150kWhまで | 1契約 | 4578.50円 | 5,027.00円 |
150kWhを超える分 | 1kWh | 40.94円 | 45.19円 |
エネとくSプランは1カ月の使用電力量が250kWh程度の家庭向け料金メニューです。例えば、契約電流30Aで、1カ月の使用電力量が250kWhの場合、エネとくSプランと従量電灯Bでは次のように電気料金が異なります。
電気料金 | |
---|---|
エネとくSプラン | 11,419円 |
従量電灯B | 11,018円 |
毎月の使用電力量が安定して少ない方は、従量電灯BやエネとくポイントプランよりもエネとくSプランを検討してみましょう。
エネとくMプラン
エネとくMプランは、毎月の使用電力量が250kWhまで定額の料金メニューになります。ただし、契約電力が60A以下の場合はエネとくMプランBが、7kVa以上の場合はエネとくMプランCが適用されます。
エネとくMプランの値上げ前、値上げ後の料金単価は以下の通りです。
種別 | 区分 | 単価 | 値上げ前 | 値上げ後 | |
---|---|---|---|---|---|
エネとくMプランB | 基本料金 | 10A | 1契約 | 341.00円 | 374.00円 |
15A | 511.50円 | 561.00円 | |||
20A | 682.00円 | 748.00円 | |||
30A | 1,023.00円 | 1,122.00円 | |||
40A | 1,364.00円 | 1,496.00円 | |||
50A | 1,705.00円 | 1,870.00円 | |||
60A | 2,046.00円 | 2,244.00円 | |||
電力量料金 | 250kWhまで | 1契約 | 8475.19円 | 9218.00円 | |
250kWhを超える分 | 1kWh | 40.89円 | 44.86円 | ||
エネとくMプランC | 基本料金 | 1kVA | 341.00円 | 374.00円 | |
電力量料金 | 250kWhまで | 1契約 | 8190.00円 | 8943.00円 | |
250kWhを超える分 | 1kWh | 39.82円 | 43.76円 |
エネとくMプランは1カ月の使用電力量が250kWh~400kWh程度の家庭向け料金メニューです。例えば、契約電流30Aで、1カ月の使用電力量が400kWhの場合、エネとくMプランと従量電灯Bでは次のように電気料金が異なります。
電気料金 | |
---|---|
エネとくMプランB | 18,065円 |
従量電灯B | 17,629円 |
毎月の使用電力量が250kWh~400kWh程度になる方は、従量電灯BやエネとくポイントプランよりもエネとくMプランへの切り替えをおすすめします。
エネとくLプラン
エネとくLプランは、毎月の使用電力量が400kWhまで定額の料金メニューになります。ただし、契約電力が60A以下の場合はエネとくLプランBが、7kVa以上の場合はエネとくLプランCが適用されます。
エネとくMプランの値上げ前、値上げ後の料金単価は以下の通りです。
種別 | 区分 | 単価 | 値上げ前 | 値上げ後 | |
---|---|---|---|---|---|
エネとくLプランB | 基本料金 | 10A | 1契約 | 341.00円 | 374.00円 |
15A | 511.50円 | 561.00円 | |||
20A | 682.00円 | 748.00円 | |||
30A | 1,023.00円 | 1,122.00円 | |||
40A | 1,364.00円 | 1,496.00円 | |||
50A | 1,705.00円 | 1,870.00円 | |||
60A | 2,046.00円 | 2,244.00円 | |||
電力量料金 | 400Whまで | 1契約 | 14,597.15円 | 15,664.00円 | |
400kWhを超える分 | 1kWh | 40.83円 | 44.19円 | ||
エネとくLプランC | 基本料金 | 1kVA | 341.00円 | 374.00円 | |
電力量料金 | 400kWhまで | 1契約 | 14,149.00円 | 15,312.00円 | |
400kWhを超える分 | 1kWh | 39.77円 | 43.09円 |
エネとくMプランは1カ月の使用電力量が400kWh以上になる家庭向け料金メニューです。例えば、契約電流30Aで、1カ月の使用電力量が500kWhの場合、エネとくLプランと従量電灯Bでは次のように電気料金が異なります。
電気料金 | |
---|---|
エネとくLプランB | 22,750円 |
従量電灯B | 21,905円 |
仕事や家庭の都合で節電ができず、毎月の使用電力量が400kWh程度になる方は、従量電灯BやエネとくポイントプランよりもエネとくLプランがおすすめです。
エネとくシーズンプラス
エネとくシーズンプラスはエアコンを保有している、あるいは新たに設置して、夏季の冷房用・除湿用として利用する方向けの料金メニューです。なお、契約電流が60A以下の方はエネとくシーズンプラスB、7kVA~10kVAの方はエネとくシーズンプラスCになります。
値上げ前、値上げ後の料金単価は以下の通りです。
種別 | 区分 | 単価 | 値上げ前 | 値上げ後 | |
---|---|---|---|---|---|
エネとくシーズンプラスB | 基本料金 | 30A | 1契約 | 1,056.00円 | 1,122.00円 |
40A | 1,408.00円 | 1,496.00円 | |||
50A | 1,760.00円 | 1,870.00円 | |||
60A | 2,112.00円 | 2,244.00円 | |||
電力量料金(冬期間) | 200kWhまで | 1契約 | 7,113.00円 | 15,312.00円 | |
200kWhを超える分 | 1kWh | 43.43円 | 43.09円 | ||
電力量料金(その他期間) | 200kWhまで | 1契約 | 6,347.40円 | 6,831.00円 | |
200kWhを超える分 | 1kWh | 37.93円 | 41.13円 | ||
料金割引 | エアコン割引額 | 1契約 | 305.36円 | 330.00円 | |
エネとくシーズンプラスC | 基本料金 | 1kVA | 352.00円 | 385.00円 | |
電力量料金(冬期間) | 200kWhまで | 1契約 | 6,745.60円 | 7,216.00円 | |
200kWhを超える分 | 1kWh | 42.77円 | 45.53円 | ||
電力量料金(その他期間) | 200kWhまで | 1契約 | 5,964.60円 | 6,424.00円 | |
200kWhを超える分 | 1kWh | 37.49円 | 40.03円 | ||
料金割引 | エアコン割引額 | 1契約 | 305.56円 | 330.00円 |
エネとくシーズンプラスでは、毎年11月1日から翌年2月28日を冬期間として、ほかの期間をその他期間としており、期間によって電気量料金が異なります。
例えば、エネとくシーズンプラスBを契約していて、契約電流30A、1カ月の使用電力量が300kWhの場合、現行料金は年額161,568円ですが、値上げ後は173,662円で、値上げ額は年間12,094円、値上げ率は7.4%です。
エネとくスマートプラン
エネとくスマートプランはエコキュートやエアコンなどのヒートポンプ機器を利用している方向けの料金メニューで、時間帯によって電気量料金が変動します。
エネとくスマートプランの値上げ前、値上げ後の料金単価は以下の通りです。
区別 | 単位 | 値上げ前 | 値上げ後 | |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 1kW | 396.00円 | 437.00円 | |
電力量料金 | 日中時間 | 1kWh | 35.62円 | 38.04円 |
夜間・日祝時間 | 1kWh | 26.20円 | 29.06円 |
平日と土曜日の8時から22時までが日中時間、ほかの時間帯を夜間・日祝時間として電気量料金が変動します。ただし、エネとくスマートプランを契約するには、次の条件を満たす必要があります。
- 暖房・給湯の熱源が電気である
- ヒートポンプ式の電気暖房機、または電気給湯器を持つ
つまり、エコキュートを保有しているとエネとくスマートプランに加入できます。
eタイム3プラス
eタイム3プラスは、エコキュートやエアコン等のヒートポンプ機器に加えて、家庭用の電気式ロードヒーティングなどを利用している方向けの料金メニューです。1日を3つの時間帯に分けて電気量料金を設定しており、冬期間の電力量料金が10%割引されます。
eタイム3プラスの値上げ前、値上げ後の料金単価は以下の通りです。
種別 | 区別 | 単位 | 値上げ前 | 値上げ後 |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 6kVAまで | 1契約 | 2,215.48円 | 2,772.00円 |
7kVA~8kVAまで | 2,724.74 | 3,212.00円 | ||
9kVA~10kVAまで | 3,234.00円 | 3,652.00円 | ||
10kVAをこえる1kVAにつき | 473.00円 | 514.80円 | ||
電力量料金 | 午後時間 | 1kWh | 49.24円 | 50.84円 |
朝晩時間 | 39.47円 | 43.43円 | ||
夜間時間 | 23.20円 | 26.36円 |
eタイム3プラスでは、時間帯を次のように分けています。
- 午後時間…13時~19時まで
- 朝晩時間…8時~13時までと、19時~22時まで
- 夜間時間…午後時間と朝晩時間以外の時間帯
なお、冬期間に適用される暖房融雪割引は燃料費調整等前の電気量料金の10%を割引しますが、使用している機器によって上限額が異なるので注意しましょう。
北海道電力の規制料金と自由料金の値上げの違い
北海道電力は2023年6月1日以降、低圧向けの規制料金と自由料金を同時に値上げします。ただし、値上げ率や値上げ額は規制料金の方が高く、値上げ後の電気量料金単価で規制料金と自由料金に大きな違いはありません。
北海道電力が発表している資料にも、低圧自由料金の値上げ額は規制料金の電気料金水準を踏まえて設定しており、「規制料金と自由料金の燃料費調整は同額となる」とあります。
そのため、電気の使い方やライフスタイルによっては規制料金よりも自由料金を選んだほうがお得になる可能性はあります。
北海道電力の値上げの対策
北海道電力の規制料金の平均値上げ率は約22%です。つまり、使用電力量を約22%減らすことができれば、値上げの影響を最小限に抑えることができます。
使用電力量を減らす方法として代表的なのは節電です。例えば、次のような省エネ・節電方法を実践してみましょう。
- 不要な照明は消す
- 省エネ性能の高いLED電球に交換する
- テレビを省エネモードに切り替えて、点けている時間を短くする
- 冷蔵庫の設定温度を下げて、食品を詰め込みすぎない
- ご飯は一度に大量に炊いて、余った分を冷凍保存する
- 暖房便座の設定温度を低くするなど
ただし、節電だけで使用電力量を20%以上減らすことは難しいので、省エネ性能の高い住宅機器の導入も検討してみましょう。
おすすめはエコキュートです。エコキュートとは、空気の熱を圧縮してお湯を沸かす給湯器で、年間ランニングコストがほかの給湯器に比べて抑えられています。
エコキュート | 電気温水器 | 石油給湯機 | ガス給湯器 | |
---|---|---|---|---|
北海道電力エリア | 約32,400円 | 約108,000円 | 約81,600円 | 約109,200円 |
東北電力エリア | 約21,600円 | 約80,400円 | 約73,200円 | 約104,400円 |
北陸電力エリア | 約20,400円 | 約82,800円 | 約72,000円 | 約118,800円 |
東京電力エナジーパートナーエリア | 約24,000円 | 約102,000円 | 約67,200円 | 約78,000円 |
中部電力エリア | 約24,000円 | 約99,600円 | 約68,400円 | 約87,600円 |
関西電力エリア | 約20,400円 | 約86,400円 | 約64,800円 | 約81,600円 |
中国電力エリア | 約22,800円 | 約91,200円 | 約68,400円 | 約112,800円 |
四国電力エリア | 約26,400円 | 約126,000円 | 約67,200円 | 約99,600円 |
九州電力エリア | 約18,000円 | 約78,000円 | 約66,000円 | 約108,000円 |
沖縄電力エリア | 約10,800円 | 不明 | 約56,400円 | 約54,000円 |
実際のランニングコストはエコキュートの性能やお湯の使い方によって変動するため、表の年間ランニングコストはあくまでも目安です。しかし、北海道エリアでガス給湯器からエコキュートへ交換すると年間66,800円も節約できるのは魅力的なポイントになります。
エコキュートは電気を使用するので、使用電力量が増える可能性はあります。また、北海道エリアの場合、電気料金メニューがエネとくスマートプランや、eタイム3プラスに変更する可能性もあるので、電気の使い方によっては電気代が上がってしまう恐れもあります。
一方で、給湯光熱費は大幅に節約できる可能性があるので、北海道電力の値上げへの対策としては有効です。
まとめ
以上が、北海道電力の値上げの解説です。北海道電力は2023年6月1日より、規制料金と自由料金の値上げを実施します。料金メニューごとに値上げ額や値上げ率は異なりますが、今回の値上げにより規制料金と自由料金の料金単価の差がほとんどありません。
そのため、使用電力量やライフスタイル、使用している機器の種類によっては自由料金に切り替えたほうが、電気料金がお得になる可能性はあります。
ただし、自由料金は規制料金と違って燃料費調整額の上限がないので、状況によっては高額な請求が発生する可能性があるので注意しましょう。
「エコ突撃隊」では、エコキュートのほかに、太陽光発電や蓄電池など、電気料金の値上げ対策になる住宅機器を販売しています。電気料金の値上げを抑えたいと考えている方は、ぜひご相談ください。
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